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2011年12月30日 (金)

マリサポの「天皇杯決勝チケット炎上事件」で儲かったのは結局、ダフ屋だった

マリノスサポによる「天皇杯決勝チケット炎上問題」を考察してみました

http://twitter.com/#!/masterlow/status/152376505324933121
2011年12月30日 (金)
天皇杯決勝チケット炎上問題発言まとめ:ますたろう:清義明氏
http://nettarosouko.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-23d5.html

清義明氏の主張で問題なのはまずひとつが「そもそも転売は犯罪」という主張だろう。
チケットの裏面を見てみよう(2011年アビスパ福岡ホームゲーム入場券チケットぴあ発行分より参照)
・営利を目的としたチケットの転売は、いかなる場合にも固くお断りさせていただきます
・転売されたチケットは無効となり、入場をお断りさせていただく場合もございますので、ご注意ください
・転売により購入されたチケットのトラブルについては一切の責任を負いません
とある。
ここで重要なのは清義明氏の主張のように「全ての転売が無効である。犯罪である」ということではないということだろう。

オークションでのチケット転売は違法?
http://allabout.co.jp/gm/gc/3969/2/
犯罪行為として処罰されるのは
・「不特定多数の人に転売目的でチケットを入手し、転売することはダフ屋行為として、各都道府県の迷惑防止条例違反になります」
・「転売のみだけでなく、転売目的で入手することもダフ屋行為とみなされます」ということのようだ
「条例はあくまでこれはダフ屋行為を取り締まるものなので、個人のネット上でチケットの売買は、いまのところ違法性は無し とみなされています」

今回の清義明氏の場合、もし「彼がマリノスが準決勝で負けたことで天皇杯決勝に行く気をなくして京都サポに転売した」としても犯罪行為とはみなされません。
・清義明氏は天皇杯決勝チケットを転売目的で購入した訳ではないということ(彼の愛するマリノスが決勝に進むことを信じて購入したため)

★★彼の「チケットの転売はそもそも違法」という主張は現状では間違いです。その「違法となる転売」と「違法でない転売」区別はちゃんとしないといけません。
その証拠にチケットの裏面に記載されてある「転売されたチケットは無効となり、入場をお断りさせていただく場合もございますので、ご注意ください」も「全ての転売が無効である」とまでは書いてありません。

なぜこのような「事件」が起きたのか。
大きな問題の一つに、天皇杯決勝のチケットが対戦カードが決まる前にほぼ「完売状態」になってしまい対戦カードが決定する準決勝後だと「法律を遵守したやり方」では、非常に手に入れるのが難しいということが挙げられるでしょう。
天皇杯準決勝までは、これまで歴史では、まずチケットが売りきれることはなかったので、今回のような問題も起きなかった。(対戦カードが決定してからチケットを買えばすみました)。「チケットの販売方法」は一つ大きな問題ではあります。それは協会に改善策を求めたいところですが、これについてはここまでにします。

「天皇杯決勝チケットを燃やすことでの弊害」
一番大きな問題は、需要と供給のバランスが崩れ、チケットの裏相場が上がってしまうことだと考えます。
2012年元旦の天皇杯決勝チケットは前売りで完売し、当日券は発売されませんでした。
一般発売で手に入れることができない場合、チケットは「競争市場(裏相場で違法であります)の中に入ってしまい、そこでは需要と供給の関係性で、チケットの値段が決まる」という状況におかれてしまいます。
供給面においては「天皇杯決勝チケットの発売枚数」は決まっています。完売状態ということは、「供給よりも需要が上回る状態」であることは間違いないでしょう。つまり(違法な)裏相場では「需要が供給を上回れば上回るほど」チケットのインフレ化、高額化へ針が振れることになります。フランスW杯での日本戦チケットを見れば明らかです。(特に初戦のアルゼンチン戦は「グレイジープライス」でした。)
清義明氏が、どれだけチケットを燃やしたかは定かではありませんが、彼が燃やせば燃やすほど、ただでさえ数が決まっている「天皇杯決勝チケットの数が減少」、つまり「供給が減少」するわけです。その結果、「供給に対して需要がより増大」し「裏相場のチケット価格」は間違いなく「燃やさなかった場合よりも高騰」したことでしょう。

「マリサポは違法転売をよしとしないルールと秩序を守るサポーターなわけです」と清義明氏は、高らかに宣言しています。しかし、このように経済的側面で分析すると「彼らの行為」は、逆に「ダフ屋を儲けさせた可能性」が非常に高いと言えるでしょう。
「違法転売をよしとしない」のであれば、準決勝後に、京都サポにでも定価で売ってあげれば良かったように思います。彼らが決勝チケットを燃やすことでダフ屋はより多く儲けることができました。 もし京都サポに定価か定価以下で譲ってあげていたら、「ダフ屋の儲け」も少なくなり、ダフ屋撲滅へ前進できたのではないでしょうか。そんな思いがしてなりません。
清義明氏は「チケット燃やすのをやめろという連中は、転売という犯罪行為を幇助してるということですね(笑)」と断言しておりますが、「マリサポの天皇杯決勝チケット炎上事件で儲かったのは結局ダフ屋でした。「営利目的の転売という犯罪行為を幇助してしまった」のは、結局、「決勝チケットを燃やしたマリサポ」だったようです。
こんな馬鹿げたことが日本サッカーで起こらないようにしたいものです。

追伸:文化的な側面で考えた
上記は、「チケット炎上問題」を経済的な側面から考察してみたものです。少し文化的な側面で考えてみたいと思います。

今回の「炎上問題」で最初に頭に浮かんだのは、大昭和製紙名誉会長だった齊籐了英の「俺が死んだらゴッホとルノアールの絵も一緒に荼毘に伏してくれ」発言でした。当時、世界中から非難が巻き起こったことを覚えています。文化とか世界的遺産への冒涜でしょう。

Jリーグ発足以前からある「天皇杯決勝」という「伝統ある舞台」を作り上げてきたのは、日本サッカーに関わる全ての人びとです。(もちろんマリノスも前身の日産時代から何度も天皇杯を獲得しています。天皇杯というタイトルを獲得することでマリノスはクラブとして地位を上げてきたことは否めないでしょう)
多くの人びとの貢献という歴史があればこそ、天皇杯決勝は、例年、満員となり、注目を集めます。観客も入れば入るほど、一般の人の注目も引きつけることになります。今回のマリサポの「天皇杯決勝チケット炎上事件」は、それに泥を塗ったように思えて仕方がありません。齊籐了英の「俺が死んだらゴッホとルノアールの絵も一緒に荼毘に伏してくれ」と同じように「日本サッカーの文化的側面、歴史に泥を塗った」ような気がしてなりません。(うまく書けませんが、この辺で終わります。まとまりましたら、また追記するかもしれません) web拍手 by FC2

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コメント

こんな長文書いてる暇があったらオナニーしてろよwwwwww

投稿: P | 2012年1月17日 (火) 07:38

上のPさんのIPアドレス情報
202.215.106.153 のIPアドレス情報

a.[IPネットワークアドレス] 202.215.106.0/24
b. [ネットワーク名] V-FLETS
f. [組織名] 丸紅アクセスソリューションズ株式会社

ホスト名:d153.GkanagawaFL18.vectant.ne.jp
都道府県 神奈川県
プロバイダー 不明

神奈川県か、マリサポさんかなw

投稿: nettaro | 2012年1月18日 (水) 22:40

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