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2010年4月29日 (木)

アビスパ2010の現時点(4月末時点)での理想的バランスを考えてみた

個人的には
大山
永里 大久保 久藤
末吉 中町
中島 マコ 丹羽 平石
GK六反

のスタメンが理想的なバランスではないかと思っている。(永里と久藤のポジションを入れ替えるのもあり、右と左、どっちが久藤の「創造力」を生かせるかで決めるべきだろう)(佑昌と山形がケガのため外してあるが、本来ならば大山のところに佑昌、平石のところに山形が入る)
アビスパ2010の強みはコンパクトな守備から高い位置でのボール奪取と強力なサイド攻撃であった。攻撃に関する分析はこちらの後半部分を
http://nettaro.way-nifty.com/nettaro_blog/2010/04/20100403-cc7c.html

アビスパの攻撃に関して、不足しているのは「相手DFライン裏への飛び出し」と「攻撃の変化」の2つだ。
・「相手DFライン裏への飛び出し」:DFラインの裏へスピードのある選手が飛び出していくことにより、相手DFラインを下げさせる。そのことで相手DFラインとMFのライン間の距離が離れてセカンドボールを多く拾えるようになる。また徹底的にマークされて潰されているジャンボのポストプレーへのプレッシャーが軽減されるだろう。
・「攻撃の変化」:現時点で最もアビスパ2010に不足しているもの。確かに佑昌&永里の両サイドは強力だ。だがサイドに蓋をされた状態で打破できるほどの突破力(Cロナウドクラス)はない。そこで重要なのは「攻撃の変化」でサイドで有利な1対1の状況を作り出すこと。個人的には両サイドのウィングが強力だったチームとして、ファンハール時代にヨーロッパを制覇したアヤックスが思い浮かぶ。オフェルマルスやFジョージの両ウィングは強力だった。だが、あの時のアヤックスの攻撃で一番重要だったのはトップ下のリトマネンが作り出す「変化」だったと思う。リトマネンの「変化」が、両サイドで有利な状況での1対1を作り出し、両ウィングがサイドを蹂躙できていた。
浅野ヘッド関連でいけば、ベンゲル時代の名古屋も両サイドは岡山&平野という強力な両サイドだったが、その両サイドが、あれだけ生きたのも、ピクシーが「変化」を作り出していたことが大きいと思う。
今のアビスパでは「変化」を作り出すのは中町の役割だろう。だが中町1人では「変化」を作り出すには不十分だ。現在のアビスパで「変化」を作り出すことのできる選手は、やはり久藤だろう。ただし中町と組んでボランチで組ませてはいけない。第2ボランチ同士のコンビでは、ディフェンスの負担が大きすぎて、久藤&中町の両方の攻撃力が損なわれてしまうし、無理して攻撃に行けば、中央にスペースが生まれて、多くのカウンターを食らってしまうだろう。
・MFラインでのディフェンスを考えれば、1枚は末吉(代役は阿部)という第一ボランチが必要だ。水を運ぶ人がいなければ、いい攻撃はできない。久藤はボランチに中町&末吉を置いた状態で、右サイドMFで使うのが、一番生きるように思っている。久藤が右サイドにいることで中町の攻撃面でのタスクが軽減され、久藤&中町でスムーズなゲームメイクとチャンスメイクが生まれるような気がしている。イメージとしてはセルティック時代に中村俊輔(ポジションは右サイドMF)が果たしていた役割だ。でかくて強いCF、強力なウィンガー、上下動を繰り返すことのできるSB、守備能力の高いボランチ、全て揃っている。久藤の創造力を生かすためには、いいバランスだと思うが、どうだろうか。

@アビスパ2010の方向性(高いDFラインと適度な距離を取るMFラインを基本としたゾーンディフェンスとショートカウンター)は間違ってないと思う。開幕から2試合は、その理想をかいま見せてくれた。だが攻撃でのバランスを変える必要がある。そのことを、この4連敗は示唆してるようにも思う。ただし末吉を外して守備のバランスを大きく崩してはいけない。それは「角を矯めて牛を殺す」ようなものだ。(蜂で言い換えると「針を抜いて蜂を殺す」といったものか)。MFラインでの守備能力はアビスパ2010を機能させるための最も重要なポイントだ。だが、篠田はそのことが理解できてないようだ。
繰り返すが、方向性は間違っていない。だがその方向性で結果を出すためのディテールの選択を、篠田がことごとく間違っている。(もちろん都筑デフレの負の遺産で、控え選手がミスを起こして失点して負けた試合も多いが)

追加:個人的には、大塚社長は「篠田更迭、浅野ヘッド昇格」という特効薬を使った方が、アビスパの未来のためにはいいだろう。このままでは都筑デフレ・スパイラルによるアビスパの縮小(観客減少とスポンサー離れ)は、ますます進行するだけだ。コア層には、去年からのアビスパの「変化」は開幕2試合で伝わっていると思う。だがライト層には「監督交代」という処方箋を示さない限り届かないだろう。篠田が監督に昇格して約2年、残念ながら、彼はあまり成長できなかった。離れてしまったライト層も、多くのコア層も、篠田には期待してないと思う。都筑デフレが最後に残した負の遺産が「篠田監督」とも言えるだろう。その負の遺産を切って初めて、都筑デフレかの脱却作業がスタートするような気がしてならないのだ。
*都筑デフレスパイラルとは?
http://nettarosouko.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/201004-b9d8.html

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