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2009年6月21日 (日)

愛媛戦、「篠田アビスパ2009」シーズン終了のお知らせ

アビスパ
高橋18 大久保19
岡本26 鈴木8 ウエ6 中払14
釘崎24 長野5 マコ4 山形3
GK吉田

控え:六反、亨、城後、宮原、佑昌

愛媛
内村8 ジョ9
横谷22 田森6 永井24 赤井16
三上14 金守3 吉川23 高杉28
GK山本

審判:小川直仁
スカパー!解説:大西貴、実況:堀本直克

・天候:曇り、29.1℃、54%(湿度)
松山は今年一番の暑さの模様
・最近、失点が多い愛媛
・12位(愛媛)と13位(アビスパ)の対戦、しかし、この時点で勝ち点差21
・愛媛にいつも間にか永井俊太(柏からのレンタル)がきていた

前半
・2分、赤井のFK、「角度的にクロスだろうという思い込みが強かった」吉田が逆をつかれて失点、1-0
・6分、高橋が粘ったボールを山形が拾ってクロス、いいクロスだったが、ジャンボにわずかに届かず
・7分、左サイドでの鈴木の対応のまずさから、ゴール前、内村が前を向いてボールを持つ。キックフェイントから長野が完璧に外されてシュート、しかし、クロスバーに助けられる
・ジョジマールは裏に抜けるスピードが特徴のFWか?愛媛はさかんにDFラインの裏に入れてくるが、愛媛両FWは、スピードがありそう。仙台の平瀬&ソアレスと違って、長野&マコは、このスピードに対応するのに苦労しそうだ。

(追加分)
・10分:大西「どこでスイッチ(ボールを奪いに連動してプレスをかけるのか)が入るのか、はっきりしていませんよね」
篠田「守りに入る時に、相手のボールを奪う時に、どこで奪いに行く、どこで行かない。メリハリがつきにくいんだ」

・12分、解説・大西「アビスパは攻撃がノッキングしている。ボールを持ってから考えてる選手が多い」
・解説・大西「アビスパは、誰がファースト・ディフェンダーなのか決まっていない。簡単に前を向かせてしまう。愛媛のスピードのある攻撃を受けやすくなる。守備の甘さで愛媛がペースをつかんでいる一番の理由だ。攻守の切り替えも遅い」
・15分、愛媛CK、グラウンダーのクロスを永井がループシュート。吉田がかろうじて押し出す。今日のアビスパはセットプレーの集中力も欠いている模様
・大西「前線の選手、中盤の選手も含めて動きが少ないアビスパ。ボールに対してチームで連動して動いていくことができてないアビスパ。こうなると個で勝負するしかない」
・大西「中盤の選手はFWをフォローする動きはあるが追い越すような動きが全くない」
・18分、バイタルエリアでどフリーの赤井のミドルシュート、長野(?)に当たってコースが変わりゴール、0-2
・大西「愛媛はFWが動いて出来たスペースを中盤の選手が使ったりしている。アビスパは、そういう動きが全くなく、愛媛のブロックの前でボールを回しているだけ、これではなかなかチャンスは作れない」
・大西「ディフェンスの人数はいるが、プレスがかからず、自由にプレーさせてるアビスパ」
・マコの試合前の談話「まだファーストディフェンダーがはっきりしていません。選手全員で共通意識を持ってやらないといけない。スライドする守備がうまくいっていない」
・「チームとして、どこでボールを出さす(?)かはっきりした方がいい」
・「ボールに対して誰も行かない状況。遅れていくから簡単にセンタリング上げられますし、いいボールが入る。フリーでプレーしますから」
・34分:山形へのロングパス「ここも2対1で、ゴールに直結する訳ではない。愛媛にとっては怖くないプレー」
・「福岡の攻撃は縦に早い攻撃が多いのだが、その攻撃をさせないように、しっかりと守備のバランス、Wボランチがしっかりと相手の攻撃を遅らせている」
・「(鈴木惇に関して)彼の良さは、ゴール前の所だと思う。もっとシュートを狙う姿勢を彼には持ってもらいたい。ユース時代、彼のプレーは何度も見たことがあるんですが、その頃の彼はゴール前にどんどん仕掛けて入っていく選手だった。今はボールを落ち着かせる。ボールを動かす係りになっているだけであって、もっともっと前でプレーする彼の姿というのが、福岡の今後、大事になってくる所だと思います」
・「ボールを所持している時、動いているのは岡本だけ」
・「中払がプレスをかけに行って、フリーでボールを蹴らせないようにしているが、他の選手ももっと感じないといけない」
・前半終了、2-0。組織力の違いをまざまざと見せつけられた試合。愛媛は第1クールから進歩してるように見えるが、アビスパは退化してるように思える試合。
あまりの糞試合に思わず寝ころぶサポーターが篠田アビスパの現状を象徴してるようだ。

ハーフタイム:大洲市の紹介ビデオ。毎回思うが、この紹介ビデオ、作り方が昔のNHKが甲子園でやっていた故郷紹介のような感じに見えて仕方がない。

・シュート数:6:3、愛媛の1試合の平均シュート数12本(リーグ5位)、ここまでのアビスパの平均シュート数は9.6本(リーグワースト2位)。分厚い攻撃ができていない。

アビスパ後半開始より2人交代
・ウェリントン→宮原、岡本→城後

後半
・立ち上がり前に人数をかけてくるアビスパ
・「ボールに関してプレスがかかるようになったアビスパ」
・望月「アビスパは大久保&高橋にラフに入れてくるので、そのあたりをきちっとケアしたい。できれば、その入る前を封じこめたい」
・ハーフタイムの指示:望月監督に比べて具体性に欠ける篠田監督(一昨日、38歳の誕生日を迎えたそうです):篠田「チャンスを増やしたい。とにかくゴールに拘ったプレーをしたい」
・58分、愛媛のロングボール、こぼれたボールがDFラインの裏へ。マコが内村のスピードに負けてGKと1対1に。内村が吉田も外してゴール、3-0。
・ピッチから顔を背ける篠田。しかし、この惨状の直接の原因は、彼の指導能力にある。(もちろん最大の原因は、経験のない篠田を監督に選んだ都筑&田部の最凶2トップだが)いわゆる「因果応報」という奴ですね。
・61分、中払→佑昌
・「大久保はプレスをかけているが、中盤の選手、DFの選手、休んでいる選手が多い」
・88分「前線の選手は頑張っている。今、問題なのは中盤とDFラインの選手」
・セットプレー時、笛を吹いていないですぐにリスタートすると「やり直し」を命じる小川主審「選手もフラストレーションを溜めているし、こういうことがゲームを壊している」
・試合終了、3-0。愛媛、5試合ぶりの勝利。アビスパは愛媛に初敗北
シュート数:13:7、CK:8:0(0かよ!)
数字上からも完敗が分かる数字です。
・「(どういう風に立て直していけばいいでしょうか?)チーム一丸となって監督としっかりコミュニケーション取りながらやっていけば、十分、選手個々の力はあると思いますから、監督にもしっかりしたビジョンがあるし力も持ってると思うんですね、篠田監督も。そこをうまく融合していくこと、それが必要だと思います」

(追加分)
・篠田サッカーは「コレクティブ」という言葉から、最も離れた(基本もない)サッカー。
ちなみに「コレクティブなサッカー」とは?
「個人プレーの集積ではなく、統一した意識・戦術の下、組織プレーで戦うサッカー」

*簡単な感想
・愛媛の個々の選手で、アビスパに欲しいと思えるのは永井ぐらいしかいない(個々の選手の力でいけば、アビスパの方が間違いなく上だろう)が、それがこんな結果になってしまうとは。攻守の組織力・連動性は第1クールで対戦した時よりもさらに差が開いていた。
まさに監督の力の差が、そのままゲームに反映されたような試合だった。
・実際にスタンドから見た東京V戦では、前線からのプレスやファーストディフェンダーは、おそらく佑昌がやっていたと思っていた、それが、この段階で決まっていなかったとは。おそらく、どの地点にボールが入った時にプレスをかけに行くかという「ボールの奪い所」も決まっていないのだろう。想像以上に、今の篠田には監督としての能力がないようだ。就任から約1年かけて、篠田は「攻守の組織力・連動性」を、その指導力で低下させ続けてきたと言えるだろう。「攻守共に組織のない個々の力頼りのサッカー」では、今の順位が下がることはあっても上がることはないだろう。「J1昇格?」という言葉が「寝言」にしか聞こえない(苦笑)
・「攻守ともに組織のない篠田アビスパ」がJ1昇格するためには、全盛期のマケレレ(マルコス・セナでも可)、全盛期のカンナバーロ&ネスタ、全盛期のロナウド(バルセロナ時代)、これぐらい揃えないと無理だろう。JのACL参加チーム補欠のMFを補強したところで解決する問題ではない。
・田部GM「篠田は熱い方で前向き。 伸びしろもある。だから信用していく」
田部が本当に、こう思っているなら田部の目は節穴としか思えません(苦笑)
リティ解任の時に、他の監督を引っ張ってこれずS級に受かったばかりの篠田に緊急登板させた時点で、彼のGMとしての能力がないことが証明されていたのだろう。
「無能(都筑社長)が無能(田部GM)を選び、その無能(田部)が、さらなる無能(篠田)を選ぶ」という見事な構図は、「悲劇」を通り越して「喜劇」にさえ思える。
・篠田アビスパでは、2009シーズンのJ1昇格はありえません。2010シーズンも、よっぽどの能力と経験のある「参謀」を呼ばない限りありえないでしょう。今の篠田ではチームの組織力は向上せず退化するばかりです。このまま「篠田アビスパを続ける」ということは、「観客動員もガタ落ちで、借金が増え、スポンサーも離れ、資金がなくなり、選手の質も落ちていき、それがさらなる無惨な敗北を呼ぶ、客が更に減る。」というデフレスパイラル、悪魔のサイクル、無限地獄。そういう地獄に、アビスパに関わる全ての人が巻き込まれるということでしょう。
それにしても2年連続、シーズン半分いかない内にシーズンが終わってしまうとは...。
終わらせない方法は、ただ一つ。優秀な監督を篠田の後任に連れてくることです。
・「都筑続投」というサッカーの神様に対し、舐めきった行動に出た後、アビスパは10試合勝ちに見放されましたが、意見交換会の「舐めきった行動」の後では、さらなる迷走が待っているような気がします。全ては「因果応報」です(苦笑)
@田部GMにできる最後の仕事は、篠田に変えて、能力・経験のある監督を呼ぶことです。
具体的な名前を挙げると前田秀樹や三浦俊也あたりか(私は、三浦のサッカー好きではありません。おそらく結果が出ても博多のサポーターに最終的には拒絶されるでしょう。松田監督のようにね)
それができなければ、田部には永遠に「次」のクラブ編成の仕事は回ってこないでしょう。
それも「因果応報」なのかもしれません。

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コメント

こんにちは
不恰好ながらも形が見えつつあったカウンターサッカーが一転、無意味なパス回しサッカーに戻ってしまってましたね。開始5分で敗北を確信できました。
現在のチーム状況では選手を補強することに何の意味もないと思います。
言われるように「参謀」を補強して更に戦力がダウンするであろう来年以降に備えた方が現実的ですし、サポも納得もするでしょうが・・・やらないでしょうね。

投稿: yuku | 2009年6月21日 (日) 11:28

こんにちは。
>形が見えつつあったカウンターサッカーが一転、無意味なパス回しサッカーに戻ってしまってましたね。
その辺が不思議なんですよね。好調・仙台相手に押し込まれて自然とそうなっただけなのかという気がします(苦笑)
その辺も攻撃の方向性を篠田はチームとして統一・連動させるようにしていないのではないかという気もしています。
・強い相手には、守備の意識が高まってカウンターサッカー
・ある程度、ポゼッションできそうな相手には、(プレッシングの餌食になりやすい)中途半端なポゼッション
選手任せだとこういう傾向になりやすいのかもしれないですね。メンバー的に。

衝撃だったのは、マコの「ファーストディフェンダー」発言でしたね。「リトリートでブロック形成ディフェンス」もいいですが、それでも相手が、「ある地点」に入ってきた時には、連動してボールを奪いに行かないといけない。しかし、MFでもサイドとボランチの2人で、ボールを奪いに行く時の意識がバラバラなんですよね。FWの2人もそうですが。
追加分(10分頃)で、実況が言っていた篠田発言「どこで奪いに行くのか、どこで行かないのかメリハリをつけにくい」という発言を発見しましたが、そのスィッチをチームで連動して入れるという意識付けを篠田はやっていないということの証明のように思います。
ということは篠田は、非常に基本的な決まり事さえ意識を統一させることができないということでしょうかねえ?
(ひょっとしたら丹羽の声で、スイッチを入れていたとかでしょうか?)
私には、今の篠田アビスパが末期のジーコ・ジャパンに見えますね、いろんな意味で。


投稿: nettaro | 2009年6月21日 (日) 13:14

拙い私のブログにありがたいコメント、大変嬉しく光栄です。
無能3兄弟によるデフレスパイラルならぬクラブ消滅スパイラル、まさに現実味を帯びて来て心穏やかではありません。アビスパの長い低レベルの歴史の中でも、今が最低のような気がします。
何とかしなければ。

投稿: 篠栗のアビおやじ | 2009年6月21日 (日) 23:50

篠栗のアビおやじさん
>クラブ消滅スパイラル、まさに現実味を帯びて来て心穏やかではありません。
いろいろ考えましたが、体制を変えるチャンスでもありそうな気がします。
ともかく、今のままの体制(株主総会からど素人社長が、3,4年交代でやってくる)ではダメでしょうねえ。

投稿: nettaro | 2009年6月22日 (月) 19:02

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