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2008年9月29日 (月)

見るたびに違和感を残すTBSの中継、その2

ナンバーNo703、TBS・格闘技番組プロデューサー石井宏昌インタビュー(抜粋)

・初期のK-1MAXではストイックさや殺気を打ち出していった
・格闘技を知らない人に、いかに分かりやすく伝えるか。地上波ゴールデンでは、格闘技ファンだけに向けての番組作りでは、どうしても視聴率がついてこない。そこで人物をしっかり切り取ることで「入り口」にした。原点は世界陸上のノウハウ。

・(その代表例は所のフリーター、風呂なしアパート生活だと)
従来はファイト意外の部分を切り取らない傾向にあった。でも単にうまい選手はたくさんいる。本当にその選手の内面に入っていこうとしたら、丸裸にさせてもらわないといけない。
・(人物の切り取り方として、家族や貧しさというテーマが多いが)
そこが一般層への訴求力の強い部分だと思う。Aクラウスの「5歳になる息子がキックを始めて、それがモチベーションになっている」。こういう切り口だと、子供を持っている方は凄く入り込める。ただ格闘技の本質は真剣勝負、果たし合いという武道的なもの。そこに対するリスペクトは忘れちゃいけない
・(同じ切り口を何度も繰り返すという批判もあるが)
一回で覚えてもらうのは大変な作業。「視聴者は前回のことを忘れているかもしれない」という意識で作らないと。特にゴールデンは浮動層が多いですから。とはいえ「またかよ!」と思う方もいるでしょうから、変化をつけるようにはしてます。少しの時間でも「ああ、あの選手か」となれば、それでいいんですよ。つまりキャッチフレーズがない選手。魔娑斗、KIDで十分に通じるというね。曙もそうです
・(メイン終了後、すぐに番組が終わる演出も気になる。違和感がある)
ご意見は分かるんですが、やはり視聴率なんですよ。試合が終わった瞬間に、数字がガクッと落ちるんです。もう如実に。本当は余韻を残したい。でも数字を見ると「やっぱ切っておくか」となる
・(やはり基準は視聴率)
それだけではないんですが、最大の指針はそこ。分刻みの数字を見れば、視聴者が何を求めているか、どこを喜んでいるか分かりますから
・(試合の合間に別の試合の控え室レポートを入れるのも視聴率を意識してでしょうか)よく「引っ張り」と言われますが、それよりも大事にしているのは「いよいよだぞ」というワクワク感。それに「今日はKIDが出る」「魔娑斗が主役」という縦軸を通す必要もある
・(フジの佐藤大輔が加わったDREAMでは会場と地上波中継で煽りVの内容を若干、変更してるが)
そこはターゲットの違い。今は別でも構わない。理想を言えば、会場も地上波も一緒がいい。一緒というのは、つまり日本中みんな格闘技好きという状態(笑)。格闘技ファンの人たちには、我々の分かりやすく伝える手法は仲間を増やす作業なんだということをご理解いただければ(笑)
・(その仲間が増えている実感は?)
かなり増えていると思う。だから我々の表現の仕方もこれから変わっていくと思います。もちろん根底は変わらないけども。我々だって格闘技ファンをがっかりないというジレンマもある。視聴者に対してハードルを上げるというか、新しいチャレンジをする時期に来ていると思う。たとえば競技性や技術の凄さを可視化するという表現もやっていけたらおもしろい。ここまで来るのにかなり時間はかかったけど。

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