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2007年8月16日 (木)

水戸1-1アビスパ、失った勝点2

   リンコン
久永 久藤  田中
 恭平  光平
   布部
チェコ 亨  弟
  GK神山

控え:GK六反、長野、柳楽、林、宇野沢
交代、久藤→林(63分)、宮崎→長野(73分)、久永→宇野沢(79分)
主審:飯田淳平(26歳、Jリーグデビュー)

この試合で見えたリティの課題
・久藤の使い方。前半はチームで一番パス能力のある久藤をアレックスのポジション(FW)に使ったことで久藤のパス能力が死に、リンコンも孤立し、攻撃が両サイドの突破力に頼るしかなくなった。後半開始からようやく久藤をボランチの位置に下げたが、久藤の調子の悪さもあり、あまり機能はしなかった。個人的には、久藤はもう少し残しておくべきだったように思う。
・リティは林&長野投入で「長野、リンコン、林」の前線に放り込みを始めるが、長野以外はあまり競り勝てず効果的ではなかった。この先発と控えメンバーでは、リードされた場合には「放り込み」以外に選択肢がないことも露呈した。(逆に言うと、このシステムと控えメンバーは先に先制することしか想定していないのだろう。GK以外では控えは4人、そのうちDFが二人でFWが二人。MFの交代で活性化するという打開策がない。)
・カミカゼシステムに変更して5試合目、酷暑の連戦でもコンディション無視でほとんどメンバーの入れ替えをしないことで、全体の運動量が落ちていることも目立った。

もちろん水戸も、かなりアビスパ対策を練ってきていた。両サイドを徹底的に蓋をし、フィットしてきたビジュと小椋の両ボランチを筆頭にハードワークすることで、アビスパの攻撃をつぶした。そして弱点である両サイド裏で勝負する姿勢は見事だったと思う。特にチェッコリのサイド椎原と真行寺のスピードを使っての攻撃は非常に効果的だった。

試合は、布部の執念が勝ち点1をもたらした。展開的に見ればアビスパにとっては勝点1を拾った試合にしか見えない。だが、リティの判断ミスが、試合を苦しくした面も否めないだろう。個人的には勝ち点2を失ったようにしか見えなかった。札幌以外はのきなみ上位が勝ち点を失っていたのが、アビスパにとっては幸いだった。だが、逆に他の上位チームも、他会場の結果を見て「幸い」だと思っているだろう。
J2はまだまだ続く。おそらくドイツ人のリティは暑い夏はかなり苦手だろうが、頭を十分に冷やして考えて1試合1試合に臨んでもらいたいものだ。

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