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2007年7月

2007年7月31日 (火)

紙のプロレス113号での傲慢なダナ・ホワイト

紙のプロレス113号でUFC代表ダナ・ホワイトのインタビューがあった。傲慢さが鼻についたので抜粋をしてみたい。(聞き手:堀江ガンツ)

・私は日本のファンが好きだ。ずっと日本でイベントをやりたいと思っていてうずうずしている。
・(なぜPRIDEは開催されないのか?)PRIDEブランドは強力だ。しかし、まずはテレビ放送契約とスポンサー契約を結ばなくてはならない。それが決まればすぐにでもイベント開催に取りかかれるだろう。
・(PRIDEが続くのかどうかも分からない状態では、スポンサーがつくものもつかないじゃないですか?来年以降のプロモーションのためにも、いまこそイベントを開催すべきだと思うが?)我々は手堅いビジネスをやっている。PRIDEが日本で強いブランドを持っているのに赤字覚悟でやる必要はないだろう
・(UFCも当初は赤字だった。でも投資続けたからこそ、今日の成功に結びついたんじゃないですか?)確かにそうだ。しかしUFCとPRIDEは違う。当時のUFCはまったくブランドとして機能していなかった。しかし、可能性はあったから投資し続けたんだ。今のPRIDEは抜群のブランドを持っている。しかし、人気や知名度とは違う問題によって、テレビ放送が確保できない状態だ。それを打破するためには、投資ではなく違う方法をとる必要がある。
・(DSEは今年の4月まで、地上波復活を目指して大きなスポンサーや地上波放送なしで大会を続けていましたが、その方法については?)ファンにとっては良かったのだろうが、ビジネスとしては正しいとは思わない。私は損をするためにビジネスをやってるわけじゃない。私はテレ部とスポンサー無しで興行を続けてつぶれた会社を目の前で見ているんだ。PRIDEを今後どうしていくかについては、慎重に、そして現実を見てビジネスを進めていかなくてはならない。私はPRIDEが日本において最も強力なブランドであることは認める。でも、それならなぜテレビ局がどこも放送しないんだ?
・(その要因は一つではないと思うが、あなたはどう認識しているのか?)まったく分からないが悲しいことだ。なぜ、日本のテレビ局がPRIDEを放っておくのか、理解出来なくて混乱している。多くのテレビ局はMMAやどこかの団体と苦い経験があるんじゃないか?そしてなぜPRIDEにテレビがつかないのか、それは君たち(マスコミ)がテレビ局に取材して聞いてみるべきことだ。どうしてナンバー2ブランドであるHERO’Sを放送してナンバー1のPRIDEを放送しないのか。PRIDEのオーナーが代わったこのタイミングで、どうして私のところに日本のテレビ局が契約を求めにこないんだ?
・(逆にズッファから日本のテレビ局にアプローチはしなかったんですか?)君は分かっていない。PRIDEそしてUFCを再び放送網に載せることは私のやるべき仕事であることには間違いない。でも、日本でMMAがそんなに人気があって、みんなが観たいと思っているなら、なぜテレビ局はどこも放送しないんだ!日本以外の国では契約に飛びついてきているんだぞ。問題は我々にではなく、日本のテレビ局にあるとしか思えない。放送契約もない段階で、これから何が起こるか探ろうとするのはもうやめておけ。
・(PRIDEの新社長などの新しい陣営の発表すらないのはどうしてでしょう?)何度もいってるが、それはいずれも時間がくればなされるだろう。ただ言えることは、PRIDEのシチュエーションはWECの状況とほとんど同じということだよ、WECとUFCは経営母体が同じで、今では我々UFCのスタッフが運営に参画している。PRIDEもそうなるべきだ。
・(テレビ局と交渉してるのは誰ですか?)私と必要な何人かの人間だ。PRIDEの旧経営陣は通していない。そして日本のテレビ局との交渉は、日本にいるPRIDEのスタッフにやらせる必要は必ずしもない。私はアメリカにいながらにして世界170カ国とテレビ契約を交わしている。(それは世界中でMMAが売り手市場であるということですか?)そうだ。どこへいっても「ウチで放送させてほしい」とテレビ局の方から話が来る。それなのに、世界でも最も人気が高い日本だけが、こちらから「放送しませんか?」と持ちかけても話がまとまらない。アメリカで開催するという選択もありえないことではないが、それもテレビ契約次第だ。PRIDEはそこが全てだ。
・(PRIDEだけではなくUFCの放送すらないことに日本のファンは非常にストレスを感じている。日本でのUFCのテレビ放送は交渉してないのか?)もちろん、それもやっている。私はPRIDEとUFC両方を放送したいんだ。だからテレビ放送獲得の話は、両ブランドをセットでやりたい。この世界の2大ブランドが、なぜ日本でテレビ契約を結んでないのか理解できない。私は君たち日本のメディアにお願いしたい。投資家を動かして日本のテレビ局のお偉いさんのケツを叩くように頼んでもらえないか?きっと何か裏で動いているに違いないからな
・(今日のノゲイラのUFCデビュー戦も日本人はユーチューブで観ているような状況なんですよ)ん?UFC.comで視聴できないのか?(英語サイトのため、そういう人は極めて少数です。サインアップしてたどり着けないんですよ)それは興味深い話だな。ありがとう。早急に日本語版のUFC.comも作るべく動くことにしよう。
・もし日本のファンがUFCやPRIDEを日本で観たいなら、日本のテレビ局に手紙を出すべきだ。そうすれば日本のマガジンが私に同じ質問を繰り返す必要もない。PFWWは無垢でクリーンな会社だ。それでいながら、PRIDEという強力なブランドを持った会社でもある。ここと契約しない理由はないだろう。ファンのみんなは、そういう手紙を書いてくれ。以上だ。

UFCのこれからの展開については大幅に省いたが、傲り高ぶったダナ・ホワイトという人物の現在がよく分かるようなインタビューだったと思う。
要点は
★PRIDEは地上波放送がつかない限り再開しない。
★一番大事なUFCには投資し続けたが、PRIDEにはプロモーションのためでも投資するつもりはない
★PRIDEにテレビがつかないのは、我々ではなくテレビ局に問題がある。
★もしPRIDEやUFCが観たければ、ファンがTV局に手紙を書け

おそらくTV契約がまとまらない最大の原因は、UFCの提示する放映権料が高すぎることなのではないかと推定している。(WOWOWの放送終了も契約更新時に放映権料の大幅UPを要求したことが最大の原因だった)。
http://nettaro.way-nifty.com/nettaro_blog/2007/06/numberpride_fb48.html
ダナは、日本の市場は金を取れるだけ取る場所としか考えてないようにしか思えないし、さらに日本人の熱しやすく冷めやすい性質もほとんど理解してないようだ。おそらく日本でのやり方を理解しようともしてないのだろう。
PRIDEというブランドは一日一日、腐っている。死に体になっている。ダナはそのことを理解してない。もし理解しているならば、それはPRIDEをUFCに吸収合併するための理由にするだろう。UFCの側には無理にPRIDEを再開すべき理由はない。(買収に使った大金はPRIDE契約下の選手を吸収することで元が取れるだろう)。榊原元DSE社長は、売る相手を間違えたのかもしれない。UFCはPRIDEを吸収したことにより非常に強大な帝国になった。ダナ・ホワイトは我が世の春を謳歌してることだろう。だが、ここまで傲り高ぶったダナを観るにつれ、UFCの天下も長く続かないような気もしている。ダナには、平家物語の次の言葉を贈ってあげよう。

祇園精舎の鐘の声  諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色  盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず  ただ春の世の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ  偏に風の前の塵に同じ

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2007年7月30日 (月)

アジアカップを終えて、選手入れ替えのススメ

現在、個人的にはオシム支持派だが、修正点が出てきたように思う。ただ他のサイトでもゲーム運びやいろんな修正点が述べられてるので、それは他にまかせるようにします。

ここでは選手の評価や入れ替え案について述べてみたい

鈴木啓太: 個人的にはいい選手だと思うが、あのポジションでは今野か稲本(フランクフルトでレギュラーを取ることが必要だが)が上だろう。(サウジ戦は疲労と怪我の影響も考慮しないといけないが)アジア最終予選やW杯レベルでは、他国と比べてパスの精度が見劣りするだろう。またそのレベルではボール奪取能力もあまり発揮できないような気がする。

阿部勇樹:CBとしては限界が見えた大会だった。阿部や今野をCBとして使っていたのは、彼らのフィード能力やゲームを組み立てる能力を生かしたかったからだと思うが、この大会では、阿部はCBとしての経験不足を露呈したように思う。レッズにてCBのレギュラーとして経験を積んでいくというなら話は別だが、いずれにせよ、阿部をA代表活動期間中だけCBに使っていくのは非常に危険だ。やはり闘莉王の不在が大きく影を落としたように思えてならない。

加地:この大会、最も精彩を欠いたうちの一人。怪我の影響もあったのだろうが、精彩を欠いていた。サイドバックは3人(加地、駒野、今野)で回していたが、今野は元々ボランチが適性だ。他にいろいろ選手を試すことが必要だろう。(個人的には田中隼磨、服部公太、根本裕一あたりを試してもらいたいのだが、なお現在、JはJ2中心に観戦してるので、調子を落としている選手も入ってます)

羽生:代表の中の役割としてはかつての森島寛晃が担っていた役割をやっていると思う。スペースメイキングや相手の嫌な所に飛び出す能力は優れているが、決定力やドリブル突破能力が国際舞台では力不足だ。ジョーカーとしては全盛期の森島にははるかに及ばない。この大会、彼にとっては非常につらい大会になった。非常に真面目なんだろうが、生真面目すぎて大舞台で活躍できるだけのハートがないのかもしれない。(PK戦の「蹴りたくなかった」発言を聞いて)もちろん、この経験を次に生かしてくる可能性もあるだろう。だが彼には、そんなに多くの時間は残されていない。

俊輔&遠藤&憲剛のユニット:パス回しだけでいけば、このユニットは素晴らしい能力を発揮する。だがエレガントさにバランスが片寄りすぎていたような気がする。日本のFWにビエリやワシントン(浦和)のような強引さを期待できない以上、この3人を並べるだけでなく、ドリブラーが必要だろう。理想は全盛期の森島か前園(オシムの好みは間違いなく森島だろうが)。この大会では水野(太田でも良かったが)に期待していたが、オシムの要求するレベルに達していなかったのだろうか...。オシムはかつて「松井大輔に期待する」とコメントしていたと思うが、その松井の2006-2007シーズンは渡仏後、最悪のシーズンだった。松井の調子が悪かったことも、この大会の誤算につながっているだろう。

巻:前線からの守備や汚れ役としては機能していた。だがFWとして最も期待される仕事は点を取ることだ。その点で、彼は力不足だ。現在、彼の最も効果的な使い方は強豪国相手のプレス要員(60分ぐらいまで走り回ってもらう)か逃げ切る場合のプレス要員でしかないように思う。

矢野:現時点では我那覇が上。選ばなかったのはドーピング(静脈注射)問題の影響だろうか?本人に全く非がなさそうだけに、もしその問題があったのならば、これもオシムには不運に働いたと思う。

山岸:Jリーグにはもっといい選手がいると思うのだが...。

あとはベンチのメンバーやスタメンのメンバーのおとなしさが気になったところだ。そういう点で、闘莉王と播戸の不在は予想以上に響いたように思う。

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2007年7月28日 (土)

ヴェルディ戦、カミカゼシステムで2連勝

アビスパ 2-1 ヴェルディ、観客数17361人

スタメン
     リンコン
 久永  アレックス  田中
   恭平   宮崎
     久藤
 チェコリ 亨  辰則
   GK神山
控え:GK六反、柴村、柳楽、長野、宇野沢

2人交代後(4バックへ変更)
     アレックス
 久永          田中
        恭平   久藤
      柳楽
チェコ  亨  長野    辰則
    GK神山
*船越の高さに対応するために長野、ディエゴのマンマーク役にナギを投入

ヴェルディ
    廣山  飯尾
        ディエゴ
服部                海本
    大野  ゼ・ルイス
 富澤 戸川 土屋
  GK高木
控え:GK、一柳、永井、金澤、船越
審判:奥谷彰男

草津とは違い好調なヴェルディ相手に、どういうシステムを取ってくるか注目されたアビスパだが、リティは前節と同様、布部(アンカー)の所に久藤を下げ、宮崎を入れるという「カミカゼシステム」を採用してきた。
個人的には、久藤をアンカーの位置に下げることで、ゲームメイクなどで支障をきたすのではないかと思われたが、久藤は正しい局面になると積極的に攻撃にからみ前線に飛び出していく。この試合で久藤は他の選手との経験の違いを見せつけたように思う。3ボランチになったことで久藤の守備の負担が、ダブルボランチの時よりも、いくぶん軽減された。そのことにより久藤が、より攻撃的な能力を発揮しやすいシステムになったことは間違いないだろう。(繰り返すが、ホベルトとのダブルボランチでも、久藤の攻撃的な能力はより発揮されただろうが)1点目のPKは、久藤の攻撃参加&ゴール前への飛び出しが生んだモノだ。このシステムでは、チャンスを作ることに関しては、アレックスやリンコンよりも久藤の能力が最も重要な役割を果たしているように思う。だが、イエローの通算累積8枚目で久藤は8/3徳島戦、8/12愛媛戦の欠場が決定した。リティは、今日の試合の出来にある程度満足しているようなので、おそらく布部、恭平、宮崎という3ボランチで臨むだろう。だが、久藤の代役は城後が最も適任だと思う。アビスパの状況を考えれば、下位の四国勢相手では2試合でぜひ勝ち点6を確保したいところだ。だが、久藤の不在と、予想される3ボランチのメンバーでは、できるチャンスの質に違いができてくるだろう。

この試合、ボールキープはヴェルディの方が優勢だった。カミカゼシステムらしく、アビスパのディフェンスには多々危ない場面があった。(リティはエキサイティングな試合で、あまり気が付いていないかもしれないが、久藤には改善点が見えてるようだ)
http://nettarosouko.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_9c25.html
フッキの不在、船越が怪我で90分使えず、廣山と飯尾というある意味似たタイプの2トップで来てくれたことが、アビスパに有利に働いたことは間違いないだろう。
リティはヴェルディが一気に3人交代してきた時に、3バックから4バックに変更し、長野を入れて「高さ」に対応し、柳楽にディエゴをマンマークさせることで対応した。リティは珍しくきっちりと相手のやり方に対応できたように思う。(さらに全ての選手がディフェンス面でハードワークしたことでヴェルディ相手に勝ち点3をとることができた)
だが、この交代もリティの想定通り、先行するゲームができたから機能したように思う。もしリードされる展開で、どうしても点を取りにいかなければいけない場合に、この控えメンバーでは攻撃面に効果的な交代をすることは期待できなかった。アビスパの勝利には、いくつかの幸運な点があったことを忘れてはいけないように思う。

ともあれ、新システム変更後、昇格争いのライバルであるヴェルディに勝利したことはチームに大きな自信を与えるはずだ。これからの対戦相手を見ると連勝スイッチが入る可能性もあるだろう。(そういえば第一クールも博多でヴェルディに勝ってから、チーム状態が上向いた)昇格するためには、これからの徳島、愛媛、水戸、山形との4連戦では、最低3勝1分が必要だろう。結果を出しながら、研究されてくるカミカゼシステムを修正していくことをリティには求めたい。もしできなければ、8/26京都戦で大きな失望を味わうように思っている。

他に気が付いた点を少し
・チェッコリは、4バックのSBよりも3バックのCBの方が合っている。サイドは運動量やスピード、スタミナが要求されるポジションだ。それらは経験よりも重要かもしれない。32歳のチェッコリにとってはSBは、既に厳しいポジションのような気がする。ACミランのマルディーニも若い頃は「世界最高の左サイドバック」と言われたが、年を重ねるにつれてサイドでは機能しなくなりポジションが真ん中に移った。(まあ、チェッコリとマルディーニを比べること自体がおこがましいのだが)
ヴェルディの服部も同じような感じだろう。味スタでの鳥栖戦ではボランチで非常に効果的なプレーをしていたが、彼もウィングバックは厳しいような気がする。
・柳楽はスピードがあってフィジカルも強い選手だ。彼の最適なポジションがCBかどうかは、まだ判断しかねているが、ボランチでの相手のキーとなるMFをマンマークでつぶす役割もできるだろう。この日はディエゴだったが、他にも仙台のロペス、湘南のアジエルに対しては柳楽でマンマークというオプションも十分にあるように思う。もし柳楽がボランチとして生き残っていくならば、目標とすべきスタイルはトルシエ時代の戸田だろう。だが、彼には、まだ視野の広さがないような気がする。経験を積むことで、その視野を獲得できるかどうかは分からないが。
・宇野沢は釘崎よりも、現時点では上だろう。逃げ切る場合の前線からのプレス役、DFラインの裏に抜けるプレーは十分に機能しそうだ。(ただ個人的には、この二人よりも林に期待してるのだが、調子が悪いのかなあ..)

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札幌1-1鳥栖、メモ

前半
・得点は、スカパー!のVTRでも、よくとらえ切れていなかったが、
単なるセットプレー時の引っ張り合いを主審がPKを取ってしまったもののように見えた。主審の村上伸次は接触プレーに関して敏感に反応しすぎる審判のようだ。リスタートの位置に拘り、流していい場面でも流さないなど、サッカーの面白さを殺すレフリングを展開。
・解説の野々村芳和の札幌よりの解説がうざすぎる。
・鳥栖は藤田&金の両FWにボールが十分収まり、チャンスをかなり作るものも、決定力が不足している。前半の札幌は、良い出来とは言えないが、前半風下ということもあり、スタミナ温存の試合運びをしてる可能性は十分あるだろう。

後半
・鳥栖が積極的に仕掛けていくが、風下になり、前半ほどのチャンスは作れず。
・PKは、審判:村上伸次が、帳尻合わせにとったようなPKだった。
・後半、札幌はギアを上げてくるかと想像していたが、なかなか上がらず。前節休みだった鳥栖と、中2日の札幌、この辺のフィジカルの差が出たようだ。
・鳥栖にとっては、この日の札幌であれば勝ち点3を取りたかったところだろう。札幌は、しぶとく守り、セットプレーに活路を見いだしたが、点には結び付けられず。だが勝ち点1をしぶとくもぎとった試合と判断していいだろう。
・両チームとも決定力がなかった。この試合、最も決定力があったのは、主審の村上伸次で間違いないところだ。

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小倉智昭、ハッケン!!にて性懲りもなく「オシム解任」を主張

司会の小倉がプロ野球解説者の江本タケノリと7/28(土)フジテレビ「ハッケン!!」にて、サウジ戦後の「トクダネ」の後と同じように「言ってることが分からないから、日本人監督がふさわしい」、「韓国戦、負けたらオシム解任」と主張。「もっと長い目で見たらどうでしょうか?」と言った内田恭子をけなすという行為に出た。

ほんとにたまたまTVをつけたら、ちょうど始まったので見た。「トクダネ」の件で、ネットの書き込みは見ていたのだが、彼が強く主張すればするほど「サッカーに対する不勉強ぶり、分析不足」が明らかになっていくようだ。(江本は「外国人は言葉、ニュアンスが分からない。それに言葉が通じる奴としか話をしない。まあ、サッカーのことは分からないけれど」と言っていた。江本もオシムのことを語るには勉強不足のようだが、プロ野球が専門なので仕方がないだろう。そういう人物を設定した「ハッケン」スタッフに問題がある)。このシーンに関しては、あの脳天気なキャラである内田恭子が、一番まともに見えた。
かつて小川直也が橋本真也戦の後、東京ドームで「新日本のファンのみなさ~ん、目を覚ましてくださ~い!」と言ったことがあるが、
個人的には
「小倉さ~ん、目を覚ましてくださ~い!」と言いたくなるような主張だった。

おそらくユーチューブにUPされるでしょうが、今日は札幌vs鳥栖、アビスパvsヴェルディ、日韓戦とあるので、各自探していただくようお願いします。

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2007年7月27日 (金)

草津戦、リティのカミカゼシステム

草津 1-5 アビスパ

    リンコン
 久永 アレックス 田中
  恭平    久藤
     布部
 チェコリ  亨  辰則
   GK神山

控え:GK六反、柳楽、柴村、光平、宇野沢
主審:廣瀬格

遅くなりましたが、草津戦のエントリー。

この試合、リティは、いろんな「変化」を選択した。
・3バック3ボランチの導入
・3バックのCBに本職は宮本だけで、他の2人は元々SB
・リトリート守備から「前線から積極的な守備」への変更
・ポジショニングをキープしながらの攻撃から、後ろからどんどん人を飛び出させる攻撃へ

リティは最も攻撃的なシステムを選択した。3ボランチ&連動性のある攻撃という点では、個人的には非常に好ましい。だが、最も危惧したのが3バックのCBの人選だった。CBの経験が豊富と言えるのは宮本だけで、他の二人はもともとサイドの選手という、選択だ。
おそらくリティは山形弟とチェッコリを攻撃時のパス能力や攻撃への組み立てに頻繁に積極的関与することを期待して起用したのだと思う。だが、このDFラインは非常にリスキーなものだと予想していた。このシステムでまず思い浮かんだのは、キリンカップでのコロンビア戦でオシムが「カミカゼシステム」と呼んだことだった。
http://nettarosouko.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/20070605_989c.html

このシステムはリティ流カミカゼシステムと呼んでいいほど、非常にリスクが大きい。だが問題はリスクが大きいかどうかではなく、機能しているかどうかなのだ。
相性が良い&チーム状態が非常に悪い&前線の選手に決定的な仕事をする能力がない草津相手にはリスクが顕在化せず、非常に機能した。それは前半で5-0という結果が象徴しているだろう。ただし機能したのは、相手の状態が悪すぎたことが最も大きいだろう。

開幕戦の鳥栖戦や、この日の草津戦もそうだが、リティには攻撃面&奇策のアイデアが豊富だと思う。もちろん開幕の鳥栖と、この日の草津には、スカウティングが十分に済んでいない場合に、ピッチ上で選手だけで対応する能力に非常に欠けていた。フレキシブルな対応、少しの変化でバタバタしてしまいがちなこと、多くの外国人監督が指摘することだが、これはまだ日本サッカーの弱いところだろう。
リティは、その弱点を突くことが非常にうまい。(だが相手の攻撃に対する対応はあまり得意ではない)。これは間違いなくワールドクラスの選手だったリティなりの長所であるに違いない。
だが、このシステム&バランスで、次のヴェルディ戦に向かうのは非常にリスクが高い。フッキはいないようだが、それでもヴェルディの前線は強力だ。服部など経験のある選手も多く、このカミカゼシステムにも、十分対応してくるだろう。
このバランス&システムで臨んだ場合、1-3ぐらいの結果は十分覚悟しておくべきだろう。(もしフッキがいれば1-5でやられる可能性もあるなと思っていた)。
布部不在の問題も含めて、リティが、どのバランスでヴェルディ戦に臨むか、非常に注目すべきだろう。

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2007年7月26日 (木)

続・日本vsサウジ、払わされた代償

★とりあえず原因に追記します。
・アジアカップの開催時期:今までアジアカップはW杯の中間年、ユーロがある年に開催されてきた。今回は、「ユーロ、北京五輪と時期がかぶることや近いこと」で、1年前倒しして行われることになったが、それにもかなり影響を受けたことは間違いないだろう。
現在の日本代表にとって最も大事なものは2010年にある。2006年、「ドイツでの空中分解」の後、前任者のブラジル人が残したものは、世代間の断絶だった。トルシエはジーコに、若いが国際経験も豊かで能力も高いグループを残していった。だが、ジーコがオシムに残したのは焼け野原であり、潜在能力はあったが、ジーコにより国際経験を積めずにきてしまったグループだった。(もちろん、選手が自然に生まれてきてヨーロッパに買われ経験を積めるブラジル代表では、そんなに問題はない。才能は生まれてくるものなのだ。だが、日本の環境では、手を入れて成長させていかないといけない部分が多々ある)
日本サッカー界が、Jリーグをかなり優先させてきた中で、オシムは順序立ててチーム作りを進めてきた。そう、4年というスパンで見た場合、チーム作りは、まだ初期段階なのだ。トルシエの時で行けば、惨敗した1999年のコパ・アメリカの時期と重なると思う。トルシエがユース&五輪世代に力を注いでいたこともあるが、A代表では、トルシエのやり方が、まだ浸透しきってはいなかった時期だ。
現在の代表では、オシムのやり方をまだ必死に習得してる段階なのだと思う。やり方を習得して、そして、それを時と場面によって選手が自分の判断で使い分ける。今は、まだ、そこにまで到達してはいない。トルシエのA代表では、そこに到達し始めたのが1998年フランスW杯の2年後のレバノン2000アジアカップだった。
もちろん、現在のオシムジャパンにもいろいろ問題はあるが、オシムは、それを修正していく能力を十分持ち合わせているように思う。いずれにせよ、「このアジアカップで、ある程度の成果を見せるには時間が早かった」ということも原因の一つに上げていいと思う。
オシムは「日本がタイトルを取れないであろう1000の理由」と言ったが、
http://nettarosouko.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/afc_2007_ae38.html
日本がアジアカップで勝てなかった理由は、いろいろある。そのことを冷静に考えなくてはいけないし、そのことを次の機会にきっちり生かさないといけないだろうと思うのだ。

なお、興味深いエントリーを見つけたのでリンクを張っておきます
http://hakkan.blog.drecom.jp/archive/503

この日の「とくダネ」を見た訳ではないが、司会の小倉さんも「サッカーに関しては分析力が足りない」ようですね。この辺の発言する人のレベルが向上することも日本サッカーのレベルを上げていくことにつながっていくので、好きならもっと勉強してもらいたいと思うのです。(他の糞キャプテンの件に関しては長くなるので、割愛)

ちなみに今回のアジアカップ全体についてだが、
・W杯1年後の開催による各チームの成熟度のなさ
・ただでさえ暑い時期に、アジアで最も暑く湿度が高い地域でやることによるサッカーの質の低下
・無理矢理の4カ国共催による移動、その他の負担による質の低下
確かにユーロや五輪と重ならないことにより注目度は若干上がるかもしれないが、大会自体は課題が多すぎる(失敗と断言してもいいかもしれない)ことになった。アジアサッカーの地位が上がるのは、かなり時間がかかるんだろうなあ...。

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2007年7月25日 (水)

日本vsサウジ、払わされた代償

アジアカップでの日本の冒険は終わった。前回のオーストラリア戦でのエントリーで「将来のアジアカップで大きな代償を払うだろう」と書いたが、
http://nettaro.way-nifty.com/nettaro_blog/2007/07/post_59bf.html
将来ではなく、この大会できっちり代償を払うことになったように思う。(個人的には準決勝のカードと日程を見て、決勝には進めるような気がしていたのだ)中立地で10回やった場合、日本対サウジの力関係は、おそらく日本の5勝3敗2分ぐらいだろう。だが常に先行される展開で2度は追いついたが3度目は追い付けなかった。

このサウジ戦、勝負を分けたのは、いろいろな原因がある。
・日程的に有利なはずの日本選手の方に疲労が目立ったこと。
ここでグループリーグ初戦のカタールに引き分けたことが響いたように思う。2戦目で決勝T進出を決めていれば、3戦目はいくらかの選手を休ませることができただろう。初戦をもっときっちり準備した状態で臨み勝ち点3を取ることが必要だった。
・トゥーリオと播戸、我那覇を欠いたこと。(CBとしては阿部よりもトゥーリオが上だろう。あとは矢野はまだA代表レベルには達してない)
・この大会目立っていたセットプレー時の集中力切れからの失点。入り方のまずさなどを、サウジに3度も得点に結びつけられたこと。(このアジアカップ全体での傾向だった。おそらく全体的に経験が少し欠けていた)
・攻撃におけるドリブラーの軽視(結果論だが、羽生より水野か太田の方が効果があっただろう。ファウルをもらう数も多くなりセットプレーのチャンスも増えたような気がする)。この辺はオシムの好みなのだろうが、人とボールが動くパスサッカーが、この酷暑の東南アジアでの試合では非常に相性が悪かった。
・アジアとヨーロッパとの気候、湿度、ピッチ状態の違いがサッカーに及ぼすものに対して、さすがのオシムも少しうとい面があったこと

ベスト4に残った国の中で、最もチャンピオンにふさわしい内容のサッカーを展開していたのは、日本だったと思う。もちろんオシムも選手達も全力でアジアカップを獲りにいった。しかし獲ることはできなかった。原因はいろいろある。だが、恐らく最も大きな原因は「Jリーグを含む日本サッカー界は、今回のアジアカップでは、本気ではなかった」ということだと思う。その傲慢な姿勢をサッカーの神様は嫌ったに違いない。

韓国との3位決定戦、オシムは「選手を入れ替えることを考えている」とコメントしたが、アジアカップのシード権の関係(シードされれば2010年南アフリカ大会前の貴重な時期に、アジアカップ予選を戦わずに有効なテストマッチが組める)もあり、どうするかは分からない。韓国は、この大会良くはないが、日本戦だけは目の色を変えて臨んでくるだろう。このアジアカップのスタメンにも積ませたい経験だが、控えメンバーに韓国との試合を経験させることも重要だろう。
ともあれアジアカップでの日本の冒険は終わった。その不十分な準備にふさわしい代償を払って終わった。Jリーグと代表強化、この2つの利益調整を、どううまくバランスを取って行っていくか。日本におけるJリーグの位置・露出はそれほど高くない。代表は遠心力を持ちJリーグは求心力を持つ。代表が強く魅力があれば、そこからJリーグの、どこかのクラブのサポへとくる人々の数も多くなるだろう。ヨーロッパのサッカー先進国と違い、代表の実力低下は、各クラブのサポへの入り口を小さくし、将来的にはJリーグ全体の利益を損なうだろう。もちろんクラブの経営は非常に大事だ。だが今回のようにJリーグの利益を必要以上に優先しすぎると、その何年か後に、確実に代償を払わされるだろう。

この大会、オシムジャパンは正しい方向には進んでいることを示してくれたように思う。(もちろんいくつか課題はある)だが日本サッカー界が、本当に正しい方向、バランスを取って向かっているかは非常に疑問が残った。サウジ戦の敗戦は、その警鐘であったような気がしてならないのだ。

ちなみに草津対アビスパも、かなりの衝撃があったのだが、明日も仕事なので、この辺で寝ます。(次のヴェルディ戦前には書きたいと思います)

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2007年7月23日 (月)

ニコライ・フォルクアーツの言葉

現在、Jリーグに来ているデンマーク人の国際審判員フォルクアーツ氏のインタビューがサッカーダイジェスト906号とサッカーマガジン1145号(松崎審判委員長との対談)に掲載されていましたので、内容を抜粋してまとめてみました。

*SD
・スタジアムを含めた環境は素晴らしい。特に芝の状態が良い。選手は敏捷性に優れた選手が多い
・接触プレーが起こった際、過度に痛がったり必要以上に処置を求めたりする。これは北欧ではあまり見かけない。
・シュミレーション。ファウルを受けてないのに倒れたり、時間を稼ぐために大げさに痛がったりする。これは世界中で見受けられる問題だが、特に日本では頻繁に起こっている
・昨今のサッカー界の潮流として、審判を欺くようなこういが蔓延している。この問題には、サッカーに関わる全ての人々が向き合わなければならない。観客はそうした行為を観に来ている訳ではなく、良いゲームや素晴らしいゴールを観に来ている
・(日本人審判へのアドバイス)審判にとって最も大切なことは試合の流れです。選手がプレーを続けたいと思われる時は、なるべく試合の流れを切らずに続行させるべきだと。審判が多くの笛を吹き、必要以上に何度もプレーを中断させる姿など、誰も見たくないはずです。私にとって良い試合とは、審判が目立つことなく良い流れでプレーが進むこと。市パンはその陰で必要なだけゲームをコントロールすればいい。逆に、主審が何度も笛を吹き鳴らし、選手達が罵り合うような場面が多い試合を見ると気分が悪い。日本人審判とは、このような意見を交換しました
・第4審判も、もっと能動的に試合に臨んで欲しい。
・(Jリーグの誤審について)まず言わなければいけないのは、審判もひとりの人間だということ。だから、当然、間違いを犯すこともある。審判は、大きなミスを一つでも犯してしまえば、集中砲火を浴びることになる。もちろん、ミスをしていいというわけではない。ただ、多くの試合の中で、それを起こりうることだ。
・ビデオカメラなどを導入して、判定の度に試合を止めたりすれば、サッカー本来の面白さがなくなってしまう。ボールの中にゴールの判定ができるチップをいれるなど、試合そのものが面白さをなくさないものであれば採用してもいいと思う。選手がプレーでミスをするように審判が間違いを犯すことも試合の一部なのです。現在の4人という審判の数は、このままでいいと思っている。
・(レフリー無線システムについて)既にヨーロッパでは実際に使っていますが、無線を通して他の審判とコミュニケーションを取れるので悪くない試みです。ただ、これに頼りすぎてはいけない。結局のところ、レフリングはポジショニングが最も重要なのです。無線を使っても、適切な位置にいなければ、プレーを裁くことはできない。審判はポジショニングと身体的充実がすべてなのです
・職業審判になろうと思うのであれば、毎日のトレーニングは欠かせないことであり、精神的にも充実していなければいけない。プロの選手も毎日試合のために準備しているのだから、審判も同様に専念できた方が良い。しかし、審判にお金を払おうとする人がどれくらいいるかは分からない。
・(文化の違い。ヨーロッパでは試合後のテレビ番組なので審判のミスジャッジのリプレーを何度も流すことがあります。しかし、日本には一切存在しない)デンマークにもそのような番組がある。それは議論の場になっている。疑わしいシーンのリプレーを流してジャーナリストが審判に質問する。そして審判は実際にその質問に答える。時には、本当にミスをしてしまって単に誤ることもありますが、その反対にTVカメラよりよく見える、適切な位置にいたことを話して「あれは正しいジャッジだった」と主張することもあります。全員が納得するかどうかは別として、やはりこのような場があるのは審判にとっていいことだと思います。また試合を見ている人にとっても説明がないよりあった方がいい。ここでは、ひとつの場面を長々と話すわけではなく、疑問を投げかけ、それに答える対話の場なのです。デンマークでは4年前に始まりましたが、これまでのところ、とてもポジティブな効果が得られている。審判にとっても、それを観ている人々にとっても、お互いを尊重した上で議論する大切な場なのです。日本でも検討されてもいいものだ。ただし、日本の文化にそぐわなければ、無理に導入する必要はないでしょう。

*SM
・イングランドのプレミアとポルトガルでもメンタリティーが違う。ポルトガルの選手達は審判をなんとか騙そうとしますが、イングランドでは選手達は死ぬまでプレーを続けようとします。これはメンタリティーの問題なのです。決してヨーロッパとアジアの間にだけある問題ではない。
・もっとフィジカルを強くしなければいけないという認識を協会が発信すれば審判や選手達にも伝わります。そうすれば変わっていくでしょう。デンマークでは、トップリーグではありませんが、いくつかのクラブが選手がシュミレーションで警告を受けた場合、経済的な制裁を加えることがある。どうしても必要な場面でハードタックルをして警告を受けるのは試合の一部ですが、シュミレーションはだましです。
・日本の審判は試合後にメディアと話す機会がない。デンマークでは、試合後に、審判が自分のジャッジに関して説明することができます。それによって観客や選手達もなぜそのような判定を下したのか説明ができます。また観客やクラブが競技規則を正しく理解していないこともあります。彼らに直接規則を伝える機会にもなるわけで、非常に有効だと思う。
・(松崎)審判がインタビューを受ける際に、メディアを含む関係者が審判をリスペクトし、正しい態度で臨んでくれないと、コメントはできない。(ニコライ)デンマークでは、最低でも2時間が経ってからインタビューを行います。冷静になる時間が全員に与えられるのです。
・(松崎)日本ではプロサッカーの歴史は浅く、すべてのメディアがニュートラルな観点から審判に「何が起きたのか」という質問にならず、一部からは攻撃的な質問を受けるかもしれません。また審判も自分の大きなミスに対して、冷静さを保てず、質問に対して過剰に反応してしまう
・審判が説明することで、新しい視点をもつことできる。彼らは審判の視点も理解できるようになった。

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2007年7月22日 (日)

オシムと準備不足のアジアカップ

オシムジャパンはオーストラリアをPK戦の末下して、アジアカップベスト4に進出した。
この大会、日本サッカーは、オシムに他のアジア諸国よりも短い準備期間(6/30まで開催されたJリーグ、初戦のカタール戦(7/9)までは9日間ほどしかなかった)を強いた。だがオシムは、そのハンデを乗り越えて、おそらく最低限のノルマをクリアすることに成功した。
6/18の記者会見では
http://nettarosouko.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/afc_2007_ae38.html
「一つの例だが、日本はアジアカップで対戦する(グループリーグ)3カ国(カタール、UAE、ベトナム)の中で、現在もリーグ戦を戦っている唯一の国だ。つまり直前までだ。十分な準備ができない。それが大きなハンディキャップだとは思わないだろうか。あるいは、ほかの対戦国に失礼だとは思わないか。皆さん、いかがだろうか? 内容か結果かで言えば、私は結果を重視する。ただし、それがどんな結果か、ここで保証することはできない。個人的には、もちろん日本サッカー協会にとっても、結果より内容の方が重要で、しかも将来、長く戦えるかどうかを重視しているのだろうと思う。もちろん両方が伴われているのがよりいいのだろう。サッカー協会として、今のアジアカップに何を期待しているのか。残念ながら、そういうことを理解しているジャーナリストが多いとは言えないのが現状ではないだろうか。
――現地の蒸し暑い気候に対して、具体的にどのような対策を考えているのか
オシム 残念ながら、日本にはサッカーができるような巨大なサウナはない。ある条件で準備するしかない。代表キャンプをベトナムでやりたいが、それもできない。今ある条件の中でやるしかない。時間がないし、選手も集まっていないが、最大限の努力をしておきたい。フィジカルについてもそうだが、まずはメンタルの準備をいかにするかが、日本国内でやることだと思う。もちろん、どんな条件でも(いつものプレーが)できることが理想だが、そういうわけにもいかない。アジアの気候については私より、皆さんの方が詳しいだろう。選手によっては、暑さに強い選手、そうでない選手の違いが出てくるだろう。いずれにせよ日本の選手は、多かれ少なかれ、似たような高温多湿でのプレー経験はあるだろう。頭の中にイメージのビデオカセットがすでに入っていて、どういう感じになるか、対策を立てることができるのではないかと期待している」

とある。繰り返すが、日本サッカー界は、このアジアカップでオシムに十分な準備期間を与えなかった。Jリーグが始まって以来、1996年の加茂、2000年のトルシエ、2004年のジーコの時よりも、はるかに短い準備期間しか与えなかった。日本サッカーにとってアジアカップは、W杯に次ぐビッグタイトルであり、この大会での勝利は、W杯前年で現地南アフリカでのコンフェデを経験できるという特典もある重要な大会のはずだった。だが、この大会で日本サッカーはJリーグの方をかなりの程度、優先させた。
この準備期間では、もちろんジーコでは結果を残すことができなかっただろう。トルシエは1999年のコパ・アメリカのように、敗戦した時に「準備不足」を理由に怒りまくっただろう。だが、オシムは、その経験を発揮してベスト4という最低限のノルマをクリアすることに成功した。時間のない中で、オシムは、やるべきことをやり、不利な条件を克服し、結果を出すことに成功した。
個人的には、オシムにはアジアカップを制してもらい、コンフェデへの出場権を獲得してもらいたいと思っている。だが、一方で、オシムが非常識な短い準備期間でも結果を出したことで、日本サッカーは未来のアジアカップで、大きな代償を支払う、そんな気がしてならないのだ。

2002年のトルシエはW杯本番で中山と秋田というグループとしての結束を生み出すために必要なベテランをメンバーに入れた。あの時は「なぜ俊輔を外したのか?」ということに議論が集中したが、結果的に、あの俊輔外しは成功だったと思っている。(個人的にはメンバー発表で外した時も、論理的には「当然だな」と納得していた)
2006年、ジーコは、トルシエにとっての中山と秋田の役割ができる選手を入れることはなかった。結果的に、ジーコのグループはついに「ファミリー」になることがなく、日本サッカーが生み出した最高の才能が最も成熟した時を迎えるはずだったドイツW杯でチームが空中分解し惨敗して帰ることになった。ただし、この時にはサブの選手の重要性、「控えであってもチームのために全力を尽くすことができる選手の重要性」を日本は理解していなかった。大きな代償を払って、その重要性に気がつくことができた。トルシエがやったことの意味を4年後、初めて理解したのだ。

このアジアカップでは試合は注目されてきたが、オシムが行ってきた短い期間での準備方法、メソッドは、あまり注目されていないような気がする。
4年後、日本サッカーは、オシムジャパンと同じようにJリーグを優先させ、ほとんど準備期間を与えずに、時の代表監督にアジアカップに臨ませるだろう。その時の代表監督が誰かは分からない。もしオシムほどの経験があれば、クリアしてしまうかもしれない。だが、このアジアカップで短い準備期間で臨むことのデメリットと対処法を学ばない限り、いつかのアジアカップでは大きな代償を払うだろう。繰り返すが、そんな気がしてならないのだ。

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2007年7月20日 (金)

正道マジックにはまった田村潔司

7/16、HERO’Sでの田村潔司vs金泰泳(1R10分、2R5分、延長ラウンド5分)は田村の判定負けという結果となった。TV観戦だったため、判定の可否については、個人的には分からない。(TV放映では、1Rは約5分のダイジェスト、2Rは省略、延長ラウンドも約4分のダイジェストで放送されたのだ)
http://www.ibjcafe.com/talk/tarzan/d/2007/20070718054213.htm

あくまで推測でしかないが、(TVでは万が一にもクレームがこないようにダイジェストでしか放映してない)、田村潔司は正道マジックにはまってしまったのだと思う。
正道マジックとは「K-1では、主催者側が勝って欲しい選手を「何とか勝たせよう」という力が働く」ということだが、
http://nettaro.way-nifty.com/nettaro_blog/2007/01/post_7bee.html

大晦日は桜庭だった。今回は田村が、この餌食になってしまったということだろう。まず試合決定が試合日の6日前という、田村にほとんど準備期間を与えないオファーだった。(正道会館所属の金に対しては、もっと早い段階から準備させていた可能性も大いにあるだろう)
そして最大の問題はHERO’Sの「恣意的なブレイクシステム」だ。HERO’Sでは7歴史的に、グランド技術が苦手なK-1選手を保護するために、「動きが止まったら、すぐにブレイクをかけて、スタンドから再開する」という原則がある。ただし、主催者側がレフリーを抱え込んで、「勝たせたい選手がグランドが得意な場合」はブレイクは遅く、逆の場合はブレイクが早くなる。(UFCやPRIDEでは考えられないほど早いタイミングなのだ)確かに金のテイクダウン取られてからのディフェンスは堅かったようだが、逆に田村の方でも「すぐにブレイクされる」という焦りもあったように思う。田村は、タックルからテイクダウンを何回も取ったが、そのたびに短い時間でブレイクされ、ただでさえ準備不足だったのにスタミナを失ってしまった。これが田村敗戦の最も大きな原因だろう。

今回、このカードは、田村潔司vsヌルヌル秋山成勲を実現させるために組まれた噛ませカードかと想像していた。だが、実際は「田村つぶし」のためのカードだったようだ。(2R終了時点での判定が出るためには、不自然なほど時間がかかったらしい。ここでも正道マジックが発動したに違いない)
対戦相手を選びに選んで、自分の商品価値を落とさないようにしてきた田村潔司にとっては、非常に痛い敗戦になった。いろんな経緯で谷川貞治を信用するようになってきた田村は、K-1の恐ろしさを実感したことだろう。もちろん、この敗戦の責任の大部分は田村自身にあるのは間違いないのだが...。それにしても田村には「アウェーに乗り込む」という意識が希薄だったと思う。
ちなみにK-1の元エースであった佐竹雅昭は、その著書「まっすぐに蹴る」の中で、K-1の持つ「いやらしさ」存分にを語っている。佐竹はK-1に使い捨てにされたのだ。エースでさえ、こういう扱いなのだから、対抗団体だったPRIDEの選手に関しては、どういう扱いになるかは想像できるだろう。
(ちなみに桜庭HERO’S移籍の時に、当時の榊原代表は、「サクを大事にしてやってください」と言っていた。その懸念は、秋山戦でものの見事に実現するのだが..)
新生PRIDEが今だ立ち上がっていない今、PRIDEからHERO’Sで移籍する選手が多く出てくるだろう。ネット上では、PRIDEライト級チャンピオンである五味隆典も交渉中のようだ。だが移籍した後には、五味は、これよりもひどい「正道マジック」にはまるような気がしてならない。(UFCに移籍したミルコが、陥った穴とは根本的に違う種類のものだ)。谷川はUFCを「金網のボクシングにしようとしている」と言ったが、K-1は総合格闘技をバラエティーにしようとしている。FEGがK-1やHERO’Sを運営してる以上、UFCに強奪された盟主の座を奪い返すことはできないし、どんなに選手を揃えたとしてもPRIDEが作りだして来た熱の半分も持つことはできないだろう。
そんなことを思った7/16のHERO’Sだった。

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2007年7月17日 (火)

リティ&クルークでは昇格できない

前回の仙台戦と比べてもアビスパのサッカーは退化している。
http://nettaro.way-nifty.com/nettaro_blog/2007/06/post_4377.html
そう結論づけるを得ないホームでの仙台戦でした。

またアビスパの守備面での欠点が対戦相手の監督には明らかにもなっているようです。
http://nettarosouko.cocolog-nifty.com/blog/cat11335326/index.html
望月監督(仙台、7/15)
「攻撃に関しては、ひとつプレッシャーを回避できればCBの前にスペースがあるのは分かっていたので」

三浦監督(札幌、7/11)
「福岡の方にひとつ、ふたつ問題点があるようなディフェンスの形で」

また久永(7/15)も
「後半は選手で話して守備から入ろうということで引いて守る形をとったんですが、そういう形を意識してやったことがなかったので、ただ引くだけで、守り方が整理されていなかったので、カウンターもできず、ただ引くだけで、失点は時間の問題だったかも知れません。相手が勝つべくして勝った試合だったと思います。札幌、仙台に負けたことは厳しいし、J1復帰にはもう時間がないので、その中で自分たちの戦い方というのを考えていかないといけないと思います」

言いたいことはそんなに変わっていない。
http://nettaro.way-nifty.com/nettaro_blog/2007/06/post_153c.html
http://nettaro.way-nifty.com/nettaro_blog/2007/06/post_a025.html

リティ&クルークが施したのはディフェンスの「修正」ではなく「改悪」だったのでしょう。このままではシーズンが進むに連れて内容が悪くなっていくばかり...。

「大池だより」さんも書かれているように
http://d.hatena.ne.jp/orion1014/20070715/p1#seemore
リティ&クルーク船頭のアビスパ丸は座礁しました。攻撃と守備のバランスを取ることに失敗し、慌てて修理を試みたものの、それでかえって船のバランスを傾かせてしまいました。しかしコメントを読めば分かるように、リティは「得点力のあるFW」がいれば解決すると思っています。ただ間違いなく問題はそこにはありません。ユリウス・カエサルは「人間は、自分が見たいと思う現実しか見ない」という名言を残していますが、今のリティには「本当の現実」が見えてないのでしょう。(見えていても解決法が浮かばないのかもしれませんが)。どうやらリティ&クルークのコンビでは限界が来たようです。
最も有効なのは監督を代えることでしょうが、アビスパには資金がありません。残された手段は優れた守備コーチを付けるか、去年の川勝丸が座礁した後のように「選手主導でやり方とバランスを変える」しかないのかもしれません。もし変わらないとすればJ2上位には歯が立たず5~9位あたりでシーズンを終えるという結果だけが残るでしょう。

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2007年7月16日 (月)

アビスパフロントが読むべき「GM考察」記事まとめ

サッカー批評33号(2006年)に、加部究氏の「GM考察」という記事がある。第1章と第2章と別れていて、第1章は今西和男氏へのインタビュー。第2章は加部氏のGM考察だが、特に第1章は参考になるので簡単にまとめてみた。特に小林統括に読んでもらいたいと思っている。

・今西がGM(当時、そういう発想はなかったようだが)という仕事を始めた時は「アマチュアからセミプロ、さらにプロへ」と移り変わっていこうとする時代
・当時のマツダはあくまでアマチュアを貫いていた。当時のJSLの主要な選手供給源は大学。他のチームはお金は出さなくても車や高価な電器製品を与えて選手を獲得していた。選手の質に差ができ1対1では勝てなくなり、チームの成績も下がっていった
・1対1で勝てない以上、「戦術で勝負」ということで、欧州から監督招聘を決める。英語を話せる監督が良かった。クラマーさんは招聘できなかったが、オフトを招聘できた。オフトの指導は非常にロジカルで話すのも米国スタイルの英語という評判だった。まず「」監督を連れてくること」から始めた
・次はスカウティング、可能性のある選手を見つけ出してくること。さらに選手の育成、マネージメント。チームを強化するための会社との折衝。これらの仕事が自然とGMの仕事になっていった
・選手の獲得のためには、芝のグランドを作るなど環境を整備する必要があった。さらにサッカーを優先する姿勢を示し、サッカーで人事公募し、選手を辞めた後のことも考えて行く。これで2年ほどでマツダを見る目が変わっていった。
・選手の獲得についてはオフトと相談。組織プレーで戦うなら悪い癖がついてない高校生でもいいというので、九州を中心に高校生の獲得に乗り出した。もちろんスカウトはいないから今西氏が自分でやった
・「選手を育てるためには日本人の指導者も育てる必要がある」ということで、オフトには2人のコーチをつけ、彼のやることを学ばせた。それが現在の広島GMの高田豊彦とマネージャの田村誠。
・監督は全て自分の目でどういうサッカーをするのか確認して取らなければならない。
・バクスターはチームが欧州遠征した際に偶然対戦相手の監督をしていた。オフトの組織プレーがベースにあったのでバクスターの指導もなじみやすく、94年のファーストステージで優勝した。彼は連日永井ミーティングを繰り返し、耳にたこができるぐらいマニュアルを徹底した。ターゲットの高木にまず入れてMFがフォローし、裏にハシェックやチェルニーが飛び込むやり方。しかし高木がマークされると攻め手がなくなり点が取れなくなった。バクスターに打開策を聞くと「Mラウドルップを獲ってくれ」と言ったが、彼の移籍金と年俸等で6億円かかり、とても無理だったので却下した。バクスターは広島に優勝をもたらしたが、当時のチーム事情では、これ以上の進化が出来ないと判断して監督を代えた
・次はオフトの紹介でビム・ヤンセンを招聘。しかしヤンセンは戦術レベルが高すぎた。選手達はパターン化したバクスターの方がやりやすかったようだ。また優勝で年俸が上がりクラブの経営を圧迫するようになってきた。河野、片野坂、森山をらを売り3億円以上浮かせたが、それを見たヤンセンが「育てた選手をみんな売ってしまうチームでやるのは時間の無駄だ」と言って帰国した
・常に「この監督が終わったら次は誰にしよう」と考えてきた。広島は財政的に優勝請負人のような監督は執れない。むしろ選手を育成してくれて、さらにトレーニングの一部を日本人のコーチにも任せてくれるような監督が望ましい。
・トムソン、ヴァレリー・ネポムニシチー(奥さんの具合が悪く1年で帰国)、ガジエク(ヴァレリーの紹介、しかし面識がなく契約したため失敗)と全て欧州から監督を招聘。
・なぜブラジルや南米から監督を獲らなかったのか?
ブラジルに選手育成という発想はない。監督は結果だけを求められ、選手はダメなら代えられる。選手は勝手に育ってくるもので、育成が不可能な国です。しかもブラジル人の監督はスタッフもセットで仕事をしようとするので、彼らが去ったら何も残らない。これは広島というチームにはそぐわなかった
・助っ人外国人を獲得する場合は、必ず自分と監督、2人の目で確認してきた。
・日本の選手達は、スカウト、サテライトの監督が見て、「これはいい」となれば練習に参加させてみて検討するという手順をとった。テクニックとフィジカルは誰でも見る。もの今西氏の場合は、特に「集中力」の有無を見た。
・森保は「早くない、強くない、巧くない」しかし広い視野と持っていて、何より足りない部分を集中力でカバーする典型的なタイプだった。そしてどうしてもプロになりたいというひたむきさがあった。あと久保と柳本は無競争で獲れた。
・国見の船越優蔵は高木の代わりに狙っていた。だが船越がどうしても海外留学を希望したためガンバに行った。今西氏は「留学はさせない。させるなら、きちんと日本語を話せるようになってから」というポリシーがあった。
・選手の教育にも力点を置いた。選手達は嫌がったが、人の話を聞けば感想文を書かせ、人前でスピーチをやらせた。その影響だろう。マツダ時代から数えるとS級ライセンス取得者がクラブ単位で最も多い。
・94年に日本サッカー協会、強化副委員長に就任。そこで欧州との差をつめるためにユース演題がどんなトレーニングをするべきか、その強化指針を作成し、講習会を開いてトレセンコーチのレベルを上げようというプランがあった。ちょうど広島に下部組織を作ろうと考えているところだった。ともかくあれで指導者のレベルがいっぺんに上がった。
・Jリーグが開幕すると、JSL時代とは逆に高校生の有力選手たちが次々にプロに進むようになる。そこで再び大学生に着目した。日本サッカーの将来を考え、指導者を育成するには、彼らを生かすべきだと考えた
・2001年の北京のユニバーシアード(巻誠一郎、羽生、岩政、深井、堀之内、平川など)までの1年で4度くらい遠征についてく。大学生たちの学習能力の高さに感心した。概して大学生には学習するベースがあり、勉強に取り組む感性も備わっている。だから彼らが選手としてさらに成長し、将来は指導者として育つ可能性が高いと見る。
・ともかくチームの強化には指導者の質を上げなければならない。広島では、まずユースを全国レベルにして、そこから2~3人は上げられる仕組みを築こうとした。でももうユースでは遅い。今後は中学生をどう強化するでしょう
・企業に頭の切れる戦略家が存在するように、きっとJリーグにもとんでもないスケールのGMが誕生すると予測していた。だが、なかなかそういう存在は生まれてこなかった。
・GMとして生き残っていくために「選手とのマネージメントでも、外国人監督とのつき合い方でもいい。とにかく経営側には口の出せない、これは、という自分得意な領域を持つ。それをベースに経営にも理解を示すバランス感覚。そして人間性とビジョン」それらが必要だ。
・広島で出番の少ない選手を当時J2の大分に貸し出し、他のクラブとフロントの人的交流も検討した。
・サッカー専用スタジアムの推進プロジェクトも進めている
もっと臨場感のあるスタジアムをアクセスの良い場所に建設することで平均観客動員を2万人(浦和や新潟の半分)までは持っていきたい。そうすれば収益の合計が30億円近くまで届く。せっかく育てた選手を売らなくても済むようになる。

第2章
・クラブが成功するためにはチーム強化と経営面での筋の通ったビジョンが欠かせない。簡単に言えば、チームは優秀な監督と選手を揃えれば、結果を出せる。だが、それには潤沢な資金が必要で、そのバランスを取るためにフロントは知恵を絞る。
・(日本サッカー協会やFC東京を例に上げて)雇用者側に自分のチームにどういう方向付けをしたいのかというビジョンが無く、監督に、そこも含めて丸投げしてる印象がある。
・GMは言わば、指導者以上に豊富なキャリアと幅広い見識を必要とする職業だ。現場の指導経験者の中から経営者と対等にモノを言えるGMを積極的に育てていくべきだ


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2007年7月15日 (日)

仙台戦後に座り込みがあったようだ

とりあえずサポも我慢の限界に来ているようだ。

2chのアビスパスレッドにレポがいくつかあるので、拾ってみた。
http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/soccer/1184500700/

35 :U-東平尾 ◆DAViSpA9hw :2007/07/15(日) 21:14:39 ID:EzunSC0NO
試合後、今季一番のブーイング
選手下がってもしばらく歌ってた仙台サポにオブリ切れて10人程がアウェイゴール裏に
警備員が囲んで、しばらくして退却。仙台サポは対抗せず。
その後、オブリがトラメがで小林強化部長の責任追求を叫ぶ、現在座り込み中。
ただし横断幕は撤去中、アビ側ゴール裏にも人残ってます。

65 :U-名無しさん:2007/07/15(日) 21:23:25 ID:BeuoKfCWO
叫んでたのはオブリじゃない。
ブーイングはしてたけど。
今日のブーイングはさすがにしかたない。
ゴール裏の拍手はぬるいよ。
オブリがゴール裏軍団にブーイングする気持ちは穏健派の僕でもわかる。
僕も家族連れてきてなかったら絶対ブーイングしてたよ。

68 :U-東平尾 ◆DAViSpA9hw :2007/07/15(日) 21:24:28 ID:EzunSC0NO
まだ座り込みやってる。
全体で300人くらいかな?
細かい内容は勘弁して。リティについても何か言ってた

小林強化部長、来ました

117 :U-東平尾 ◆DAViSpA9hw :2007/07/15(日) 21:43:59 ID:EzunSC0NO
質問は上位に勝てないが補強しないのか?
このままリティ体制でいくのか?

これに対し小林部長
補強に三週間前に監督と話したが、中にいる選手を見ることが大事だ
そうした記事が出たら翌週は選手はトレーニングかなり励んだ
減資して赤字の中、補強模索したが、うまくいかない
ポゼッションサッカー、正確につなぐ、というのがうまく行ってるか
下のチームには勝ててる。上位には失点から入ってる。今日は修正点が出てきた。
当初から攻撃メインでやってきたので、守備には問題が
選手を変えるのがいいのか、時間もらいたい。
選手より修正をやっていく。監督采配については従ってる。
今の状態で選手呼んでも、選手頼りになってチームはレベルアップしない。

138 :U-名無しさん:2007/07/15(日) 21:52:45 ID:KVI2miPt0
ゴール裏からもかなりのブーイングあり、
ただ今日は一見さんが多く拍手あり、
汚鰤が蟹サポに突撃中にゴール裏からは、
恥ずかしいからやめろ!の声。
トラメガで小林出てこい!の汚鰤にも、
ゴール裏は、リティだろ!の声。
強化部がどうこうトラメガで言い返していたが
良く聞こえんかった。

139 :U-東平尾 ◆DAViSpA9hw :2007/07/15(日) 21:52:47 ID:EzunSC0NO
かなりはしょってるから、おおまかに捉えてください。
簡単にまとめると、補強より修正。
K5がとりなして、とりあえずお開き。ただ、納得は誰もしてない

172 :U-東平尾 ◆DAViSpA9hw :2007/07/15(日) 22:04:29 ID:EzunSC0NO
サポカン要求はなかったけど、風通しをよくしよう、という意見は出た。
なんだかなぁ。私含めて一年で昇格という理想と現実の狭間で迷走してる。
じゃ帰りますノシ

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2007年7月14日 (土)

J2、第2クール終了時点での順位

J2第2クール終了時点での順位表(上位9チームのみ)
おそらくこの9チームにしか今年のJ1昇格の可能性はない。

         勝点、得点、失点、得失点差
1:札幌、51,33,16,+17
2:京都、45、43,28、+15
3:仙台、44、44、28、+16
4:福岡、40,40、26、+14
5:東V、39、39,33、+6
6:湘南、36,38,28,+10
7:鳥栖、36,29,37、-8
8:山形、34、28,25、+3
9:C大、31、28,27,+1

第一クールでは
http://nettaro.way-nifty.com/nettaro_blog/2007/05/j2_b111.html

ちなみに第2クールのみでの順位表(上位9チームのみの比較)
          勝点、得点、失点、得失点差
1:札幌、27、18、8、 +10
2:東V、26,19,8、 +11
3:京都、25、27,16、+11
4:鳥栖、25,16,11,+5
5:仙台、21,18,14,+4
6:湘南、18,23,16,+7
7:C大、16,14,13,+1
8:福岡、16,17,17、0
9:山形、10,8、 15,-7

これから見ると、第一クールの上位2チーム(福岡、山形)が、いかに第2クールでブレーキをかけてしまったかが分かる。またセレッソも監督交代というカンフル剤を打ったが、効果は出てない。札幌と京都と仙台は順調に勝ち星を伸ばしたと言えるだろう。また第2クールで巻き返したのが、東京Vと鳥栖だった。東京Vは監督留任が裏目に出ると想像していたのだが、中盤に菅原を入れて現実主義を取った結果、上昇へのきっかけを掴んだようだ。
アビスパは現時点では、2位狙いが妥当だろう。あれだけ負けていて2位と勝点5しかついてないというのは、ある意味、幸運だと思う。今年のJ2はダンゴ状態で最後まで5,6チームに可能性があるような感じになるのかもしれない。ただし、昇格のためには、アビスパの課題はかなり多いのだが、一つ一つつぶしていくしかないのだろうなあ..。

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2007年7月13日 (金)

吉田ジャパン、冒険の終わり

U-20W杯、日本vsチェコ

  森島  河原
    柏木
梅崎      田中
   青山
安田 福元 槙野 内田
  GK林

審判:コロンビア人

チェコ
GK:1,ペトル
DF:、6,クデラ
4,マズフ
5,シムーネク
3,クバーン
MF:17、スヒー
14,ゲツォフ
12,ヤンダ
19,カロウダ
FW:9,フェニン
15,ストレシュティク

得点、2-2、22分槙野、47分森島(PK)、74分クデラ(PK)、32分マレシュ(PK)
PK戦  日本3-4チェコ
日本、 安田×、青木○、槙野○、森島×、柏木○、
チェコ、ペニン○、クデラ○、スヒー○、ペカルト×、オクレステク○

今、録画しておいたチェコ戦を見終わりました。フィジカル的にかなり日本が有利な条件だったと思いますが、スコットランド戦ほどには全体的にパスの精度がなかったと思います。柏木は、(本人が言うように)この大会で一番の出来だったと思うのですが、梅崎と内田はあまり力を発揮できませんでした。(おそらく相手のスカウティングがきっちりしていたのもあるでしょう)。その中でもセットプレーから先制し、後半開始早々にPKを得て、2-0とすることができました。おそらくサッカー先進国の大人のチームであれば、ここから試合を殺すことができたでしょう。だが、A代表のカタール戦でも露呈したように日本には守備の文化はまだなく、当然、三男坊のU-20世代にもないものでした。
この代表であの時やるべきだったのは、相手につき合ってのロングボールの