« リティの想定外、ディフェンスの文化 | トップページ | やっぱり、がらがらだったダイナマイトUSA(大笑)、雑感 »

2007年6月 3日 (日)

対徳島戦、塩とコショウのないスープ

スカパー!にて録画観戦

    リンコン
古賀   アレックス   久永
      久藤    布部
弟  長野  川島   亨
   GK宮本

控え:GK:六反、田中、兄、鈴木惇、釘崎
主審:廣瀬格、曇、25.1℃、54%

リティの変化の仕方はシステムではなく選手の守備への強烈な意識づけだった。
この試合の中で攻撃から守備への切り替えは過剰気味であったが、守備から攻撃への切り替えは不足していた。さらにボールを保持している場面でも、カウンターに備えてなるべくポジションバランスを崩さないようにする姿勢が目立った。ボールのない所での動き出しがないことでスペースが生まれず攻撃に流動性が失われていく。解説の服部氏は何度「前線に動き出しがない。足元へのパスが多い」とコメントしただろう。ちょうど一ヶ月前の対湘南戦で見せた「ボールと人が良く動く」というリティの理想からはほど遠いサッカー。それはリスクをなるべくなくそうとするサッカーでもある。「サッカーとは危険を冒さないといけないスポーツ。それがなければ例えば塩とコショウのないスープになってしまう」とオシムは言ったが、この試合がまさしくそうだった。だが、アビスパは勝ちに飢えていた。味のないスープでも、我慢して飲み干し結果を出すことが、この試合最も重要なことだった。

「今日から6月、五月病はもう終わり」。湘南戦で首位に立ち、どんたくへのパレード参加により選手や監督、サポ、全員の意識が緩んだことが、この五月病の原因の一つでもあるだろう。しかし、幸運なことに4連敗した割には自動昇格の2位とは勝ち点差は5しかついてない。だが6月反抗ができるかどうかは、この試合では分からない。ひょっとしたら五月病は治ったが、攻撃陣が梅雨入りしてしまう可能性もあるように思う。久永は「失っていたものを徐々に取り戻せれば」とコメントしているが「取り戻さなければ」、現在の順位をキープすることが精一杯になるような気がするのだ。

|

« リティの想定外、ディフェンスの文化 | トップページ | やっぱり、がらがらだったダイナマイトUSA(大笑)、雑感 »

アビスパ関連2007」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172163/15308926

この記事へのトラックバック一覧です: 対徳島戦、塩とコショウのないスープ:

« リティの想定外、ディフェンスの文化 | トップページ | やっぱり、がらがらだったダイナマイトUSA(大笑)、雑感 »