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2007年5月 7日 (月)

誤審の長田和久主審に1ヶ月の研修

5月6日の大分vs広島戦で警告対象選手の「人違い」を犯した長田和久主審(48歳)と、指摘すべきだった平野伸一副審(43歳)に1ヶ月の研修を命じた。
http://www.nikkansports.com/soccer/f-sc-tp0-20070508-195824.html

長田和久主審のプロフィール(週刊サッカーダイジェスト増刊「選手名鑑」より)
1959年生まれ、山梨出身、1993年1月:1級審判員登録、J1主審試合数89試合(2006年度まで)、J2主審試合数23試合、Jリーグ主審出場ランキング10位。

GW期間中、上川徹・元国際主審&SRの本「平常心」を読んでいた。その中に「日本(審判)のレベルは世界の中でトップクラスに位置しているのは過言ではない」とあったが、こういうニュースや実際にTVなどで見ている感じでは「んな訳ない!」(BYタモリ)と多くの人に言われても仕方ないだろう。(「平常心」を読むと審判をやるのも大変だということが分かる。1試合で走る距離は平均12km(MFで10kmほど)、週末の試合に向けて1週間かけてフィジカルトレーニングを行うスケジュールは、ほぼサッカー選手に近い禁欲的な生活だと言えるだろう。準備としては試合の流れを先に読むために「両チームの分析」をした上で臨むことも必要だ。いい笛を吹くためには体力だけでなく経験も必要で、その上に精神的に常に冷静(平常心)であることが求められる。そこまで準備した上でも、下手なレフリングを行うと選手やサポーターからブーイングを受け罵倒される。いいレフリングをした試合でも表だっては評価されない。ちなみにドイツW杯ではかなりの高評価を受けた上川氏だが主審1試合目終了後にはドイツのZDFより、レフリングについてかなりつっこまれていた。)
http://nettaro.way-nifty.com/nettaro_blog/2006/06/post_23f7.html

残念ながら、この誤審があった試合をTVで観戦した訳ではない。ネットで調べると、長田主審は、この場面センターサークル辺りを歩いていたそうだ。
http://d.hatena.ne.jp/orion1014/20070508/p1#c
プロフィールを見る限り長田主審はかなりの経験をお持ちだ。だが年齢からくる衰えに日常のトレーニング不足が影響し、運動量不足でまともに判定できない体になっていることが、この誤審を招いたような気がしている。しかし、これまでJリーグは、このような大誤審を起こした主審でも目立った罰を与えてこなかった。2005年J2第16節での鳥栖対草津戦での家本SRのその後の対応でもそうだった(やっと2006年に再研修を命じられるが、あまりに遅い対応だったと言えよう)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E6%9C%AC%E6%94%BF%E6%98%8E
今回の件で、誤審にも対応するようになったことは審判問題改善の一歩と評価すべきなのだろう。だが、まだ対応するスピードが遅すぎる。審判のレベルもそうだが、審判を取り巻く制度を作る方のレベルも世界レベルからは、遙かに遠い。現実は世界レベルどころかJリーグの選手レベルにも追いついていないのではないだろか。その遅れは、Jリーグの進化にとっても大きな足かせになるに違いないだろう。

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