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2007年4月 9日 (月)

PRIDE34雑感、その1

オープニング映像でなぜか涙が少しにじむ。どうやら少し年をとったのかもしれない(苦笑)

以下、簡単な試合の雑感

中尾○vs●ドラゴ(1R9分15秒、袈裟固め)
地味に強い中尾。スピードで上回った中尾がスタンドでドラゴの距離(間合い)にさせず。ボクシングのできる間合いをつぶしまくった中尾、再三、テイクダウンを奪い、最後は袈裟固めで勝利。ドラゴはスピードがナツラ戦に比べてもなかったような気がする。

(スタンドA(400レベル)で見るとマイクなどの音声が聞きとりくい。やはり良くなりそうな興行はスタンドSで見た方が良さそうだなあ)

バター・ビーン○vsズール(1R,2分35秒、V1アームロック)
モンスター級への布石となる試合。K-1で最初見た時から「色物」としか見てなかったビーン。だがJトンプソン相手にKO勝利した時もかなり驚いた。そしてこの試合、ビーンはグランドで進化していることを証明したと思う。アメリカでは非常に有名らしいので、PRIDEの対アメリカ戦略にとって非常に有効な駒になってくれそうな気がする。

瀧本誠○vs●ゼルグ“弁慶”ガレシック(1R、5分40秒、アームロック)
個人的には今回のベストバウト。この試合まで瀧本には全く期待してなくて、今回も弁慶というスター候補の引き立て役に終わるだろうと思っていたが..。腐っても金メダリストということなのだろう。もちろん弁慶が弱かった訳ではない。非常に強い選手であることはスタンドの打撃、グランドでのディフェンスやパウンドを見れば明らかだ。この日の瀧本は確かに強かった。外国人の体の大きさや力の強さを跳ね返した柔軟性と流れるような動き。弁慶にとってこの日の瀧本は「義経」だったのかもしれない。瀧本は古来には存在し、そして今は失われてしまった「日本古来の柔術」がどんなものであったのかを連想させるようなキレや動きを見せてくれたと思う。総合格闘技という世界で日本人でトップに立った選手としては桜庭、五味がいる。桜庭はカール・ゴッチの流れをくむキャッチ・レスリングを極めて頂点に立った。五味はレスリングを基盤としながらも、そのスタンドの技術で頂点に立った。だが、瀧本は、それとは違う形で日本人が頂点に立つ可能性を、この戦いで見せてくれたような気がしている。瀧本は覚醒したのか?そう言いたいところだが、それはまだ分からない。ブラジルに渡ってブラジル人仕様に進化したブラジリアン柔術の強豪との試合で、それは明らかにされるだろう。

ギルバート・アイブル○vs●小路晃(1R、3分46秒、TKO)
バラちゃんがヴァンダレイの出場に拘ったため、大会前日に決定したカード。双方とも、この試合にベストのコンディションで臨むことは不可能だった。特に小路にとっては、可哀想なぐらいのスケジュールだったと思う。PRIDE1(あの時もスタンドの一番安い席で見ていた。ヘンゾと引き分けたことは驚いたが、その後のマイクがよく聞き取れなかったんだよな)から出場し続けてきた小路だが、これからPRIDEの舞台に立つことは難しいだろう。だが彼にはPRIDE引退試合をやる資格は十分にあると思う。

ドン・フライ●vs○ジェームス・トンプソン(1R,6分23秒、TKO)
個人的にこの大会のベスト煽りV。試合前の激しいにらみ合い。試合後のマイクパフォーマンス。そして激しい試合。この試合は世界最高峰ではない。だが、プロという意味では十分以上に素晴らしい戦いだったと思う。フライはIFLにてコーチ役としてこれから総合に関わっていくことになり、あまりPRIDEに出てくることはないだろう。だがPRIDEが大きくなるために、アメリカでPRIDE版TUFをやっていくためにはマーク・コールマンとともにコーチ役としてドン・フライも必要になるはずだ。ともかくフライの男気に感謝!

長くなりそうなので、とりあえず、後半戦は後で。


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