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2007年4月23日 (月)

UFC70、ミルコvsナパオン、WOWOW観戦後の雑感

冒頭に、TK(高阪剛)によるグランドでのヒジの使い方の説明Vが入る。今回、ミルコvsナパオンとの対戦で、大きなポイントはグランドのヒジだった。恐らく、UFCの映像を見た後、TKに頼んで収録したのだろう。
UFCは基本的にアメリカ人中心の総合団体だ。興行的にアメリカ人がチャンピオンであることを基本的にUFCは望んできたと思う。(今は考え方が変わったのかどうかは分からない。ただ昔はそうだったと思う)。その最大の障壁がブラジリアン柔術家だっただろう。ガードポジションの下からでも間接を極めてくる技術はアメリカ人(アマレス系が多い)にとっては大きな脅威だった。PRIDEではグランドでのヒジは認められていないが、UFCは未だに残しているというのは、おそらくブラジリアン柔術家たちに不利になり、テイクダウン能力に優れたアメリカ人レスラーに有利になるからだろうと思う。
だがグランドでのヒジは、すぐに出血しやすい。出血することによってTKO決着も増える。個人的には間接の技術やスタンドでの技術で決着がついて欲しいのだが、ヒジで決まるのは、あまり美しくないと思う。それにあんなに血が出やすいとTVで地上波放送がやりにくいだろう。ということでグランドでのヒジは禁止にした方がいいと思っている。ダナ・ホワイトはヒジ有りで統一ルールを作りたいようだが..。
http://blog.livedoor.jp/fight_and_life/archives/53534282.html

LYOTO○vs●デビット・ヒース(判定3-0)
距離を取って単発ながら鋭い左ミドルやパンチをを入れていくLYOTO。デビットはなかなかLYOTOを捕まえることはできない。ただし攻撃が単発で見合ってる時間が長いため、会場からはブーイングが起こる試合。LYOTOの当て勘の良さ、目の良さ、そして腰の強さなどは相変わらず。LYOTOの距離感(間合い)は普通の選手よりも、かなり遠い。その距離から単発だが的確にミドルやパンチを入れていく。リングでは、この戦い方では捕まったかもしれないが、広いオクタゴンでは非常に有効なようだ。アウトボクサーのような戦い方。ストライカーがテイクダウンされないでオクタゴンで戦うためには有効な戦い方だろう。その点ではミルコよりもLYOTOの方がオクタゴンに適応していた。最大の欠点はおもしろくないということなのだが.,..。
ただしTKはかなり効いてる場面でも一気に勝負に行かないことに、かなり不満そうだった。グランドで下になった場面を見てないが、LYOTOは強い。だが戦い方はおもしろくない。この非常に用心深い戦い方が、未だに総合無敗という記録を支えているのだろう。

アルロフスキー○vs●ファブリシオ・ヴェウドム(判定3-0)
試合は3Rだが、2R目は放送されず。スタンドでの的確なパンチのヒット数の差でアルロフスキー勝利。ヴェウドムはスタンドの勝負で不利だったが、タックルも不発で、得意のグランドに持ち込むことができず、UFCデビュー戦は敗戦に終わった

ミルコ・クロコップ●vs○ガブリエル・ナパオン・ゴンザーガ(1R、4分51秒、KO)
ナパオンは去年のムンジアルとコパドムンドを制しているそうだ。柔術家の中では、かなり強豪だ。体重はミルコが102.1kg、ナパオン110.2kg。試合はナパオンが距離をつめ、さらに左、左に回る(ミルコから見れば右、右に回られる)ことでことで、得意のスタンドの技術を封じられる。そして左ローをつかまれて、テイクダウンされる。ミルコはクローズしたガードポジションを取る。PRIDEのリングであれば、腕を抱えて、パウンドに耐えていれば「ブレイク」がかかっていた。だが、PRIDEにはなくてUFCにはあるこの状態からのヒジへの対応が不十分だった。ナパオンのヒジが何発も入り、それがミルコのスタミナと判断力をほぼ奪ってしまった。ブレイク後のハイキックはナパオンのフェイント(ミルコの左わき腹を見たようだ。キックの瞬間、左のガードが下がっている。ミルコはミドルかローだと判断したのだろう)。ナパオンの研究と準備、そしてミルコのヒジへの対応不足が招いた敗戦、完敗だった。ミルコは、このUFCの舞台で勝つために大きな宿題を与えられたようだ。PRIDEでは、その克服していく姿を見せて最終的にPRIDE無差別GP優勝という花を咲かせることができた。今回も同じことができるのか、それはミルコ自身の意思にかかっているのだが...。

最期に2002年4月より5年間放送してきたWOWOWでのUFC放送は終了した。どういう契約か分からないが、UFC側が放送権料の大幅な値上げを求めて交渉したが、結局、まとまらなかったということなのだろう。(ということで、スペインリーグが終了したらWOWOWは解約することにします)。それにしても次はリデルvsランペイジだが、早く放送局が決まって欲しいものだ。

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