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2007年4月29日 (日)

PRIDEとUFCの違いについて(ルール面が戦いに及ぼす影響)

ゴング格闘技休刊から出版社を変えて再始動した「ゴンカク」のインタビューより、PRIDEとUFCのルールの違い、リングとケージ(オクタゴン)の違いなど、非常に参考になるコメントを引用してみました。

ジョシュ・バーネットの話
・PRIDEのルール、、ジャッジング、それに僕らがシューズや道衣を着用する選択肢が失われることはMMAにとって悲劇的な損失だ。
・ヒジによるカットが増え、トップでの失速が増えてただヒジを食らわすだけになるだろう。いい試合をするには、イエローカードを出せるルールと、PRIDEスタイルの裁定が必要だと感じるよ。でも、UFCルールがPRIDEルールに取って代わるよりは、まだPRIDEルールにヒジが加わる方がましだ。サッカーボールキックと踏みつけは、試合をさらにダイナミックにする。
・最も重要な事はPRIDEの裁定システムなんだ。あらゆる点で現在のアメリカのシステムよりも、よりよく勝負をカバーしていると思う。
・ケージはPRIDEと比べてスローペースになるね。相手をケージに押しつけて、テイクダウンし、相手をキープして立ち上がれないようにする。それからUFCのケージは広いから動き回るスペースがある。ロープは違う。狭いけど動けるスペースがあるし、大抵はリングでの戦いの方が、もっとダイナミックになる傾向がある。キック、パンチ、サブミッション、いろんなことが起こる。ケージでの戦いはとてもスローだ。テイクダウン、タックル、ケージへの押しつけ、ホールドしてのパンチ..。
・レスリングのリングが我々がMMAを創りだした場所だ。それ以前はただの露地だった。それがやっとプロフェッショナルな競技になったとき、それはリングで行われた。常にリングだったんだ。その後にケージというアイディアが生まれてきた。私にはケージが物事が暴力的でなくてはいけないと感じさせるように見える。リングは、もっと「プロフェッショナル」というものを意識させるんだ。

ニック・ディアズ
・(五味との対戦を振り返って)とにかくPRIDEでは今回みたいな戦いばかりをしてはいけないんだ。これじゃUFCだ。もっとテクニカルな試合を。それこそが俺がPRIDEで戦いたい理由なんだ。PRIDEの試合は、俺のような柔術家タイプに向いている。俺のファイティングスタイルはPRIDEでの方が有効だ。ケージでは俺の技術が発揮できない。相手が俺を抑え込んでも、奴らはパンチを打ってくるだけだ。もちろんパウンドにも技術が必要で三角絞め等に捕まらないように打たなければならない。でも、結局、俺には当たらなくてパスモできなければ、またスタンドからやり直しだ。

ミルコ・クロコップの敗戦でのルールの違いに感じた違和感(主にヒジ有りに対して)や
http://nettaro.way-nifty.com/nettaro_blog/2007/04/post_3b69.html
「なぜUFCでの戦いはPRIDEより興奮できないのか」という疑問に対して、二人のトップファイターの言葉は、かなりの解答を与えてくれていると思います。
連休を利用して、ゴンカク以外にも紙プロ最新号の読書をしていましたが、読めば読むほど、非常に幸福だった一つの黄金期が終わったのだという気がしてなりません。

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