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2007年4月19日 (木)

「In His Times 中田英寿という時代」を読んで

「In His Times 中田英寿という時代」著・増島みどり

増島みどりの中田本を読んだ。(なぜ、この時期かというのは図書館のリクエストの順番が来たからだ)
ベルマーレの新人時代から引退するまでの彼の言葉・考え方の変遷の記録としては貴重でいい本だろう。だが、彼がなぜサッカー選手として小さな成功しか収められなかったのかは、この本では分からない。なぜか?文章から増島女史が彼を好きだということは分かる。だが、目線がジャーナリストではなく、まるで母親が可愛い息子を見るような感じだからだろう。文中にもあるトルシエのへの攻撃は、まるで可愛い息子をいじめる鬼コーチに抗議する母親のようだ(苦笑)。冗談はともかく、この本の最大の欠点は中田英寿の善と悪の内、善の面しか描かれてないことだ。 そういう意味では、この本はナンバーPLUSの「中田英寿」引退特集には及ばない。(ちなみに、ナンバーの中でも、現在の自分の見方はトルシエや田村修一氏の方に近い。そういえばW杯中の日記に中田について書くと書いていたなあ..。そろそろ書かないとヤバイよなあ...)
中田の言葉をまねすれば「彼女の本はヒデが好きな人にとっては受け入れられるだろうし、彼の言葉を読みたい人にとっては貴重な本だろう。だが僕にとっては買うまでの本ではなかった」ということだ。

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