サガン鳥栖対愛媛の雑感
初戦のあのひどさに比べると確かにだんだんと内容は良くなっているように思う。「アンデルソンがもう少し調子が上がっていれば」もしくは「新居がいれば」、おそらく鳥栖は勝てていただろう。(何か一昔前の日本代表対アジアの強豪国みたいな感じなのだ。中盤まではうまく作るが、バイタルエリアから先で仕事ができないような感じで)
この3戦、鳥栖の試合を見ているが、一番に感じることは日本人選手の質の低さだろうか。まだ若い選手が多く、これから化ける可能性も十分にあるのだが、GK以外で、日本人選手で将来J1で活躍できる選手はこの中にいるのだろうか?90分は無理でも、いくつか煌めきのようなものを感じられる選手は、この3試合の段階では、日本人選手の中(GK以外)には、いなかったように感じる。
鳥栖の今年の目標はJ1昇格だったのだろうか?もし本当にJ1に昇格したいのであれば、新居は残しておくべきだっただろう。その上で、攻撃力のある外国人MFが欲しい所だ。だが、資金的にも、鳥栖の現状からは、そこまでは望めないのかもしれない。若手を育てて売る。地方の弱小クラブのあり方としては非常に正しい。だが、いつかは勝負してJ1に上がっていかないと、いい選手ばかりが買われていき、クラブの戦闘能力は上がらないまま。そしてサポは毎年オフシーズンに「ドナドナ」の気分になってしまうだろう。しかし、それもヨーロッパや南米の弱小クラブが毎年味わっていることだ。資金力が全てではないが、ある程度の資金がなければ戦闘能力を維持することはできない。
まだ主力が全部戻ってない状態だし、まだ3戦しか終わっていない状態だが、今年、鳥栖がJ1に昇格することはかなり難しいように感じている。もしあるとすれば、主力にケガがなくアンデルソンが爆発し、さらに攻撃的なMFかFWの日本人で化ける(10点以上取るような)選手が現れないと、無理なような気がしている。
| 固定リンク
「日記・つぶやき・その他 」カテゴリの記事
- 2012年、あけましておめでとうございます(2012.01.03)
- 20110910:日本vsフランス、ラグビーW杯:観戦メモ(2011.09.11)
- 東北太平洋沖地震の寄付金は日本赤十字へ。日本ユニセフはオススメしません(2011.03.21)
- みんなで分け合えばできること&節電&節買い&分かち合い(2011.03.17)
- 東北太平洋沖地震と日本力(RUN WITH THE ALL)(2011.03.16)
コメント