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2007年2月 8日 (木)

蹴球源流(抜粋)

2007年2月放映、スカパー!「蹴球源流#5」司会:金子勝彦の抜粋

岡野俊一郎抜粋
W杯総括
・2006W杯の日本代表の結果は順当な結果だった
・あの時点で、W杯で戦えるだけの力がなかった。2流の上で1流ではない。
・FIFAランキングが日本の実力をメディアやファンも含めて惑わせた。
・オーストラリア戦、後半足が止まったが?それ以前に選手選考が間違っていた。オーストラリアはほとんどがヨーロッパ、イングランドでやっていて背が高くでタフだ。しかし、日本代表のDFにはヘディングの強い選手が中沢しかいなかった。トゥーリオや阿部を入れるべきだった。オーストラリアがどう戦ってくるかが、分析がなされていなかった。やっぱり監督の判断力の問題でしょうねえ。結果から見れば。
・クロアチア戦はクロアチアがミスが多かったということですよ。うまくプレーしてたら3点は入れられていたでしょうねえ。やはりチーム力から見れば3-0の試合でしょうねえ、冷静に見れば。
・ブラジル戦:ブラッターから「残り1分で同点にされるようじゃ勝てないね」と言われた。チーム力に差はあるが、チームの意志として、あそこで1-0で前半を終わらすことができれば、ブラジルもあせるだろうし、そこで後半開始からじっくり守れば、勝機も見いだせたかもしれない。
・協会の総括:総括したというけれど総括してないですよね、はっきり言って(苦笑)。それはジーコ監督の退任会見ではっきり出ているわけです。「日本がいい成績を上がられなかったのは、一つは自分(ジーコ)が考えるサッカーをやれるだけの力が選手になかった。日本の選手が背が低かったから」。これは監督やる前から分かっていること。それでどうやって戦うのかを考えるのが監督の仕事で、監督はそれを誤った。ジーコのやりたかったブラジルスタイルができなかったのは選手のせいで、ブラジルの選手と日本の選手の実力に差があったのははっきりしていた。さらに背が低いというのもはっきりしている。そんな前からはっきりしていたことを理由にされては、かなわないですねえ。それに対して技術委員会が総括しているならいいですけど、ちっともそれについて総括してないのはおかしい。
・日本人の特徴を活かすサッカーをしないと世界とは対抗できない。
・一人一人比べたら日本より韓国の選手の方が上だ。日本より韓国選手が上回っているものが4つある。まずスピード、スタミナ、スピリット、スキル。日本の選手がやや上回っているのは判断力ですね。チームプレー。練習が違うから。韓国の選手がJにくるとみな「Jリーグの練習は韓国に比べて楽だ」と言う。日本の選手は技術はいろいろ持っているんだけども正確さが不足している。ワンタッチでボールを止める技術など。基本に正確なプレーをしないと代表は強くならない。メディアやファンがサポートしてくれるのはいいですけど、少し持ち上げすぎですよね。
・メディア批評、メディアがいろいろサポートするのはありがたいことなんですが、少なくともサッカー関係者は、それに対して、きちっと別の見方をつくっておかないといけないですよね。サッカーの関係者もそれに影響されてはいけない。「海外組、海外組」というけれど、レギュラーで出ているのは、ほんの数名でしょう。海外に出てもやはりレギュラーで一年出場しないことには始まらない。だから海外に行くことを、そのことだけをそのまま持ち上げることは非常に危険だ。
・Jリーグが93年に始まって進化したのは事実だ。そして海外に行く選手が何人か出てきて、その進化が代表チームの進化と同じと考えてはいけない。世界と戦うためには、もっと別の見方をしなければいけない。誤解してはいけない。
・日本サッカーが系統的に教わったのはクラマーである。ドイツ人と日本人はメンタル的に似たところがある。そのクラマーは「コピーは作るな。日本人に合ったサッカーを君たちが考えろ!」と言った。彼が教えたのはドイツ式サッカーではない。彼が教えてくれたのはサッカーの基本だ。100年たっても変わらない基本を教えてくれたんだ。ところが一部の人たちは古いと思っているんですよ。
・ファルカンについて:広島アジア大会で準々決勝でPK取られて韓国に負けたとき、ファルカンは「審判をコントロールできないような協会は情けない」。ブラジル的考え。それで川淵君が、こういう監督ではダメだといって替えた
・オフト:ヨーロッパですから、ある意味、クラマーと同じ考え方です。アイコンタクト、
スモールフィールド、トライアングル、別に新しいことではない。
・オシム:オシムが言ってるのはクラマーと言ってることと同じだ。基本を言ってる。裏返すといかに日本が基本をおざなりにしてるかということですよ。日本はサロンが好きで、「戦術がどうの」とかいう話が好き、流行が好きだけど、基本がおざなりになっている。そういう意味で、メディアヒーローというのが出てくる。時代に遅れたらいけないと思って、そういうことに乗っかっていくけど、基本を忘れている。それで若い選手は、いろんな技術を持っているけど、一つ一つの精度が足りない。だから相手が側にいるとボールを取られたりパスが遅れてしまう。基本を正確にやることを忘れている。釜本君がなぜあれだけシュートを決められたか?インステップキックの基本ができているからです。基本ができていれば多少体勢が崩れていても、難しいところにボールができても、体をひゅっと対応させれば点が取れるんですね。そういう意味で、日本が一番反省すべき点は、基礎技術と基礎戦術をもう一度考えることです。
・U-21ですけど、ドーハの試合を見ていて、パスをしたら眺めているんですよ。ボールをパスしたら必ず動かないといけないです。長い距離を走ることもあるし1mでいいから横に動くということである。ボールを持ってる選手の他の11人は、パスを受けれる位置に動かないといけない。それは最も基本的な戦術である。
・今の環境の中から出てくる選手を、どうやって精神的に強化するのか、それを考える、教育することの方が重要だ。非常に難しい課題だ。指導者にはかなりの忍耐が必要だ。

ギド編抜粋(少しだけ)
・94年来日当時、ミニゲームにて、今、試合が「何対何」というスコアが分かっていない選手がいた。
・日本人はゲームをやることが楽しい。対して、我々ドイツ人は試合に勝つことが楽しい。そこら辺に差があるかもしれません。
・ドイツの強さ、まずメンタル面の強さ。能力的にはブラジルのような凄いテクニックは持っていませんが、イングランドなどの国に比較するとある程度の技術はある。あとはチーム魂がある。まず絶対に諦めないこと。それに技術、実力、これらがうまく混ぜ合わさっている。W杯では、準備段階を含め6週間以上はチームでの共同生活になる。一緒に生活してチーム魂をさらに強くしていくことができる。これらがドイツの強さだ。

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