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2007年1月

2007年1月28日 (日)

スカパー! Jリーグ放送改悪のおそれ

今週発売された週刊サッカーダイジェストNO881(2007 2.6、中村俊輔が表紙))にあるスカパーJリーグ中継の最高責任者・田中晃放送本部長へのインタビュー記事に、日本のサッカー中継の未来に悪影響を及ぼす可能性が書いてあるので言及したい。それは中継時における絵作りという点で、タイト(ピッチの狭いエリアを撮影する。フォーメーションやフリーランする選手の動きやDFラインの高低などを確認することが難しくなることを意味するだろう)になるということだ。Jリーグの2007年は年間620試合行われる。スカパー!は、今シーズンより、その全試合を生中継することが決定している。そのうち547試合をスカパー!で自主制作するようになるというから、Jリーグの約88%の試合でサッカーの本質の部分の醍醐味やおもしろさが伝わらない中継を見なければいけないということになってしまうのだ。

長くなるがインタビューからその部分を引用したい。
「今までのJリーグ中継のメインはNHKだったと思うんです。NHKの絵作り(画面のサイズ、カットのタイミングなど)、表現、アナウンサーの話す内容が日本人のJリーグを見る目を作ってきたし、それがそのまま日本代表を見る目に成長し、ワールドカップを見る目になったんです。今年からはスカパー!にその役割があって、その責任があると自覚しています。そしてその責任を果たすため、番組を制作していくなかで3つの目標を掲げています。
 そのひとつ目が選手の顔が見える中継をしようということです。戦術や戦略も大切なんですが、地元のサポーターが増えていくためには、たくさんの選手達の一人ひとりが際立つような番組作りが必要だと考えているんです。それは絵作りの部分もありますし、事前の選手の取材だったりもします。絵作りの方は、誰が蹴っているのか、走っているのか分からないようなサイズはなくなります。ですからサッカー通の方にはタイト(=ピッチの狭いエリアを撮影している状態)だと思うような絵になる可能性があります。今までスカパー!の中継は、サッカー通を対象と考えていたのでワイド(=ピッチの広いエリアを撮影している状態)な絵になっていましたが、今後は一般のファンを増やすために少しタイトになっていくはずです。少なくとも今までのNHKより狭いサイズになります。だからフォーメーションを見たいという人からは不満が出るかもしれませんが、その代わり個人が際立つと思っています」

なぜ、そういう改革(おそらく日本サッカーの進化のためには改悪になってしまうだろう)を行ったかというのは、どうしても加入者を増やさないといけない状況があるからだろう。現状のJリーグの観客動員の40%がスカパー!に加入しても、大赤字になってしまうという。そのためには、コア層ではなくファミリー層をターゲットにし、それを取り込むための方法論として絵作りに手をつけたようだ。
あくまで推測だが、Jリーグ初期の民放でのやけに選手のUPが多く試合の流れが分からない放送に戻ってしまうのではないかと危惧している。代表戦でのTV朝日の放送であれば、悪名高い角澤アナの実況が聞こえないように音声を消せばいいが映像は見ない訳にはいかない。田中放送本部長は「日本サッカーのレベルを上げるためにやれることはやる」と言っておりインタビューの他の部分には納得できる部分もある。だが、この絵作りの点だけは、逆に日本サッカーの進化を遅らせる、ひょっとしたら退化させるかもしれない。スカパー!が放送権を獲得したのは2007シーズンから5年だ。この間、未来のJリーグのサポーターやファンはゲームの本質をTV画面からは理解することが少なくなるだろう。さらに現在ある程度のサッカーを見る目を持っている人も、TV画面から受ける情報量の少なさに慣れることで、サッカーを見る目の進化が止まる(退化する恐れもある)可能性が高くなるはずだ。さらに人々の見る目が退化すれば試合内容自体への健全な批評が少なくなり、それはJリーグの試合内容を向上させる点でもマイナスにしか働かないだろう。スカパー!は、その「絵作り」が日本サッカーを進化させると思い込んでるが、思い込んでるだけに、それを改めさせるにはかなりの労力が必要になるだろう。多くの人が声を上げなければ、日本人のサッカーを見る目は、5年間止まってしまうのだ。それはひょっとしたらジーコジャパンの4年間よりも影響が大きいかもしれない。

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2007年1月27日 (土)

PRIDE公式にブログ1本たてました

さきほどPRIDE公式HPにブログを1本たてました。
http://www.prideofficial.com/cgi-bin/blog/details.cgi?pid=113163290249269&id=1169873937

理由は公式HPでのブログの状況があまり良い状態ではないと思えたからです。個人的なブログで書いてもあまり反響などなさそうなので、この記事だけは公式の方に書いていこうと思っています。(おそらく公式の方に立てるのは、この記事1本だけになるでしょう)

なおPRIDE公式HPから訪問される方にですが、こちらのブログはコメント&トラックバックは承認制を取っております(スパム&荒らし対策のため)ので、ご了承の上、ご拝読ください。

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スカパー!、Jリーグ31、アビスパ編を見ての雑感

1/26金にスカパー!にて放送された「Jリーグ31、アビスパ福岡編」を見た。収録は2006年10月という時点で嫌な予感がしたが、個人的には全く期待外れだった。番組表には「毎年オフ恒例の目玉企画Jリーグ31がパワーアップして今年も帰ってきた!ピッチでは決して見る事が出来ない選手たちの素顔やクラブの裏側を徹底紹介!毎週5クラブずつ平日の午後8時から放送!」とあったので、そこから内容を類推すべきだったのだろうが..。

内容の方は、
宮本亨が司会で、若手3人衆(イケメンを選んだのかな?)、中村北斗、田中祐昌、柳楽にクイズを出すもの
・川島眞也、城後寿のショートインタビュー(深い内容を聞いた訳ではない。質問例:休日は何をしているか?)
・布部、久藤、藪田、吉村、千代反田、山形辰、金古による食事しながらの座談会(特に内容は深くない)
が主なもので、番組の冒頭に入っていたナレーションや番組表にあるように、選手の素顔にフォーカスしたもので、この番組を満足して見るのは、かなりミーハーなファンの人が多いだろう。

ろくに番組表の説明を読まずに見てしまったため、最初は「新シーズンに向けての動きをまとめたもの」か「2006シーズンの総括」かと思ったが、最初の3分で違う趣旨の番組だと分かる。そのうちクイズが始まり、あまりの予算のかけなさに愕然とし、インタビューでは、個々人のサッカー観などの話も聞けず「休日は何をしているか?」とか「趣味は?」などの質問だけで、あまりの内容のなさに唖然としながら最後まで我慢して見たような感じだった。開幕前には、もっとまともな番組を作るのだろうが、この番組のレベルだと、そう期待できないような気もする。番組終了後は、「時間を無駄にした」という思いしかなかった(苦笑)

スカパー!へは「Jリーグに「観客動員増」を要求するのもいいし、Jの放映権獲得で値上げも仕方ないかとも思うが、同時に番組のレベルアップもしたいかないと、いつか視聴者に切られますよ」ということを、少し言いたい気分なのだ(苦笑)

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2007年1月26日 (金)

PRIDE公式HPブログについて

PRIDE公式HPには会員のみだが、公式HP内にブログ(2chのスレッドみたいな感じだが)を立てることができる。
http://www.prideofficial.com/

コメントは会員でない人間もすることができるため、誹謗中傷や変なコメントも混ざるが、多くはPRIDEを好きな人間が「どうしたらPRIDEが良くなるのか?」を真剣に考えて意見を書いてくる場合が多い。主催しているDSEにとっても、ファンがどういう意見を持っているのかを把握できるので、かなり役立っていると思う。カスタマーサービスの充実をはかる点でも、このネットの特性を活かしたシステムはいいと思う。考察を深めるために自分もよく目を通している。

だが注目度があるサイトだけに、それを逆に利用する者も現れる。1/26現在、1/22~1/26までの5日間で1人で7個ブログを立てた人間がいる。ブログだけ立てておいてブログ主にも関わらず、話題をふることや議論などにも参加しない人間だ。個人的な感想だが、このブログ主は、自分のHPの宣伝のためだけに、ブログを乱立させているようにしか見えない。これにより有用な議論がされている価値のあるブログが、トップページから外れ、その結果、多くの人の目に触れる機会を奪われてしまっている。そして、そのあまりの乱立ぶりに異議を唱え、DSEに何らかの規制を要望する人が多くなっている。そして、要望のコメントの数も増えている状況だ。(個人的には、数量規制すべきだと思っている。ブログを立てるのは、1週間で2つか3つまで。この程度が妥当ではないかと思う)

現在、DSEは2/24ラスベガス大会への準備に追われていることだろう。DSEの今年の最優先事項はアメリカでバブル状態になっているUFCの独占市場にできるだけ食い込むことだ。今の世界最高峰のレベルを維持するためには、それは必要不可欠なことなのだ。そのためには今年一発目のラスベガス大会は非常に重要な大会ものになるだろう。その準備でDSEはかなり忙しいに違いない。さらに、この問題は、今のDSEにとっては小さな事かもしれない。ブログ設立に対する未整備な部分をつかれたことが最大の原因で、数量規制で解決する問題だ。だからできるだけ迅速な解決をDSEには求めたい。迅速に解決できるかどうかで、今のDSEという組織の状態がどうあるのか、伺いしれるような気がしている。(まあ、迅速に解決できなくて、某秋山失格問題のように問題は大きくはならないだろうが..)

ということで、コメントを通じて、DSEに要望をしてみます。どのくらいで対処してくれるでしょうかねえ...。土日挟むので、1月末あたりには解決していてもらいたいものですが...。

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グーグル検索を入れてみました

ブログの量が少し多くなってきたのでグーグルでサイト内検索できるようにしてみました。(他のサイト内検索エンジンも使ってみたのですが、やはり検索速度が遅くてダメでしたね)。あとアフィリエイトも入れてみましたが、アマゾンでは秋山成勲写真集が表示されるんですねえ。この内容のサイトに秋山関連の広告してもしょうがないだろうと思うのですが(苦笑)。さすがに内容を吟味して広告を表示するところまでは進化してないようです。

なかなかアフィリエイトと検索エンジンの配置がうまく行きませんが、とりあえずいじるのはここまでにしてみます。少額でも銀行口座に入金されるのはいつになることやら..。今年中にPRIDEのPPV1回分ぐらいになればいいかなとは思っていますが..。

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2007年1月25日 (木)

秋山正勲問題、ゴング格闘技など

1/23に同時発売された格闘技通信とゴング格闘技ですが、評価が分かれているようです。
まず格闘技通信から。予想通り立ち読みで済ませました。秋山失格問題に関しては、ろくな検証もせずに、座談会では、言い訳としか読めない内容です。個人的な評価:★(5段階評価)、古本屋で10円で売ってたら買ってもいいかなというレベルでしょう。

ゴング格闘技では、結構、詳しく検証されているように思います。秋山問題に関しては、山田トレーナーと和田良覚サブレフリーのインタビューと実際にオイルを塗った検証記事では、次のようなことが分かります。
*秋山がクリームを塗ったのは入場する15~20分前。もの凄い量を全身に塗っていた。何回もHERO’Sロールミーティングで「一切の塗布物を体に塗るのは禁止」と言って承認のサインもしているのに「知らなかった」と秋山は言っている。使われたクリームは、試合前、試合後のレフリーのチェックをかいくぐるには最適のものだった。さらに汗が出ると一緒にクリームが吹き出し尋常じゃなくヌルヌルするため、片足タックルからの寝技を主な攻撃方法にしている桜庭に対して相当有効。そして秋山は、塗布発覚後も、そんなに反省の色を見せていない。

秋山失格問題に関して、ゴン格は、これからもFEGとつき合っていかなければいけないマスコミとしては、かなりきっちり書いている方だと思います。その点は評価していいかと。しかし、秋山は本当に真っ黒だな。

その他、ミルコインタビューは、紙プロよりゴン格の方がいいですね。しかし「PRIDEとUFCの架け橋になりたい」と語っているが、そんなことを言って、HERO’Sでひどい目にあったレスラーがいるので、少し気がかりです。ミルコの場合は今がピークでしょうから、大丈夫だと思いますが、バンテージ問題では、苦労するかもしれません。拳を怪我してしまいそうな気がしますねえ。あと個人的にはジョシュ・バーネットと鈴木みのるの対談が良かったと思います。U系のレスラー達がほぼ引退し、桜庭も衰えが目立つ中で、キャッチレスリングを復興できるのはジョシュ以外いないでしょう。ゴング格闘技NO176でジョシュはカールゴッチと対談していますが、おそらくキャッチの技術の中には、ジョシュがヒョードルとノゲイラに勝つために必要な宝物が、かなり埋まっているような気がします。

ゴン格はまだ全部読んでいませんが、その他、川尻vsメレンデス戦の検証記事なども良かったですね。(ただし、150人インタビューは、あまりに人数が多すぎて内容が薄くなってしまっているような)
個人的な評価:★★★と半分(5段階評価)、書店ですぐに買いましたが、金額的には600円だったら買いますね。

                                                                                                                                                                                   

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2007年1月22日 (月)

秋山問題・続報など

レフリーの和田良覚氏が1/20のサムライTV「格闘ジャングル」で秋山問題に関して男前な発言をされてます。
http://www.youtube.com/watch?v=v5sZFaa8Oig

「因果応報、神様は見てます。でも、さすがにメリケンサックはないようですね(苦笑)。しかし、和田さん、HERO’Sから干されると収入が減りますよ。ともかく和田さんが非常に心配です。みのもんたの言うように「負の原理?(半島関係なんでしょうかねえ)」が働くかもしれませんし。

あと1/23(火)に発売される格闘技通信ですが、PRIDE公式HPでの内容を読む限り「秋山」のアの字もありません。
http://www.prideofficial.com/free/media/details.php?id=1169370605&yy=2007&mm=01

ちなみに格通の三次編集長のブログですが、秋山失格問題に関しては、今だスルーしておりコメント欄も炎上中です
http://kakutsu.at.webry.info/

1/23の最新号で本当に秋山問題をスルーしていたら、今まで買っていた読者の多くがスルーをしてしまうのではないでしょうか..。格通史上最高の返本率を記録するかもしれません。かつてターザン山本は、新日本から取材拒否を食らって週プロの編集長を辞めさせられました。逆パターンですが、これからの対処次第では三次編集長の座も危ういでしょう。「格通、めちゃめちゃ攻めます!」とありますが、まずは「火を消す方が最優先」だと思いますけどねえ..。格闘技系がゴン格だけになると、間違いなく独占の弊害が出るので、格通にはなんとか生き残って欲しいのですが..。個人的には、立ち読みで済ますことになりそうな気がします。

あと、紙プロの紹介もあります。同じくPRIDE公式です
http://www.prideofficial.com/free/media/details.php?id=1169277050&yy=2007&mm=01

こっちはミルコインタビューがカットされてます(大笑)。紙プロ的には、この号の一番売りの記事なんでしょうが、さすがに去っていった者の言い訳は載せる訳にはいかなかったのでしょう。

ちなみにPRIDE公式には載っていませんが、ゴング格闘技も1/23発売です。
http://www.ns-p.com/gong-kaku/

こちらは真面目に秋山成勲失格問題を扱うようですね。ゴン格は、一応中身を確認してからですが、おそらく買うことになるでしょう。しかし、「桜庭単独インタビュー」と「前田日明コメント」は、ゴン格でも取れなかったんですねえ。まだFEGによる箝口令が引かれているのでしょうか?

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スカパー!値上げと改悪(怒!)

スカパー!の新サッカーセットの内容を見ている。Jリーグの全試合放映権にかなりの費用をかけたためだろうが、実質的に値上げになっている。さらに制度的には完璧に改悪したようだ。
http://soccer.skyperfectv.co.jp/howto.html

現行の最高セット:ワールドサッカーセット、月額4700円(CL,セリエA、プレミア、FAカップ、スコットランド、ドイツ、フランス、オランダ、アルゼンチン、J1,J2)

新制度の最高セット:ドリームサッカーセット、月額5800円(CL、セリエA、プレミア、FAカップ、スコットランド、アルゼンチン、J1,J2)

つまり最高セットを選択したとしても、ドイツ、フランス、オランダリーグの試合を見ることができないということだ。(J sports1、J sports ESPN、GAORAを外したようだ。これらを見るためにはさらに月に2000円はかかるだろう)さらに海外の試合を見たい人の選択肢は、現行のパックセットが全部で7セットあるのに対し、新制度では全部で2セットと極端に減っている。現行のワールドサッカーセットを継続するにしても、パーフェクトチョイスで放送されるJリーグ関連の視聴はできないし、さらにパーフェクトチョイスでこれから新しく放送されるようになる番組は見ることができない可能性もあるだろう。これは間違いなくサッカーファンにとっては改悪だろう。WOWOW(スペインリーグ、リーガ・エスパニョーラ)もスカパー!で放送できることになり、ほぼ独占状態になったことが、この暴挙を敢行させたのだと思う。Jの放映権獲得で値上げすることは仕方ないような気がするが、この制度改悪により、これからスカパー!に加入する新規の客で海外もJも見たい人間にとってはかなり敷居が高くなってしまった。さらにワールドサッカーセットを継続するにしても、シーズンオフの時にも金を払い続けないというのは、かなり馬鹿げた話だろう。(個人的には6月、7月あたりはJリーグセットだけにしようと思っていたのだが)ある一企業が独占すると、提供されるサービスの質は低くなるし値上げもやり放題になる傾向があるが、スカパー!も、そういう企業だったようだ。この件で多くのサッカーファンは、このスカパー!の仕打ちを忘れることはないだろう。


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2007年1月21日 (日)

kamipro(紙のプロレス)107号読書

公式な発売日前ですが、紙のプロレス107号(1月22日発売)を神保町の本屋にて購入してきました。目玉はUFC移籍後初のミルコ・クロコップのインタビュー、ボードック総帥カルビン・エアーインタビュー、秋山成勲失格問題などでしょうか。いくらかの記事についての感想です。

・ミルコ・クロコップ
ミルコにとってUFC移籍の最大のモチベーションは「アメリカにおいてのクロアチアという国をプロモーションするため」だと言っています。UFCでの契約試合数を終えて、アメリカでクロアチアを十分アピールできたら、おそらくミルコはヒョードルと対戦できるプロモーションに行くことになるでしょう。彼にとって、借りを返さなければいけないのは二人、ヒョードルとノゲイラ(ミノタウロ)です。ミルコがPRIDEに戻ってくるかどうかは、契約終了後、この二人がPRIDEに残っているかどうかでしょう。年齢(1974年生まれ)から考えれば、ミルコのピークは2,3年ぐらいかもしれません。彼個人の決断は尊重したいのですが、ヒョードルへのリベンジということを考えると、この移籍は失敗になるような(時期を逸するような)気がしています。

・カルビン・エアー
ボードックの総合参入は金持ちの道楽かと思っていましたが、カルビンの格闘技への理解の深さを見れば、それは大きな間違いだったようです。PRIDE、UFCにとり大きなライバルになる可能性は十分にあるでしょう。しかし、ボードックグループで最も大きい収入を稼いでいるオンライン・カジノがアメリカにて違法判決を受けたことで、本体がどうなるか分からないという部分もあります。いずれにせよ、ここ2,3年が勝負でしょうねえ。個人的には、ホジャー・グレイシーにうまく経験を積ませて欲しいところですが...。

・榊原DSE社長
PRIDEアメリカ本格進出への決意、ミドル級挑戦者がホジェリオではなくダン・ヘンダーソンになった理由、スーパーヘビー級設置の理由、あとはPRIDE創立10周年記念のビッグサプライズを予告している。去年のインタビューからすれば、特に目新しいものはないかな。

・青木真也
バカサバイバーなインタビュー。おもしろいです。しかし、ミノワマンと同じで佐藤大輔氏から、これからいじられまくるんでしょうねえ。

・佐藤大輔
男祭りの煽りVを担当した、一部PRIDEファンから「神」と呼ばれている佐藤氏のインタビュー。2006年の男祭りで個人的に一番出来が良かった五味vs石田戦の煽りの制作秘話や秋山成勲問題などを語っています細かい連載ものはまだ読んでませんが(苦笑)、この号ではこのインタビューが一番良かったかな。あとは別ページの「なんでもランキング」で、「タイム トゥ セイ グッドバイ」はもう使えないと書いてありますが、あの曲が汚されたままなのは非常に残念なので、どこかで使って欲しいですねえ。

・秋山成勲失格問題(総27P)
谷川インタビュー:いやあ、のほほんとしてます。菊田:ブログで書いている以上の内容はなし。しかし、あれだけ導入の必要を書いていた「オイルチェッカー」に関しては、実際にそのようなものが存在していると思ってましたが、このインタビューを読むとまだ開発されていないようですね(苦笑)。思わずさま~ずの三村のように「ないのかよ!」とつっこんでしまいました。島田裕二レフリー:おそらく世界で一番厳しいであろうPRIDEのチェック体制などについて語ってます。しかし、それでも、今回の秋山のクリームについてはチェックできなかった可能性が高いですねえ。田村潔司:秋山失格特集の中で、最も良かった記事になるでしょう。秋山よりも桜庭のセコンドに一番怒っているようです。あとはおそらくオイルを使った反則技の中で、最もばれない方法をコメント。この田村インタビューがなければ、ネット以上の内容はありませんでした。

その他、いろんな記事あり。

今号のトータルな評価は「まあまあ」という所でしょうか。「いくらなら買う?」という質問には「500円」と答えますね。
個人的な評価:★★★(5段階評価)

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2007年1月20日 (土)

秋山問題でのアクセスが多くなってます

この2日ほど忙しくて、サイトを更新していませんでしたが、逆にかなりアクセス数が増えていてビックリしました。2chにでも「晒されたか?」と思いましたが、そうではなくて一安心。アクセス解析・調査の結果、Yahoo!にて「秋山成勲 メリケン」で検索すると、なんと2番目に表示されている状態(ちなみにグーグルだと9番目ですね、現在)で、そこから訪れる方が多いようです。秋山問題は、まだまだ終わってないのを実感しますねえ..。

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2007年1月19日 (金)

福岡 2007シーズン新加入選手記者会見

本日、アビスパ福岡クラブハウスにて新加入選手記者会見が行われました。会見上でのリトバルスキー監督のコメントは下記の通りです。
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●リトバルスキー監督:
「宇野沢は体を使った強いFWです。いいサッカーが出来ます。内藤はシュートストップが上手く、いい印象があります。まだ若いので、しっかり勉強して欲しいです。ノグチピントは、ムードメーカーだけじゃなくて、日本語もポルトガル語も出来るので通訳も出来ます(笑)。もちろん通訳だけじゃなくて、足元はフィールドプレーヤーと同じレベルにあるので、私のやりたいサッカーに合うと思います。久永は大宮の試合をよく見ていたので戻ってきてくれてうれしいです。中盤の両サイドができますし、左足も変わらず使えるので、4-3-3の時に右も、左も、真ん中も出来るユーティリティプレーヤーですし、経験もあります。それと最も大事なことは、彼が福岡に戻って、ここでサッカーをやりたいと思ってくれたことです。その気持ちに応える意味でも、J1に戻りたいです。第一印象は非常にポジティブだということです。もっともっと頑張ってくれると思います」

Q:今年のチームの特徴を聞かせてください
「うちのプレーヤーの特徴を見て、チームスタイル、フォーメーションを決めたいと思っています。今の印象はMFは足元が上手く技術レベルが結構高いということですね。どういうサッカーが出来るかを考えると、日本の場合は4-4-2。でも、現段階での印象からは、もう少し攻撃的なチームを作りたいと思っています。それと私のスタイルはボールポゼッションすること、なるべく長くボールをキープしてチャンスが来るまでボールを動かしたいですね。一番好きなチームはバルセロナです。見ていて面白いチームですね。私も面白いチームが作りたいです」

●久永辰徳選手:
「4年ぶりに復帰して福岡でプレーすることになりました。今年はJ1復帰が目標ということで、それに向かってチーム一丸となって、そしてチームの勝利に僕も貢献できるよう頑張っていきたいと思います。」
Q:福岡に戻りたいということでしたが、福岡に対する気持ちを聞かせてください。
「最初に入団したクラブでしたし、そこで成長させてもらったので、福岡のファンや、福岡の町にすごく感謝しています。ですから、このクラブがよくなれば、いろんな意味で恩返しが出来ると思っていたので、他のクラブへ行っても福岡の成績はすごく気になっていました。目標はJ1復帰。それだけです」
Q:昨年のチームと、今年のチームの違いはどういった点ですか
「去年のことは対戦したときの印象でしか分からないんですが、しっかりと守備をして、1人、1人がハードワークして、カウンター主体というイメージがありました。それと比較すると、今年、監督がやりたいサッカーは少し違うので、その点を僕らがどうやって伝えられるかということをやろうとしていますし、それが切り替えられれば、監督がおっしゃったようにいい選手がいるし、J2では上位のレベルにあると思うので、監督が目指すサッカーが実践できれば、いいサッカーが出来ると思います」

●ノグチピント エリキソン選手:
「アビスパはJ2にいるようなチームではないので、是非今年、みんなで力を合わせてJ1にいけるように頑張りたいと思います。1対1の強さと反射神経のよさに自信を持っています。アビスパの印象は、まだちょっとおとなしい部分があるので、是非、ムードメーカー的な存在になれればいいなと思っています。持ち味は、攻撃の時にパスやドリブル突破でチャンスメイクしていくことです。チームが90分の試合の中で運動量が落ちる時間帯もあるでしょうし、その時間帯にしっかり動いてチームを助けられるようにしたいというのが抱負です。練習は元気があって、僕も一緒になって楽しくやらせてもらっています。ひとつ言うのなら、攻守の切り替えが少し遅いのかなという気がするんで、自分が先頭になってやっていきたいと思っています。監督が求めるサッカーもだいぶ理解してきたので、監督からいろいろと学んで、自分も成長していきたいなと思います」

●内藤 友康選手:
「福岡がJ1に戻れるように、そしてそれに僕も貢献できるように頑張ります。特徴は早いFWへのフィードと至近距離からのシュートストップです。練習は頭を使うことが多く大変なんですけれども、それが出来ればJ1に絶対に戻れると思ってやっているので、絶対に戻ります」

●宇野沢 祐次選手:
「アビスパを1年でJ1に上げるために、自分の点も含めて、チームに貢献できたらと思います。ポジションがFWなので、ゴールの前で泥臭くプレーすることが持ち味だと思っています。チームとしてひとつの方向性を持って練習しているので、もっと自分も早くチームに溶け込んで、チームの一員として頑張りたいと思います」
Q:福岡サポーターにとっては、2年前の入れ替え戦でのゴールが印象的ですが、このチームでの目標を教えてください。
「入れ替え戦の印象は僕も強く持っています。あのゴールで福岡が昇格できなかったんだと自分でも思いますけれども、いまは新しいチームとして自分は福岡に来たので、福岡のためにああいう点が取れたらなと思います」

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2007年1月17日 (水)

秋山成勲、無期限出場停止

秋山成勲に追加処分として、無期限出場停止が下された。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20070117-00000016-spnavi-fight.html

記者会見全文
http://gbring.com/sokuho/news/2007_01/0117_k-1_02.htm
http://gbring.com/sokuho/news/2007_01/0117_k-1_03.htm

桜庭はグローブに関しては何も言ってません。ということで、やっと個人的には、秋山問題にケリがついたような気がします。しかし、K-1のことだから無期限出場停止と言っても、2007年の大晦日には普通に出場してるような気がしますが...。個人的には、これで2006年がやっと終わったような気がしています。

最後に菊田早苗選手もブログでこの問題に決着をつけているようです。

http://blog.livedoor.jp/kikuta_sanae/archives/51027771.html

「最後に。反則を知らなかった、とはプロの世界では苦しすぎる。総合をやっていれば体に何かを塗るということが反則になることくらい誰でも知っている。格闘技はレフリーをかいくぐれば何をやっても勝てばいいのか!?本当に悲しくなってくる」。

多くの人々が、この問題に敏感に反応し秋山を糾弾する方向に向かった。それは武士道と格闘技がリンクしている日本という国ならではの現象かもしれない。その点を秋山成勲は理解できていなかったようだ。柔道時代からの反省も生かせなかった。そして、今回も、自分でやったことの重要性をそう理解していないようだ。「秋山成勲は終わった」と書いたが、その認識はあまり変わっていない。総合格闘家としての才能に恵まれているため、処分解除後、秋山は多くの勝利を収めるだろう。だが「反則野郎!」というレッテルは、そうそう剥がれるはずがない。彼を見るたびに、人は彼の犯した間違いを思い出すだろう。サラ・ブライトマンの「Time To Say Goodbye」を聞く度に、あの大晦日のことを思い出すだろう。彼は自らHEROへの道にサヨナラしたのだ。HERO’Sにいる限り、彼がHEROになることはないだろう。彼が真の意味で名誉を復活するためには、HERO'Sという舞台はあまりにも信頼できないからだ。ただしUFCかPRIDEという場ならば、可能性はあるかもしれない。だが、その道は限りなく高く険しいけどね...。

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2007年1月16日 (火)

ココログメンテナンスのお知らせ

2007年1月16日(火)15:00~1月17日(水)15:00の約24時間、ココログベーシック/プラス/プロのメンテナンスを実施いたします。

ということです

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秋山成勲メリケンサック疑惑に関する画像

ネットでは、秋山の右手にメリケンサックなどの異物を入れていたのではないかという疑惑が、まだかなりくすぶっています。いつ、そういう写真が消されるか分からないため、画像の残しておきたいと思います。

06_1

引用元は
http://www.k-1.co.jp/hero-s/03eventresult/20061231/12_akiyama_sakuraba/12_akiyama_saku_18.jpg

これを詳しく解説した画像です。Viploader392579


さらに詳しく見てみると

Viploader

いやあ、怪しいですねえ。
しかし、
桜庭が何も言っていませんので、これ以上は触れないようにします。

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秋山成勲失格問題関係者一覧(簡単にまとめてみました)

秋山成勲
セコンド:(チーム黒船)山田武士、門馬秀貴
清原和博
秋山個人のスポンサー
NIKE、TVガイド(東京通信社)、ヴィーダ(VIDA)
有名人:みのもんた(朝ズバにて桜庭を強迫するような言動!)

疑惑のレフリー:梅木良則

ダイナマイト!関係者
放送:TBS
制作:ドリマックス・テレビジョン(K-1MAXやダイナマイトなどの製作)
石井和義館長
FEG:谷川貞治
SV:前田日明(今だ、何のコメントもせず)
解説:船木誠勝(コメントにて、事件にほとんど触れていなかったためブログが炎上気味)

ダイナマイトのスポンサー
FIELDS、GOODYEAR、JT、EDWIN、サントリー、日清食品、ソフトバンク
ダイハツ、マスターカード、ロッテ、オリコ、任天堂、エステティックTBC
FUJIFILM、Leda、高須クリニック、Warner Bros.(ディパーテッド)、KanaFlex
ピーアップ(テルル)

格闘専門誌・スポーツ紙などのマスコミ
・格闘技通信 編集部(秋山を肯定してしまった)
ライター、布施鋼治
・日刊スポーツ(試合前から秋山よりの記事が目立ち、試合後も疑惑には全く触れなかった)

以上、秋山成勲失格事件と関わったことにより損したと思われる人々の一覧です。

桜庭和志

桜庭を擁護、秋山を批判する人々
セコンド:阪神・下柳選手
レフリー:和田良覚(いい方なんですが、HERO’Sでは、もうレフリーできないかもしれません)
高山善廣(元Uインター、東スポにて桜庭を擁護、秋山批判)
菊田早苗(巧妙な方法で「体を滑らせる」方法について、かなり詳しく発言)

スポニチ(大手のスポーツ新聞のなかで、かなり詳しくオイル疑惑について触れていた)

以上、男を上げた人々です。

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2007年1月15日 (月)

ついに消えた梅木ブログ

大炎上中の梅木良則レフリーのブログですが、ついに消えました。
http://blog.livedoor.jp/umekilab/

なお、格闘技通信で「桜庭vs秋山戦」の記事を書いたスポーツライター布施鋼治氏のブログも炎上しかかってます
http://ameblo.jp/wb-fuse/

おそらく印刷の日程から見て、元旦には入稿しなければいけないスケジュールだったと思うのですが、いちフリーライターとしては、FEGからにらまれる訳にはいかず、「オイル疑惑」には、あまり触れることができなかったのでしょうが、今、読み返してみると、確かにやばいですねえ、これは。

なお、紙プロ 速報号では橋本宗洋氏が書いています。幸いブログは炎上してないようです。あの段階(元旦の入稿時点では書けるぎりぎりの範囲だったからでしょうか)

なお、格闘技通信の三次編集長のブログも炎上しかけています。
http://kakutsu.at.webry.info/200701/article_7.html#comment

おそらく、秋山オイル問題に、全く触れていないことから、「FEGに気を遣って黙殺した」ということで読者の信用を失いバッシングを受けているのでしょう。さらに秋山失格と正式発表した段階でも、ブログでも何も触れていない。このことが怒りを増長させているようです。

オイル問題は、一応の決着を見ましたが、まだ秋山成勲には疑惑が残されています。右グローブ(OFG)にメリケンサックなどの異物を入れていたのではないかという疑惑です。個人的には秋山成勲ならやりかねないという気はしますが、サクが、そのことに全く触れていないため、個人的には、追求する気はありません。(もちろん、サクがコメントを出せば、追求しますが。ひょっとしたら、試合中に「ミルコやシウバよりも硬い拳だな」と思ったかもしれませんが、確証は持てなかったから言わなかったのかもしれませんが)

ともあれ、ネット上では、なかなか秋山問題は収まらないようです。

2ちゃんの「アキヤマンのうたを歌うスレ」は、名作ができていますねえ。歌ではないですが、637,639,640のエヴァンゲリオンの替え題名が、かなり受けました。1/15に2ちゃんが消える可能性があるので、このスレは保存しておくようにします。

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2007年1月13日 (土)

みのもんた「朝ズバ!」での秋山失格問題についての発言

みのもんた氏がTBS「朝ズバ!」にて、秋山失格問題について語ってます。
http://montagekijyo.blogspot.com/2007/01/blog-post_13.html

予想通り、秋山好きのみの氏の発言はかなり「秋山より」になってます。
スポーツ新聞でも結構一面になっていたようですし、一般の方が持っていたあの試合に関しての違和感は、こういうことで消化されていくのでしょう。みの氏も、コメンテイターも問題の本質が分かってないようですが、これは仕方がないことなのかもしれません。この辺は菊田早苗あたりがTVで分かりやすく語ってくれればいいのですが、一般のTV番組のディレクターはそこまで求めていないでしょう。ゴング格闘技あたりは、かなり詳しくやってくれるでしょうが、一般人はゴン格は、さすがに見ないでしょうしねえ。

なお、みの氏がサクに「これ以上、追究するな。すると負の原理が働くぞ!」という発言が2ちゃんねらーより反感を買っているようです。個人的には、「あなたの追究がまだ甘いんだよ!」と言いたいところですが,..。


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秋山成勲失格問題! まとめ続報!

いろいろな展開を見せた、今回の「秋山成勲失格問題」ですが、仕事が忙しくなり、あまり情報収集できないため、他の方がブログなどでまとめていることを参照してみます。まずは、GBRの記者会見の詳細。
http://gbring.com/sokuho/news/2007_01/0111_k-1_02.htm
http://gbring.com/sokuho/news/news.htm

すっごい滑るよ!大晦日 K-1 Dynamite!! での秋山選手の反則"疑惑"のまとめサイト
http://www24.atwiki.jp/sweatslip/

おそらく、徐々にですが、大炎上は収まるでしょう。しかし、多くの人にとっては、疑惑は消えることはないでしょうねえ。

そして、毎回、きわめてうまくまとめられている「悲しきアイアンマン」さんですが、今回も秀逸にまとめておられます
http://sadironman.seesaa.net/article/31267923.html#more
秋山選手の「多汗症で乾燥肌」ということは納得できました。ここではさらに秋山選手のトレーナー山田武士と秋山選手の応援コミュニティ(チーム・クラウド)の言い訳がUPされています。山田氏は「滑るのは、言い掛かり」だと言ってますが、結果的には「滑る」というのは正論でした(笑)。なお、応援コミュでは、秋山陣営の本音「
秋山はそんな事しなくても勝てる試合だったんです!!ということが書かれていますねえ。(個人的には、クリームを塗っていなかった場合でも、秋山選手の方に60%ぐらい勝機があったような気がしますが..)

最後に菊田早苗選手が、この件に関してブログを更新しています。これからHERO’Sに上がるかもしれない一選手としては、かなり踏み込んで書かれています。
http://blog.livedoor.jp/kikuta_sanae/archives/51021650.html

読み返して見ると、「グラップラー2」の中で「例えば外国人なんかは乾燥肌だと風呂上りにクリームをベタベタ塗る人もいます。香水も彼らは好きですよね。悪気がなくても、その時にオイルが体に染みて乾燥して、試合の時にちょっと汗が出れば汗と一緒に油がにじみ出てくるなんてことも十分に考えられます」
http://blog.livedoor.jp/kikuta_sanae/archives/51019794.html
まるで今回の秋山選手の件を言っているかのようです。

また記者会見(3)の中でも磯野ルールディレクターは「秋山選手が全身に塗っていたのは、米国製の『オーレイ・クエンチ・ボディローション・エキストラ・ドライスキン』というクリームで、乾燥肌の人がつけるものでした。ワセリンやタイオイルといった、格闘技で用いられるオイルではありませんが、成分にはワセリンやグリセリンも含まれる油性のものです。また桜庭選手が主張するように臭いも強く、塗った直後はスベスベした感じしか残りませんが、水分や汗を含ませると、かなりヌルヌルになることが実験で判明しました」とあります
http://gbring.com/sokuho/news/2007_01/0111_k-1_04.htm

最大の問題は、試合開始前に審判がチェックしても分からないやり方があるということでしょう。秋山選手が、試合中にこのようになることを知ってて「クリーム」を塗ったのか、そうでないのか、それにより、かなり印象は変わってきますが、これは、もう当事者以外には永久に分かりません。これについてはアンチ秋山派は、柔道時代の経緯やジャンクスポーツでの発言(柔軟剤を使って、柔道着を滑りやすくしていた)などに目を向け「秋山選手は故意にクリームを塗って滑りやすくした」んだと思うだろうし、秋山擁護派は「秋山選手が、そんなことをする訳ないじゃない」と思うでしょう。かのユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)は、こういう言葉を残しています「多くの人々は己が欲するものを信じる」のです。そういう意味においては、圧倒的に秋山より桜庭の方が好きな筆者は、あの試合を録画でみた瞬間に、アンチ秋山派になり、必死にそういう情報を集めていたのでしょう。(その事を考えた上で、なるべく冷静にこの件を考えてみようと思いますが、秋山擁護派の方は、このブログは読まない方がいいかもしれません)
なお現在でも、「クリームを塗った後に汗をかくと、自分の体がどういう状態になるのか」秋山選手は知らない訳ではなく(それがいつも常用してるクリームならばなおさらですね)、自分の中では、秋山選手は限りなく真っ黒です。ただこの件に関しては、真相は永遠に分からないと思います。今からすべきことは菊田選手が「グラップラー2」で書いているように、試合前のチェックとしては、人の手だけでは不十分であり

それも、人の手で体を触れただけでは正直分からない。その時は乾燥してる可能性がある。だから、もしかしたら化学製品に反応する高度なオイルチェッカーのようなものまで必要なのかもしれません」

このような、厳重なチェックが、HERO’SにもPRIDEには必要な事になってくるのでしょう。(このことは、アスレチックコミッションに働きかけてUFCとかでも取り入れるよう活動していくべきなのかもしれません)

しかし、正月早々から、この秋山問題には、かなり労力を使いました。まあ、勝手に使った訳なんで自業自得なのですが、個人的には「正月休みを返せ!」と叫んでみたいところです(苦笑)。アビスパの2006シーズン総括やオシム監督、中田英寿に関して、まとめようと思っていたことや、天皇杯決勝、高校サッカーなど注ぐべきものを全て、この秋山問題に取られてしまったような気がします。いやあ、ともかくこの問題は疲れました。ここまでエネルギーを注いだのは川淵三郎問題以来です。(川淵氏は、まだのうのうとキャプテンの座に納まっていますが)

しかし、長くなりました。またおって(梅木レフリー風に終わってみました)








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2007年1月11日 (木)

秋山成勲失格! 桜庭vs秋山はノーコンテスト!

秋山成勲、ついに違反で失格。
http://gbring.com/sokuho/news/2007_01/0111_k-1.htm

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20070111-00000014-spnavi-fight.html

どうやら表向きの理由は、
秋山は乾燥肌のため全身にスキンクリームを塗っていた。ワセリンなどはダメだと知っていたが、スキンクリームはOKだと思っていた。過失ではなく悪意はなかったとしている。
(何日か前の会見では「滑る」件に関しては、確か秋山は「多汗症」と言っていました。「多汗症で乾燥肌?」、つじつまが合わないと思う人が一杯いるでしょう(苦笑)

・グローブ疑惑では、本来、あるべきロゴ部分はウォームアップ中にはがれた。それをチェックできなかった審判の責任にしている。(これでグローブの中に、何か入れていたのなら「悪意がない」ということへの言い訳は成立しないからねえ)

処分としては、試合はノーコンテスト、秋山のファイトマネーは全額没収。審判員の何人かがギャラの半額没収という形となった。ネットでとどまることを知らない炎上が、これからのK-1、HERO’Sにとって興行面でのダメージが大きすぎると石井館長が判断して、K-1、HERO’Sの持つイメージ>秋山>審判という順番で傷つかないような形で、火消しする決断を下したような気がします。初めは間違いなくうやむやにするつもりだったのでしょうがね(運営会社であるFEGの広報は「2ちゃんねるが騒いでいるだけ」と言ったらしいですし)
http://www.excite.co.jp/News/society/20070109185313/JCast_4769.html

とりあえず、ツッコミどころ満載ですが、これで炎上は徐々に収まるでしょう。これは格闘技好きな人々のネットを使った真剣な抗議行動の勝利と言っていいでしょう。だが、この騒動で得した人はいません。格闘技に対するイメージダウン、秋山成勲のイメージダウン(これで本当のHEROになる可能性は限りなく低くなったと思います。まあ、自分で蒔いた種なのでしょうがないです。ただ柔道出身の総合格闘家としては打撃への対応という面で、あの吉田秀彦以上の進化を見せていただけに、非常に残念です。総合格闘技では、彼にはヒール役という道が待っているのでしょうか?)、ずさんな運営を認めたK-1、HERO’Sという団体のイメージダウンなどでしょう。(PRIDEは、こんなにずさんな運営をやっていませんが、一般人の方はHERO’SもPRIDEも一緒というイメージしかないでしょう。これで、PRIDEの地上波復活への道が少し遠くなったかもしれません)

また何か新展開があったら追加いたします。

とりあえず、2ちゃんスレッドにて秋山を揶揄した替え歌がぞくぞくとできています。ざっとみただけですが、39とかは、結構いい出来でしょう。(さだまさしの「関白宣言」知らないとうけないでしょうが、年がばれますね)
http://ex18.2ch.net/test/read.cgi/k1/1168058194/-100

こういうのが得意な人は投稿してください。

さらに追加です。まず記者会見全文がHERO’SのサイトにUP
http://www.k-1.co.jp/report/20070111r_11.html

詳しいリポート
http://www.k-1.co.jp/report/20070111r.html

とりあえず文章上は、うまいこと理屈が通るようにはしてあるようです。

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2007年1月10日 (水)

更新されなかった梅木レフリーのブログ

コメントが16000越えの大炎上している梅木レフリーのブログですが「1/9に更新する」と書かれてありましたが、とうとう更新されませんでした。
http://blog.livedoor.jp/umekilab/

さらにスポナビの記事削除の件ですが、どうやら谷川貞治が囲み取材で喋ったことをスポナビでは記事にしたが、後で、「公式見解を出すというのはまずい!」とFEG側が判断して、急遽、あの件は「オフレコにしてくれ!」と各社に通達した(圧力をかけた)というのが、これまでの流れから見て想像される展開のような気がします。(そうでないと掲載されて2時間後に、スポナビから記事が削除されることはないでしょう)
K-1の圧力に屈しなかった「デイリースポーツ」は記事にしたようですが、記事を掲載したことに対してK-1側は厳重注意(圧力)をかけた模様。
http://www.excite.co.jp/News/society/20070109185313/JCast_4769.html

どうやらK-1を運営するFEGは、この「秋山オイル疑惑」(他に秋山メリケンサック疑惑も持ち上がっているようですが..)を、どうやら、うやむやにしたい意向なのでしょう。こういう状況では梅木レフリーも、うかつにブログ更新できないし、ひょっとすれば、ブログごとなくなるかもしれません。(しかし、こんな、あまりにとほほな運営をしてるから、FEGは「ふざけた・エンターテインメント・グループ」と揶揄されるんだよなあ..)

ますます、責任逃れした川淵三郎のケースに似てきたように思います。前長沼会長の助言も聞き入れず川淵三郎は晩節を汚しました。オシム翁が監督になり、サッカー日本代表をとりまく状況はやっとまともになりつつありますが、川淵三郎についたダーティーなイメージは、もう取り除くことはできないでしょう。
K-1のこの疑惑は、20%近くの視聴率を取った番組のメインで起こった出来事です。K-1側がうやむやにしようとしても、おそらく無理でしょう。FEGの選手名鑑からは「桜庭」の名前が消えています。
http://www.k-1.co.jp/profile/index.html

おそらくFEGは桜庭を飼い殺しにするかもしれません。当初の構想では、桜庭戦での勝利で秋山成勲をエースに仕立て上げて、これからのHERO’Sを回していくつもりだったのでしょうが、秋山には、回復不能なほど、あまりにもダーティーなイメージがついてしまいました。次に秋山がリングに立つ時、会場は、ものすごいブーイングとヤジで満たされるでしょう。この問題をうやむやにしたままで、秋山が浮かび上がる方法はないでしょう。やはり厳密に、万人に納得できるやり方でチェックした後、再戦させるしか、この問題は収まらないと思います。昨日も書きましたが、これほどのアングルを興行動員に結びつけない手はないと思いますが、K-1じゃ無理なんだろうなあ..。
秋山は、はっきり言ってどうなっても構いませんが、桜庭という総合格闘技における最大の功労者が飼い殺しにされる事態だけは、なんとか避けたいものです。

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2007年1月 9日 (火)

秋山成勲疑惑追求の記事、速攻で消された!

2007年1月8日18時10分にスポーツナビにUPされた

桜庭からの秋山戦抗議を受け徹底検証へ=K-1 Dynamite!
が速攻(1時間ほど)で消された模様。なお、幸いキャッシュが残っていたようで、記事全文を読むことができる。
http://megalodon.jp/?url=http://sports.yahoo.co.jp/hl%3fc%3dsports%26d%3d20070108%26a%3d20070108-00000021-spnavi-fight&date=20070108191909

どうやら桜庭より試合直後に抗議文書が提出された模様。記者会見後の囲み記事で谷川貞治氏が語ったことを元に書かれた記事が速攻消されるということが分かり、まずます疑惑は深まるばかりです。K-1サイドとしては、もうこの問題は終わりにしたい。うやむやにしたいということなのでしょうが、この不手際で、さらにネットの大炎上に油を注いだようだ。

それにしてもK-1のとほほな対応ぶりには唖然です。個人的にはさらに確信が深まっています。

なお、ジーニアスさんのサイト「悲しきアイアンマン」で、この記事削除に関してよくまとめてありますので、ご参照ください

http://sadironman.seesaa.net/article/31099467.html#more

しかし、この騒動がプロレスだったら、かなりおいしいのは間違いない。黄金期の新日・猪木&新間コンビであれば、間違いなく、このスキャンダルを使って多くの人を集客しただろう。秋山に「そんなにゴチャゴチャいうんだったら怪我が治ったら再戦してやるよ」と言わせて、レフリーを和田良覚氏、そしてチェックに前田日明氏(ベストは菊田早苗氏)の立会いのもとギなしで厳重に両者をチェックさせた上(もちろんTVと場内の大画面では完璧にその場面を流す)で、再戦(ギなし)した方が、盛り上がっていいような気がしてきました。これはあの伝説の「桜庭vsホイス戦」なみに盛り上がるかもしれません。ちなみに、個人的には、この展開で再戦が組まれるのであれば、間違いなく会場に行きます(苦笑、もともとプロレスファンから入っているので、こういう妄想もしてしまいます)

それにしても、K-1は、この疑惑・騒ぎをどうやって消火するつもりなんだろう..。少しはK-1に良心が残っていることをのぞみたいが、あのK-1じゃ無理だろうなあ..。

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2007年1月 8日 (月)

決勝の主審は家本

全国高校サッカー選手権決勝の主審は家本政明氏に決まったようだ。

http://www.jsgoal.jp/news/00042000/00042989.html

SRレフリーにして、Jリーグ最大の問題審判、すぐに頭に血が上って、カードを連発して試合の主役になってしまう。あの家本氏が決勝を裁く。彼には審判の適性がないと思うが、SRとして一旦雇用してしまったJリーグも扱いに非常に困っていることだろう。
TVでは、ゴンが「熱くなれ!」と叫んでいるが、くれぐれも家本氏には冷静なレフリングをのぞみたいところだ。しかし、非常に非常~に心配だ。

{追加}
家本、今日はかなりまともな方だったんじゃないでしょうか?それにしても盛岡商は、テクニックで上回る作陽相手に完璧に走りで勝った試合でした。オシム翁が、この試合を見ていれば、試合後に喜んで「走ることの重要性」を説く様子が浮かんでくるようです。それにしても、決勝のこの顔合わせを予想していた人は、ほとんどいないでしょう。いい面も悪い面もあるのでしょうが、地域格差がなくなったことを証明してるようでした。一方、前日に行われた高校ラグビーの決勝は、Aシード同士の、おそらく多くの人が予想した通りのカードになり、春先から無敗で走った大阪のチームが順当勝ちでした。冬の花園は9年連続関西のチームが優勝してるそうで、3年でメンバーが入れ替わる高校生のスポーツとしては、ラグビーは全国的な広がりを見せていないのでしょうか?(最近、ラグビー界にはうといので、かなり見当はずれなのかもしれません)。秋山騒動の中、いろいろ考えさせられた2つの高校フットボールでした。

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秋山成勲疑惑について、よくまとめられたサイト

秋山疑惑について、非常によくまとめられているサイトがありますので、紹介しておきます

http://www24.atwiki.jp/sweatslip/pages/1.html

梅木レフリーは、2005年の「KID対須藤元気」を裁いたレフリーだったんですねえ、知りませんでした。あのあまりにも早すぎたストップと、今回の遅すぎたストップを比較してみて、かなり主催者側(FEG)の意図受けたレフリングをしてることが分かります。和田良覚レフリーは、かなり勇気ある発言をしてますが、もうHERO’Sでは、使ってもらえないかもしれません。

今回の件では、正月早々、怒りがおさまりません。それは、今までのK-1、HERO’Sでの、あまりにも「格闘バラエティー」へと傾斜化を進めていくFEGへ、積もり積もったものが爆発してるということもあります。それはネット上で爆発してる多くの人々にとっても同様なように思います。

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2007年1月 7日 (日)

秋山成勲オイル(ワセリン)疑惑について、菊田の見解

菊田早苗選手が、今回の秋山成勲のオイル(ワセリン)疑惑についての、見解を語っています。

http://blog.livedoor.jp/kikuta_sanae/archives/51014213.html

菊田選手が、その場にいた訳ではないし、あくまで菊田選手自身の試合に関しての話になっていますが、深読みすれば、「秋山成勲は、かなり巧妙にオイルを塗っていたように見える」と書いているようです。そして「秋山にはスポーツマンシップがない」と。

この「秋山がオイルを塗って試合に臨んだ」件に関しては、おそらく、どうやってもこれから証拠が出てくる訳ではない。ただ、今までの試合に臨む態度から、秋山には「滑らせる」ことに対する罪悪感がほとんどなく、柔道時代の前科もある。さらにあの桜庭が、あそこまでの反応を示したことがないということが、限りなく「秋山は真っ黒」であることを示しているのでしょう。さらに、この問題を取り上げないメディアや、火消しに走るジャーナリストも出てくるはずです。それは川淵三郎の件に関しても一緒ですが、ともかくK-1(FEG)から圧力がかかっていることは間違いないと思っていいでしょう。

解決方法は、こういう事が起こらないように、チェックを厳重にする以外ないでしょうが、HERO’Sという腐りきったものに、そういう自浄作用を期待するのは無駄かもしれません。(谷川貞治は視聴率のことしか考えてないようだし)だが、風化させていい問題ではありません。微力ながら、この問題の火を消さないようにしていきたいと思います。

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2007年1月 6日 (土)

秋山成勲は終わった

秋山成勲は終わった

プロ格闘家として終わった

この先、彼がどんなに強い相手に勝とうとも、それは変わらない

これから彼が勝つ度に、彼の反則を思い出すだろう「また、足にオイルを塗ったのか」と

多くの人は彼の反則を許さないだろう

2006年の大晦日、最も日本中で格闘技に注目が集まる日

彼は、どうしても桜庭に勝ちたかった

そして柔道時代と同じ汚い方法で、桜庭に勝つことができた

だが多くのものを失ってしまった

彼はそれに気付いていないようだが、我々がそれを忘れることはないだろう

秋山は、本当のHEROになれるはずだった

反則をしないでも勝てる可能性はかなりあったはずだ

負けたとしても素晴らしい試合が生まれるはずだった

だが彼は反則を犯し、偽りのHEROに成り下がった

失ったものはあまりに大きく、それを取り戻すことは不可能だろう

秋山成勲は終わった

プロ格闘家として終わった

サラ・ブライトマンの「Time to say good by」が聞こえるたび

多くの人間があの事件を思い出すだろう

この先、彼がどんなに強い相手に勝とうとも、それは変わらない

これから彼が勝つ度に、彼の反則を思い出すだろう

「また、足にオイルを塗ったのか」

多くの人は、彼の反則を許さないだろう

卑怯者に「やり逃げ」を許すほど、この国の人は甘くはないはずだ

HERO’Sは偽りのHEROを生み出すシステム

女、子供を一時的に騙すことはできても、永遠にごまかすことはできはしない

谷川貞治は選手の命よりも視聴率のことしか考えていない

レフリー梅木は簡単に買収された

このことは闇から闇へと葬り去られるだろう

だが多くの人は、忘れることはできないはずだ

秋山成勲は終わったプロ格闘家として終わったのだ

反則は自分で選んだことだがHERO’Sはそれを助長させる温床でもある

ひょっとしたら彼も犠牲者の1人かもしれない

だが、秋山は終わってしまったのだ

ダーティーなイメージを、もう落とすことはできない

彼へのスポンサーは離れ、試合の度に「反則野郎!」とやじられる

これからの秋山には、そういう人生が待っている

秋山成勲は終わった

あの日、2006年の大晦日にプロ格闘家・秋山成勲は終わったのだ

Time to say good by、あの日、秋山はHEROへの道に別れを告げたのだ

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千代反田、新潟へ完全移籍

入替戦で降格が決まった時、最もがっくりきたのは「また1998年や2年前と同じことになるな。一からやり直さなきゃいけないんだな」という思いだった。運営費の少ないクラブは、J1からJ2に降格した時、J1に上がれなかった時、最もいい選手から引き抜かれていく。1998年は山下、中払、久永。2004年は増川と米田。そして今回はまず千代反田だった。

だが、その決断を非難することはできない。サッカー選手が現役のプロとして活躍できる期間は短いものだ。それに引退した後の生活が保障されている訳でもない。2部よりもトップリーグ、トップリーグで活躍して代表選手、そして海外クラブへ。いくらでも上を夢見ることはできるが、誰もがそこに居続けることはできない。いつかは選手をやめなければいけない世界で、限りある現役時代を有効に使いたいという思いは痛いほどよく分かる。恐らく福岡市役所や九州電力、コカコーラなど安定した戻る場所がある出向フロント幹部たちには永遠に理解できないかもしれない。(A級戦犯・町田勝彦元管理運営本部長は福岡市役所に戻って「いやあ、大変だったよ」とか、今頃ほざいているんだろうなあ。お前が長谷川治久を統括に抜粋しなければ、J2に落ちなかったと思うけどね。しかし、彼はこれで福岡市役所の財政に何億円の損害を与えたんだろう。彼の退職金をゼロにしても、とうてい埋めきれる金額じゃないことは確かだけどね)

ともかく千代反田には新天地で頑張って欲しいものだ。PRIDEからHERO’Sに移籍した桜庭のような、あそこまでのひどい扱いを受けることはないだろう。だが、新しい環境、チームメイト、サポーターに慣れるまでは、彼本来の力を出すことは難しいはずだ。この経験は、彼の将来にとって必ずプラスになると信じている。その経験を持って、いつに日か、選手でなくてもいいから九州に帰ってきてもらいたいと思う。





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2007年1月 5日 (金)

秋山成勲は終わった

秋山成勲は終わった
プロ格闘家として終わった
この先、彼がどんなに強い相手に勝とうとも、
それは変わらない
これから彼が勝つ度に、彼の反則を思い出すだろう
「また、足にオイルを塗ったのか」
多くの人は、彼の反則を許さないだろう
2006年の大晦日
最も日本中で格闘技に注目が集まる日
彼は、どうしても桜庭に勝ちたかった
そして柔道時代と同じ汚い方法で
桜庭に勝つことができた
だが、多くのものを失ってしまった
彼はそれに気付いていないようだが、
我々がそれを忘れることはないだろう

秋山は、本当のHEROになれるはずだった
反則なしでも勝てる可能性はかなりあったはずだ
負けても素晴らしい試合が生まれるはずだった
だが彼は反則を犯し
偽りのHEROに成り下がった
失ったものはあまりに大きく、
それを取り戻すことは不可能だろう

秋山成勲は終わった
プロ格闘家として終わった
この先、彼がどんなに強い相手に勝とうとも
それは変わらない
これから彼が勝つ度に彼の反則を思い出すだろう
「また、足にオイルを塗ったのか」
多くの人は、彼の反則を許さないだろう
卑怯者に「やり逃げ」を許すほど、
この国の人は甘くはないはずだ

HERO’Sは偽りのHEROを生み出すシステム
女、子供を一時的に騙すことはできても、
永遠にごまかすことはできはしない
谷川貞治は選手の命よりも視聴率のことしか考えていない
レフリー梅木は簡単に買収された
このことは闇から闇へと葬り去られるだろう
だが多くの人は、忘れることはできないはずだ

秋山成勲は終わった
プロ格闘家として終わったのだ
反則は自分で選んだこと
だがHERO’Sはそれを助長させる温床でもある
ひょっとしたら彼も犠牲者の1人かもしれない
だが、秋山は終わってしまったのだ
ダーティーなイメージを、もう落とすことはできない
彼へのスポンサーは離れ
試合の度に「反則野郎!」とやじられる
これからの秋山には、そういう人生が待っている

秋山成勲は終わった
あの日、2006年の大晦日
プロ格闘家・秋山成勲は終わったのだ

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2007年1月 2日 (火)

ワセリン疑惑の秋山成勲、疑惑が深まる映像などへのリンク集

問題シーンのスロー、いやあ、不自然なほど、スルッ!スルッ!と滑っています。あのミルコやシウバ相手に完璧に片足タックルをとっていたサクは、ここまでつかめないことはありえません。その後、桜庭は「タイム!タイム!」と動作でしめし大声で言っていますが、レフリーは無視しています。秋山は、誤魔化すように、猛然とつっこんでいきました。

http://up.viploader.net/src/viploader66697.wmv

なお、韓国での放送ではサクのリング上での声が良く聞こえます。

http://cafe.naver.com/ezgiants.cafe?iframe_url=/ArticleRead.nhn%3Farticleid=379

1R:6:20あたり「タイム、タイム、タイム」、1R:5:20あたり「反則だよ!」、試合終了後「なんで!」「すっごい、滑るよ!」。TBSは編集で桜庭の声をカットしてるのは間違いないようです。

ちゃんとやったという試合後のレフリーのチェックですが、問題は「足」なのに「肩」にちょっと触っただけです。いやあ、怪しいですなあ。

http://up2.viploader.net/mini/src/viploader96958.wmv

去年は、川淵三郎のあまりにも姑息で見苦しい保身の態度・言動に怒りました。これを見ると、秋山は真っ黒、レフリーも黒、そして、リングサイドで見ていた谷川とTBSプロデューサーも、限りなく黒に近い灰色に思います。

ちなみに、下のブログでは、かなり詳細に、この事件のことを精査されており、参考になるかと思います。

http://kumapage.exblog.jp/4929508/

ちなみに、「汗で滑る」ことと「油で滑る」ことの違いをアブダビコンバットで優勝している唯一の日本人、菊田選手が語っています。

http://blog.livedoor.jp/kikuta_sanae/archives/50942492.html

あとレフリーの梅木ですが、彼のブログでは、12月23日に「TBSに行った後、韓国料理をご馳走になり、タクシーチケットをもらって帰った」という記事がありましたが、現在、削除されています。グーグルのキャッシュでは、その記事を読めます。しかし、疑惑への確信は深まるばかりですな。

http://72.14.235.104/search?q=cache:xh_el4thdD8J:blog.livedoor.jp/umekilab/+%E6%A2%85%E6%9C%A8%E9%A3%B4%E3%80%80%EF%BC%91%EF%BC%92%E6%9C%88%EF%BC%92%EF%BC%93%E6%97%A5&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=6

なお下のリンクが現在のブログです。12月23日の分ですが、明らかに削除してます。なお、12月29日のコメント欄は大炎上中です。これは下手に消したら、さらに火がつくので、しばらくは消せないでしょうねえ。

http://blog.livedoor.jp/umekilab/

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2007年1月 1日 (月)

「すっごい滑るよ!」秋山成勲(ワセリン疑惑)

男祭り後、DVDレコーダーに録画していた「ダイナマイト!」を見ていたら、新年早々、胸くそが悪くなってしまった。桜庭のあの異常な反応は、間違いなく秋山が足(膝から足首にかけて)にワセリンかオイルを塗っていたのだろう。秋山は2003年4月の全日本選抜柔道選手権では「道着がぬるぬるする」と対戦相手から抗議を受け、さらに2003年9月の世界柔道選手権でも対戦相手のフランス、モンゴル、トルコの3カ国からも「柔道着に滑る細工がしてある」とクレームを受けて、予備の柔道着に交換させれれている。秋山は、それと同じことを今回もやったということだろう。2006年のトーナメントにて秋山のことを褒めたのだが、どうやら、彼は勝つためには手段を問わない男らしい。

さらに罪深いのは、それが主催のFEGと梅木飴レフリー(ちなみにブログ炎上中です。文句のコメントが5000越えてます)、さらにはおそらくTBSも黙認だったということだろう。(桜庭が異変に気がつき、試合を止めるように大声で言ってることは無視、さらにレフリーのボディチェックは、すべる足ではなく肩にちょっとさわっただけだった。谷川貞治も、リングサイドで声が聞こえていたはずなのに、無視。桜庭の試合は、これまで何十試合も見てきたが、あそこまで、異常な反応を見せるサクは見たことがない。よっぽど「滑った」のだろう)

K-1がらみでは、昔から、おかしな判定や裁定が多かった。最近では、2006年韓国大会のシュルト対チェホンマンの判定、何年か前のトーナメント決勝での魔娑斗対ブア・カーオの不自然な延長ラウンドでのドロー裁定、さらに去年のダイナマイトでは、KID対須藤元気との対戦では、不自然に早いストップをしている。だが、主に操作してきたのは判定だ。K-1では、主催者側が勝って欲しい選手を「何とか勝たせよう」という力が働く。それを「正道マジック」と呼んでいたのだが、TBSからは亀田問題で「おかしな判定をしないように」ということは通告されていたのだろう。そこで、足にワセリンを塗って、サクの最大の武器である「片足タックル」を使えないようにしたのだろう。サクの片足タックルは、ミルコやシウバら、秋山が足下にも及ばない選手からもテイクダウンを取ってきた武器である。それが試合中に使えない、さらにはレフリーもグルだと気がついた時のサクの精神は、とても戦えるだけの状態になかったということだ。(サッカーで例えるならば、ロナウジーニョがドリブルができなくなった状態のようなものだろうか)。秋山の、今の状態とサクの状態から見れば、秋山は、そんなルール違反をせずとも、おそらく勝てたと思うが、今回の件で、秋山は永遠にヒーローになれなくなってしまった。亀田の時にも感じたことだが、TBSの格闘技番組は、無理にスターを作りだそうとするシステムが働いているのかもしれない。しかし、それはあくまで偽物のスターであり、最終的には格闘技というものへの不信感を生むだろう。以前のエントリーで「ダイナマイト!」ではなく「バクチク!」にした方がいいのではと書いたが、今回の興行は間違いなく「ダイナマイト!」だった。おそらく、今回の件で、HERO’Sそのものへの信頼はダイナマイトで木っ端みじんに破壊されただろう。

おそらくFEGは、この件についてマスコミに対して黙殺するように圧力をかけるだろう。だが、初めて見るような人々以外の目は騙すことができないはずだ。とりあえず、今年の願いの中に「谷川貞治、失脚。HERO’S崩壊」も入れておくことにする。

韓国での放送では、TBSでカットされていたサクの「反則だろ!」の声も聞こえます。レフリーが無罪である可能性は、ほとんどないですね。

http://cafe.naver.com/ezgiants.cafe?iframe_url=/ArticleRead.nhn%3Farticleid=379

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オシムに聞く(2007年1月1日、BS-1にて放送分)

O(オシム監督) ジェフの監督と代表の監督では違う。課せられた義務が違う。代表監督とジェフ時代では役割が違う。ジェフ時代はもっヨーロッパに戻ることができたし、家族と過ごす時間もありました。代表チームを指導しないといけない。最後に待っているのはW杯なのです。今はアジアカップの対戦相手の情報を入手することに専念しています。
Q(山本浩アナ) クラブは、そこにいる選手に合わせたサッカーをしなければいけないが、代表はピックアップして、自分のやりたいサッカーをできるということを言われるが、そのことはどう思うか?
O それは状況によって違う。その監督が、良いチームを作るのに、どれだけ時間があるかによって違うと思う。もし代表チームに時間が無く結果だけを求められる場合、監督は自分がよく知ってる選手から優秀な選手だけを起用してチームを作りたがるものです。また必ずしも、その国のクラブチームで監督をした人だけが、その国の代表チームの監督になるわけではない。外国からきて、その国の選手やクラブを全く知らない場合もある。しかし、そういう監督でも、どのクラブが強いのかというのは関係者から聞くでしょう。強いクラブから優秀な選手を起用するものです。私はジェフから代表監督になったので違います。ジェフから4,5人いることは、それなりの理由があるものです。私は彼らのことをよく知っているからです。代表チームを始動させる場合、私が知ってる選手がいた方が良かったからです。それに彼らのことを信頼しています。プレーの傾向やスタイルに確信が持てる選手を起用したかった。浦和からも何人か起用してる。それにガンバから起用してる。ガンバも日本で一番美しい効率的なチームだ。そして何度か招集してきた時は、状況が違う。他のクラブの選手についてもよく知ることができた。そもそも代表チームは、長い時間、選手を拘束しておけるようなチームではない。中には、生まれて初めてプレーする選手たちもいる。そういう選手の寄せ集めが代表だ。つまり、いくつかの強いチームから単に11人の優秀な選手を選び出しても、強い代表チームができる訳ではないのです。Q クラブの監督と代表の監督では大きく違うのですか?
O それは私だけが感じていることではありません。それは他の代表監督も感じていることでしょう。両方の仕事を分析してみれば、全く別の仕事だということが分かるはずです。代表監督は選手を選抜してチームを作るわけです。でも一般的に言って代表監督には時間があまりない。この日本では時間がない。それに対してクラブの監督は、もっと時間がある。もっと選手の側にいることができるし、自分が望むチームを作りあげることも容易でしょう。代表監督に就任してからの仕事はクラブとは全く違うものでした。まず選手といる時間がない。選手はJリーグでプレーしなければいけないし、クラブにはクラブのスケジュールがある。代表の何人かは海外でプレーしています。そういう選手を簡単に代表に呼ぶことはできません。今は、国内にいる選手を招集して練習するしかない。代表選手は、監督の特徴をよく知っておくことも大切です。監督が何に興味があり、どんなアイデアを持っているか、その時々に何を考えているのか。代表選手は、そのことを心がけておく必要があります。その逆に、監督は選手がどんな人間であるか、何を考えているのか、またどうしたらその選手の描くプレーのビジョンを実現してあげられるか、そういったことを考えておく必要がある。それらの情報をできるだけ早く収集し、各選手をどう一つのチームとして機能させるかを考えるのが代表監督の仕事です。それ以外に、チームを作る方法はないと思います。
Q 最初の練習を見て、いろんな人がオシム教の信者になったのではないか?
O うーん、それはちょっと褒めすぎですね。サッカーはサッカーです。サッカーについての考え方は千差万別だと思うのですが、日本の選手が日本の選手であるということは替えられません。日本には日本独自のサッカーがあるんです。私は選手のキャリアやプレースタイル、メンタリティなどを把握し、日本選手の長所や短所も含めて、最大限に生かすことを手伝っているに過ぎません。もちろん、短所より長所の方が目立つようにです。日本人のサッカーはメンタリティーに関して、十分に質が高い。このスポーツに向いていると思いますよ。もしかしたら、他の国もそう感じているかもしれません。ただし、私たちは、まだその可能性に目を閉じたままかもしれません。今、その目を開けないといけない。今、何をしなけれないけないのか、自分の目で確かめないといけない。他の国のまねをせず、日本独自のサッカーをすることを容易なことではありません。人はリスクを犯したくないし間違いを犯したくないものです。他の国が国がやってるサッカーを追いかけるほうがずっと簡単です。でも過ちをおそれていては前進することはできません。
Q 日本では技術の高い選手を好む傾向があると思うが、その点に関してはどう思うのか?
O (グラフを見て)もっと上がって欲しい。まだ改善の余地があると思っている。ただ日本人が言う、個人技のレベルの高さについてですが、正直、来日した時に、その技術の高さにビックリしました。しかし、時間が経つにつれ、その技術の高さは動きが止まった時の技術の高さだと思うようになりました。つまりピッチで、そういう印象を受けた訳ですね。動きが止まった時の、いわゆる静的な技術は簡単です。それを日本人選手がみんな持っていることは、練習の中で確認できましたからね。しかし、全てのプレーは動きの中で行われます。現代サッカーで重要視される動きの中での技術は、まだまだレベルが低いと思います。技術全体のレベルをとってみれば、いくつかのヨーロッパの国を上回っているかもしれません。しかし、ヨーロッパの方が効率がいいんです。ヨーロッパの選手は動きの中で、日本の選手ができないようなプレーができるのです。運動量に関しては「これ以上走れない」ということをよく耳にしますが、そんなことはないでしょう。そういう選手は、サッカーがより多い運動量、長い走り、多くの競り合いを要求され続けることをもっと理解するべきです。イギリス人やドイツ人、身長の高い相手と比べて身体的に日本人はハンディがあることをふまえても、答えは明かです。これらの相手と対等に戦うために、自分達に欠けている部分を補わなければいけないのです。それをどうやって補うかというと、相手より運動量を多くすることです。相手が自分達より身長が高く、身体的に強い場合、より多く動く必要があります。同じ程度の走りだったら、全体的に相手が有利になってしまうのです。しかし、運動量で上回れば話が違ってきます。インテルナシオナルとバルセロナの試合をご覧になりましたよね。例えばロナウジーニョでも、動きを止めてしまえば、いつものロナウジーニョではない。例え技術の高い選手でも動きを止めてしまえばどうにもならない。これは言うまでもありません。
Q 中村俊輔のことはどう思っていますか?
O 中村俊輔のことは良く知っています。特にセルティックでコンスタントに試合に出ている今ですね。これはまず本人にとって日本代表にとっても大きいことだと思っています。率直な意見です。しかし、彼はセルティックで見せているプレーを日本代表でも見せることができるか?私は、多くの点でセルティックが自分達のプレーを中村に合わせて組立てているということを申し上げる必要があると思います。日本代表も、中村に合わせてチームを作ることができるかどうかは別の問題です。一方で、抜群の才能がある選手がいるならば、チームをその選手に合わせることを考えることも必要です。つまり中村がうまくプレーできるようにチームを組み立てます。しかし、私が思うに、いいプレーをする選手が1人だけいて、その選手のためにシステムを作るならば、成功の見込みはあまりないと思います。ですから、どちらかというと彼が、自分をチームに合わせるべきです。といっても、中村が試合に出て活躍してることを嬉しく思います。先に国内にいる選手を試してみましょう。なぜなら海外組を呼び始めたら選択肢が狭まってしまうからです。つまり海外組を使ったにも関わらず、うまく行かない、イメージ通りに行かないことが生じた場合、修正の余地がないからです。そうなると選択の余地がなくなる。もうどこからも、選手を呼べないからです。でも、現在の状況ではうまく行かないからと言っても症状の改善が期待できます。なぜならば、まだ中村、高原、中田、松井、稲本、大黒、小笠原を使っていないからです。今の段階で彼らを使ってしまうと、その後はチームの構成としてもう行くところがないからです。サントスと宮本も海外に行きますしね。彼らはとてもいい選手です。そして力にもなってくれると信じています。その彼らの力が必要な時に借りればいいのです。私は、これから既に実績のある選手にも間違いなく機会を与えます。特に彼らを使って、何をどこまでやれるのかを確認したいのです。海外にいる選手にも当然チャンスを与えます。それぐらいなら約束できますよ。
Q 高い材料だけではおいしい料理はできない思いますが、サッカーもそれに似てると思いませんか?
O 残念ながら私には大きな調理場がありません(笑)。小さな調理場で素朴な材料を使っておいしい料理ができることもありますがね。サッカーは平均的な選手が揃っていた方が良いチームを作れることがあります。そういう選手が揃っていた方が、チームはよく機能し、プレーのコンビネーションがうまくいく場合が多いのです。しかし、対戦相手が個人プレーが得意で、チーム全体も優れていた場合には、勝つチャンスはないでしょうねえ。せいぜい、1試合ぐらいは勝たしてもらえるかもしれませんが、長期間でみた場合、そういうチームに勝つ見込みはありません。その意味で、サッカーと料理は違うかもしれません。料理の場合、タマネギや、その他、普通の材料を使っても立派な料理を作ることができるでしょう。サッカーはそれとは違います。ジャガイモみたいに、そこらに転がってる選手を集めた所で、チームは作れませんからね(笑)。一方で最高の選手ばかりを集めたところで最初のうちは良い成績は期待できないでしょうねえ。そんな選手は、まずチームに適応して考え方を改める必要があるからです。それには監督とのコミュニケーションも必要になります。つまり、まず自分の個性をチームという集団に順応させて、集団全体としてうまく機能させないといけないということです。次に問題になるのは、その集団の中で、その選手が、どうしたら個性を発揮できるかということです。そうすれば第二のミラン、バルセロナ、レアル・マドリッドができたのと同じ事です。とにかく、選手には自分の個性を一度集団の中に埋没させてみて、その集団の中でこそ、自分の個性を発揮できるのだという確信を与えてやる必要があります。
Q これまでの7戦を振り返って、満足のいくものでしたか?
O いいえ、満足はしていません。例え、全勝しても満足はしてないでしょうし、負ければ、尚更です。勝っても不満は残るものです。親善試合のガーナ戦、そしてアジアカップ予選アウェイのサウジ戦で負けましたよね。アグレッシブさが足りずに結果が残せなかった試合でした。でも、それでよしとしましょう。物事を別の面から見る必要もあります。必ずしも結果が伴う必要はないと思いますよ。日本がどの程度プレーできるかが分かりましたし、次に何をすべきかが見えてきました。最後になって、「なんでこんなことができなかったんだ?」と後悔したくないのです。つまり、現状に満足することはない。サッカーは人間と同じで限界はないのです。それにサッカーはポジティブなスポーツですからね。
Q 巻と我那覇の評価について
O 二人に得点力不足の責任を押しつけるわけにはいきません。チームの得点力不足は、全ての選手に責任があります。つまり得点力不足は巻と我那覇だけではなく、全員で担うように導く必要があります。なぜならFW以外の選手も得点を決めはじめると相手は、対応が難しくなるからです。そしてFWもプレーしやすくなります。一方で、見落としていることはないでしょうか?日本が守備に入るときに守備の得意な巻が最前線で相手の攻撃を遅らせたりボールを奪ったりする、彼の献身的なプレーは後ろの選手にとって大きな助けになっています。それから役割分担の話になると我那覇も、もうちょっと守備をやってくれればいいんですが、まあ、タイプの違うこの二人を強引に比べたくはないんですがね。二人がこの番組を見ているなら、得点力不足で、そんなに心配しなくてもいいと言いたいですね。なぜならチームが得点力不足に悩んでいるというのは簡単ですが、そういう際に全員が、その理由を自問するべきです。GKまでもが「自分がどうして得点力不足なんだ?」と自問するべきですよ(笑)
Q 最初の就任の時から長い目で見ているようだが、その長い目について話してください。
O 多くの人は、すぐに目に見える形での進歩を求めます。でも、そうした考えはサッカーにとって不都合なのです。サッカーにおける進歩というのは、たまに見る人にしか気がつかないものなのです。いつも側にいて、注意深く観察している人にはチームの進歩が見えないものなのです。親が子供の成長に気がつかないものと同じことですよ。成長に気がつくのは久しぶりにその子を見た人です。選手についても同じことが言えますね。ある選手を毎日観察してきた人は、たぶん、その成長には気がつかないでしょう。例えば、15日に一度、選手を見る人の方が、他の人よりも成長に気がつきやすいものです。日本代表については一歩ずつ前進しようとしか言いようがないです。そういうことはトルシエ監督も言ったでしょうし、ジーコ監督も言ったことかもしれません。将来の監督も私と同じことを言うでしょう。
Q 試合の中で90分をどのように考えるのか聞かせてください。
O 全て試合に勝つことができるという自信を持たせることが必要です。そうふるまうことが必要です。どんな方法で勝つかは様々ですよ。第一にしなければいけないことは選手に「チャンスはある」と信じさせることです。次に考えることは「勝つ手段」です。どうやって勝つか、どうチャンスを作るかということです。次にすることは対戦相手についてよく知ることです。選手によくアドバイスすることですが「対戦相手の立場から自分のチームを眺めてみろ」ということです。敵が我々のチームをどう見てるのか、それをイメージさせるのです。例えば、サウジ戦では、私自身もそうしたし、選手自身もそうさせたのですが、「ある場面で相手が日本のプレーに関してどう考えるかイメージしろ」と言いました。加えて監督が何を考えてくるか、それをイメージしろとアドバイスしました。それに「失うものは何もない。アジアカップの予選は必ず通過できるだろう」と励ましながら、サウジはこうやってカウンターを仕掛けてくるだろうが、こういう攻撃パターンもあるかもしれないということについて話合ったのです。サウジは日本に何ができて何ができないか知っているとも話しました。こうした作戦がどれだけ成功したかは分かりません。個人的には成功したと思っていますがね。大事なのは、選手が、監督に頼り切る状況をなくすことです。選手に自分の頭で考えさせること、それが一番大事な点です。監督の中には、「自分が全部の選手のために考えてあげているのだ」と思いこむ人がいるからです。そういう考えの人に私は与することはできません。私のやり方とは違います。本来、クリエイティブなプレーは選手自身から生まれるものです。そのために選手の自由を尊重しなければいけません。そうした自由抜きにはいいサッカーはできません。将来に向けて大事なのは、一歩一歩前進しようということです。つまり選手達に上達の余地があるということを分からせることですねえ。例えば、試合中に、ちょっとした変化が見られるようになりました。具体的に選手の名前は言いたくはありませんが、何人かの選手は、ある試合で私の要求に応えられませんでした。フィジカル面に問題があったのではなくメンタル面での準備ができていなかったのです。しかし、次の試合では。ある程度順応できるようになりました。選手によって、話し合いで解決することができますが、選手によっては、より厳しい対処が必要な場合もあります。それはつまり、その選手を次の試合に出さないこと。前の試合での出来が悪かったと分からせるためにです。そうすれば、その選手が次の機会に与えられた時に、その要求に応えるのは確実です。選手のパフォーマンスを改善するためには二つの方法がある訳です。話し合いを通じて適切な指摘をするか、「あなたは次の試合には出さない。次は呼ばない」という不愉快な態度を取るのか、どちらかです。私は、このやり方が好きではありませんが、たまには選手に改善の必要を理解させるため、監督はそんな方法も取らないといけません。もちろん、私はチームから誰も閉め出すつもりはありません。選手達にそういう厳しい対処法があることを意識して欲しいのです。
Q ベンチでは、結構、「何やってんだ?」という表現をしているが、記者会見では、あまりないが、それはどうしてか?
O 私のポリシーというわけではないですがね。自分のポリシーを貫くのは政治家だけでは十分ですよ。自分の振る舞いを説明するのは難しいですね。なるべく自分をコントロールするようにはしてますよ。選手はメディアからのコントロールを嫌うものです。ここ日本では特にそうですね。もちろん日本だけの問題ではないと思いますが、公の場で、誰かを批判することが好きなひとはいません。そのことはジェフ時代から分かっていました。プレーやピッチでの態度に関して、批判されたら、誰だって不愉快になるでしょう。そういった批判は公になる前に、チームの中で解消すればいいのです。難しいことではありますがねえ。私自身の旧ユーゴ代表での経験に関して、選手に話したいと思っていました。できるだけ直接的な方法でね。でも通訳を介してしか説明できないのはもどかしいです。日本の選手はみな批判に関してはナイーブですから。その批判がどれだけ真剣な批判であっても。また批判を受ける選手がどう解釈するかに関わりなく、通訳が私の批判を正確に通訳したかに関係なく、日本の選手は批判に関してはナイーブに反応します。私は、そういうことを日本で学んだのです。だから、私は選手にとって不愉快な批判はできるだけ直接その選手に伝えるようにしています。選手が喜ぶ方法なら、どんな方法でも良いと思いますが、不愉快な批判には説明を要するのです。そうした批判は結局、本人のためでないといけません。
Q アジアカップに向けて
O 今年はアジアカップ本大会でできるだけ長く戦えるよう願っています。いいプレーをして、一次リーグを突破して先に進むことができればいいですね。でも敗退することもありえます。15日間で決着がつくかもしれないし、30日間戦い抜くことができるかもしれません。それは誰にも分かりません。大会に備えて親善試合ができるといいのですが、日本に来てくれる相手チームのために十分時間を作ってやらないといけませんよね、ですから大会に備えて、これだけの期間で十分だということはありません。アジアカップが行われるベトナムで最初のカタール戦の前に1週間程度の合宿をする時間は取れるでしょう。また7月、J1のリーグ戦は中断していますから、その時に親善試合ができるかもしれません。そうすればベトナムで戦う一次リーグの準備ができるでしょう。まとまった時間が取れるのは、その期間だけですね。状況は改善されていますよ。選手のことをよく知ることができましたし、選手にしても、私のことをよく知ることができたと思います。問題は選手自身のメンタル面の管理です。代表選手は二つの義務を負っています。一つは大会に向けての準備です。代表選手が大会を無視することはありえません。また所属するクラブでのプレーや練習もおろそかにはできません。そしてもう一つの義務はアジアカップが終わり、その先に待ち受けているW杯に向けて心の準備をしておくことです。全ては自分自身で準備をしなければいけないのです。以上が私の言う二つの義務。つまり私の二つの要求と言ってもいいのではないかとよいでしょうか。選手が、それに応えることができるかどうかということですが、私はできると思います。
Q 2010年のW杯について
O 目標は、そうですねえ、遠くもあり、近くもあります。目標を達成することは難しくなっています。なぜなら、全ての国が進歩を遂げているからです。「自分達こそが本命だ」と思っていても、手強いライバルチームがあることを認める必要がありますね。もし、W杯出場を決めることができた場合でも、それで終わりではありません。新たな目標設定に迫られるのです。ドイツ大会を例にとれば、最初は予選突破そのものが目標だったのですが、出場を決めた時に、その目標が変わりました。日本代表と国民はW杯での成功を期待するようになったのです。ですから、ドイツ大会の一次リーグで敗退が決まったときに、多くの日本国民は驚くと同時に不愉快な思いをしたのです。次のW杯では、こうした経験をしないようにする必要があります。まず何より、南アフリカ大会への出場権獲得を何よりも大事な物として目標を設定すべきです。そして目標を達成した後に、冷静に考えていくべきだと思います。つまりW杯には二つの段階があるわけです。その段階を飛ばさないようにしましょう。
Q 「サッカーは人生と似てる」と言われますが、どこかどう似ているのか?
O 人生がサッカーを創造したのであり、その逆ではありません。私はサッカーを愛していますから、その逆だったらいいのにと思うことがありますが、人生がサッカーを創造したのです。サッカーができる時間は限られています。その短い時間の中で学ぶことはたくさんあるだろうし、学べないこともあるでしょう。人生にもサッカーにも成功や失敗があります。栄光もあれば耐え難い挫折に襲われることもあるでしょう。でもそれが人生というものでありサッカーというものであります。サッカーは集団スポーツです。自分を犠牲にしてピッチを走り回る選手がたくさんいるという事実が、今、忘れ去られているようですね。そうした選手は人々の話題にはなりませんが、それでも彼ら走ってプレーし続けているのです。ですから何であれ、何かの役に立ちたいと思ったときに、私が今言ったことを思い出してください。脚光を浴びる人もいれば縁の下の力持ちの人もいるということです。サッカーは人生そのものだと思いますね。

我々は皆、成功を望んでいます。それだけの能力があると思います。果たして成功するかは、また別の問題ですが...。我々が最大限尽くすことを約束いたします。

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