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2006年11月16日 (木)

戸田ブログより アビスパvs広島を振り返って

戸田和幸公式サイトの「アビスパ戦」での談話が更新されている。

http://www.kazuyuki-toda.com/txt/1115.html

(要点&抜粋)

*「いい内容のサッカーで勝つ」ということは重要だが、「この試合は、内容はどうでもいいから勝つ」という試合だった。

*かなり天気が悪かった。うまくサッカーができる可能性が低かった。だから、より「雑でもいいから勝つ」ということに焦点が当てやすかった

*まぁ、必死に勝ちに来なきゃいけないのは相手(アビスパ)さんだったけど、相手さんがボールを取りに来ないんで、逆に前半とかは「いいのかな?」って気はしてた。

*--昨日は負けなきゃ良かった試合だもんね?
そうそうそう。そういう中でチャンスを作って点を取れば良かったんだからね。だから本当は福岡としてはあの戦い方は無かったんじゃないかなって正直思ってるけどね。申し訳ないけど。そういうメンタルじゃああいう試合は勝てないんじゃないかなって。俺の経験上そういう気はするから。
*俺は気持ちの強い方が勝つぞって思ってたし、試合前にみんなに言ってたから。そういう意味じゃ俺らのほうが強かったんだろうね。まず気持ちの強さがある中で出来る限りの冷静さと判断力。
*--前半の「後ろでゆっくり回す広島と追いかけてこない福岡」。それが象徴かもね。
彼ら(アビスパ)はもっと来るべきなんじゃないかなって正直思ってたし。まぁ、別にいいんだけど。でも、点取られてからは来たんだからさ。
--だったら最初からだよな。
うん。神様は微笑まないんですよ。俺の勝手な信念だけど。
*だからやっぱり「勝つんだ」ってがむしゃらな気持ちがまずないとね。負けることを恐れるんじゃなくてね。
--うん。特にこの試合はそうだったね。
うん。でも、ウェズレイのシュートがすごかったんでね。まぁ、助かりましたよ。
--あの人、ここんとこキレてるね?
そうだね。やっぱりしっかりした技術と度胸があるってことだよ。重要な試合になればなるほど、そういうのはよく見えるよね。そういう試合で今度は技術的にとか「おおすげぇ」ってプレーが出来るやつが一流だから。そういう「何かが掛かった試合」っていうのはどうしても雑になったり興奮して荒れたりするもんだから。でも、そういう中でどれだけ技術的にいいものが出せるかってとこで差がつくから
--そうやって言っちゃうと、この試合は選手の質を計りやすい試合だった?(笑)
まぁ、そうだね。それでいいと思うけどね。
*--後半もやられてはいたけど、本当にやられたかって言えばまた違うしね。
そうだね。うん。
--オフサイドの取れなかったとことかあったね?
そうだねぇ。でも、でっかいピンチにはなってないよね?
--うん。なってない。
そんなにオフサイド取れるような展開でもなかったし。
--うん。数字上はシュートを撃たれたみたいだけど別にね?
うん。「入んないよ」ってシュートの方が多かったからね。
--だから、「しっかりやって勝った」って試合だなと思ってます。守っててもさ「やべぇ!」ってのはそうなかったでしょ?
1回くらいかな。後半に。
--布部選手のやつ?
うん。空振りのやつ。やっぱり斜めに入っていくクロスとか自分たちの前を横切るクロスとかは触れる場合は触らないとダメだよね。後ろに流しちゃダメなんだよ。前半も一度あったんだけど。
*--むしろ俺なんかはこの試合は福岡に対して言いたいことの方が増えちゃうからね。もっと出来ることがあるんじゃないのかって。
まぁ、終盤の攻めとかはちょっとまずかったよね。福岡としてはね。
--そうだよね。
あれだけゆっくりで、イージーなミスとかしてくれたら確かに助かるよね。
--よく凌いだみたいなことしかないもんね。凌いでもないか?
凌ぐとこまでもいかなかったかなぁ。正直。
--「しっかり守った」ってだけだもんね?
うん。仕事はしましたって。
--うん。しかし今回は大一番だったわりに話が弾まねぇな(笑)
まぁ、試合前が大一番だっただけで終わってみれば別にね。
(雑感):ペトロビッチ(広島監督)は、アビスパが「試合を慎重に入る」ことを予想していた。川勝も、大一番ということで「慎重に入る」ことを選択したが、それは引き分けでも良かった広島にとって、より都合のいい展開だった。
 双方、落ち着いた試合になった場合、その試合を動かすのは、選手個人の能力になるだろう。その点で、広島の1点目は、ウェズレイという優れたブラジリアンの能力だった。アビスパには、長谷川統括の無能さによるものが最も大きな原因だが、こういう大一番で1人で決定的な仕事のできるFW(攻撃的MF)がいなかった。そういう点で、やはりアビスパは最初からある程度、全員で行くしかなかったのだろう。戸田のコメントを読むと、やはり川勝はゲームプランを間違えたのだと思う。さらに、1点取られた後のチームがバタバタしてる状態がかなりの時間つづいた。その状態を落ち着かせ、そして反撃へチームを向かせるのは後ろの選手の役割だが、この試合は、そういう存在がいなかった。(連勝中に声で引っ張っていたのは宮本だったが、この試合は出ることができなかった。さらに千代反田は、怪我明けで、自分の役割をこなすこと精一杯で周りに影響を与えることができなかった。それができるのはホベルトだけだったが、川勝は後半途中から投入した)。川勝は、人選ミスもしたのだと思う。
いろいろな要因が重なり、アビスパはあの冷たい雨の中、集まったホームのサポーターの前で、相手チームのDFが「こんな戦いでいいのか?」と思うような試合しかできなかった。「ふがいない」としか言いようがない戦いだった。
現状のアビスパの選手の質・能力からいって「相手をいなしてカウンターから点をとって勝つ」試合は、入れ替え戦を含めてできないような気がする。(広島戦のように、慎重に入ることを検討すべき試合は、アウェーでの入替戦第1戦のみぐらいだろう)。もちろん試合の最初から積極的にプレスをかけにいくということは、かなりしんどい。しかし、まずそこから始めないと、今のアビスパの個人能力から行けば、勝機すら見いだせないような気がする。次の川崎戦までに、取り戻すべきもの「絶対、生き残る」という強い気持だろう。アビスパ、セレッソ、京都の3つの内、この気持ちが一番強いチームが入れ替え戦への切符を手に入れることができるような気がしている。

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