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2006年10月

2006年10月29日 (日)

死んでも生き残れ!

前節、ホームでのジュビロ戦、今節、アウェイでの新潟戦、アビスパは現在、やれるすべてのことをやり遂げて、勝ち点6をとることができた。ただし、セレッソも2連勝で、10月は負けなしという成績。どうやらエンジンがかかってきたようだ。残留争いはどうやらセレッソとのマッチレースになりそうな模様。アビスパは、最終節までの5試合、この2試合で見せたような戦いをとにかく続けていくしかない。特に、次節のホームでの広島戦、絶対に勝っておかなければいけない試合になる。(広島戦の後は、川崎、ガンバと優勝の望みを残しているチームとの戦いだけに尚更、広島戦では、勝ち点3が欲しいところだ)。勝てば、入れ替え戦なしでの残留もかすかに視野に入ってくるが、負ければ、入れ替え戦進出も厳しくなる戦いになるだろう。一方、広島は、ここで勝てば、ほぼ残留決定だろう。負ければ、降格へのプレッシャーがチームにかかり始めるだろう。この日、博多の森では、サポとスタッフ一体となって、相手+審判にプレッシャーをかけなければならない。「死んでも生き残れ!」、次節は、この言葉が最もふさわしい戦いになるに違いない。

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2006年10月28日 (土)

新潟vsアビスパ、いろんなコメント

J1:第29節】新潟 vs 福岡:ハーフタイムコメント 

10月28日(土)J1 第29節 新潟 vs 福岡(14:04KICK OFF/新潟ス)
鈴木淳監督(新潟):
・攻守の切り替えをもう少し早くしよう。
・リスタートをもう少し早く、早いテンポで。
・もっとシュートを打とう。

川勝良一監督(福岡):
・立ち上がり、ラインが高すぎたが、途中からもどってきている。
・芝が深いからもつれることがあるので、しっかりカバーにいくように。
・もっと声を出して、指示してやれ。
・自分たちのやり方でゼロに抑え、いやな時間帯もよく辛抱している
●川勝良一監督(福岡):
「チームがまとまってプレーできるようになってきた。アウェイで勝てていない上に、新潟は独特な雰囲気がある。カウンターを出しづらかったが、急がずにボールを運ぶように指示した。得点の場面は久藤が落ち着いてボールを運んでくれた。守備も集中してやってくれた」

Q.ボランチの組み合わせについて。
「中村の得点能力を引き出すことを優先してきめた。前日の朝に決めていたが、当日になっても考えた」

Q.得点を決めた古賀選手について
「故障が治ってからここ数試合良くなっている。トップスピードの速さ、クロスも抜ききらずに上げるボールを蹴られるようになった。存在は大きい」
●鈴木淳監督(新潟):
「前半は、ボールはキープするが決定的な場面を作れなかった。攻守の切り替えが遅く、カウンターも仕掛けられなかった。セットプレーも含めてリスタートが遅かった。ゲームが流れず、ハイテンポにならなかった。失点は中盤でプレッシャーがかけられず、サイドを崩された結果。全体として、引いた相手をどう攻めるかができずに終わった。ゴール前で攻めても崩せず、攻守の切り替えが遅かったことが敗因」

Q.岡山選手のスタメン起用について
「ほかの選手との組み合わせもあるが、調子の良さと、前節の出来の良さから決めた」

Q.中盤でプレッシャーをかけられなかった要因は?
「やっていて大丈夫だと思ったのか、どうなのか。あらためて修正しなければならない」
●北野貴之選手(新潟):
「(失点は)気をつけなければならない位置のシュート。ボールが回ったのも相手が得意な動き。きれいミートにしていたが、止められないシュートではなかった。触っていればコースが変わった。止められなかったことが悔しい」

●矢野貴章選手(新潟):
「チャンスはあったが、決められなかったことが大きい。相手も反則すれすれで止めにきていた。つかまれないように気をつけていた。引いた相手をどう崩すかが課題」

●松下年宏選手(新潟):
「最後のヘディングは左右どちらかにずれていたら…。引かれたが、前でシュートは打てた。ただ、もう少し工夫が必要。個人的にも得点をとりたかった」

●内田潤選手(新潟):
「失点の場面、自分が一歩でも二歩でも寄せていれば変わったかも。プレスがかからず、カバーに回るシーンが多かった。あけだけ相手が引いているのだから、どう攻めるのか考えなければならなかった」

●久藤清一選手(福岡):
「前半は裏に蹴ることが多く、ボールがつながらなかったが、後半、つなげたところでいい感じでプレーできた。得点はシュートがよかったから。みんな集中してやっていた。無失点で勝てたことは大きい。いいムードになる」

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2006年10月22日 (日)

あと6節、それぞれの対戦相手

第29節、30節、31節、32節、33節、34節

福岡:新潟A、広島H、川崎A、G大阪H、名古屋A、甲府H

C大阪:甲府A、磐田H、新潟A、名古屋H、大宮A、川崎H

京都:川崎A、甲府H、広島A、磐田H、G大阪A、名古屋H

あとは、残留争いにからんで来そうなチームは、広島、名古屋、東京、大宮ぐらいまででしょうか?今、もっとも強いレッズとの対戦は、3チームともなし。全部に当たるのが、川崎、名古屋、甲府の3チーム。この3チームのモチベーション(優勝争いから、いつ脱落するのか、もしくはいつ残留が決まるのか)で、大きく左右しそうです。まあ、まだ6試合残っているので、とりあえずは、1試合1試合を全力で戦っていくしかないでしょう。一月ほど前のスパサカで、「今年は、残留ラインが低くなるだろう」とコメントしていたが、下位3チームが勝ち点を取れるようになってきたことと、例年なら、すでに自滅しているチームがいないことで、やはり残留ラインは勝点31~35ぐらいまで行きそうな予感がします。

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PRIDE32、速報

1週間の疲れのため、10:00前に起床できず。12:00~からのタイムシフト放送にて、PRIDEの命運をかけたPRIDE32,ラスベガス大会の速報をしたいと思います。ただし、途中で、更新がとぎれた場合は、寝てしまった可能性が高いので、その時はご容赦ください。しかし、今日は、PRIDEの後、アビスパ対ジュビロ、クラシコという流れになりそう。せっかくの休日だけど、休息はできなさそうなのが、辛いところですね。

解説はTKこと高阪剛、UFCといい、PRIDEといい、解説として引っ張りだこですね。さて注目のオープニング、レフリー紹介は、日本とほぼ同じ。そして、選手登場も、PRIDEでは基本の形を取っているもの。アナウンサーもコールする女性も同じ。榊原社長が言っていた「日本でやってるPRIDEをそのまま持ち込む」という言葉通り。しかし、これがアメリカのFANに受けいられるかどうかは、この大会をやってみての反応によるだろう。

第1試合、ジョーイ・ヴィラセニュール●vsロビー・ローラー○:ローラーの飛び膝から、パウンドで秒殺。しかし、カメラワークとスィッチングは、なんかぎくしゃくしてますねえ。(ローラーのマイク中にも、試合のVTRが流れるなど)

第2試合、中村和裕○vsトラビス・ガルブレイス●:さすがに中村入場時のドン・キホーテの宣伝はなし。1R:中村の右フックからパウンドをたたき込もうとするが、ガルブレイスもディフェンスが強い。しかし、展開は、互角に近い。ややガルブレイスがスタミナ切れか。2R:中村が膝をたたき込み、ダウンしたところを、パウンドでTKO勝ち。相手が基本的な体格が一回り小さいというのもあるが、中尾戦に比べて、中村はアグレッシブで、まあまあだった。

第3試合、西島洋介●vsフィル・バローニ○:1R、ファーストタックルを簡単に決められ、テイクダウンされ、たこ殴りされて、最後はアームロックを完璧に決められて、西島完敗。やはり西島は、秋山の爪の垢でも煎じて飲んだ方がいかも(苦笑)。英語のマイクでは、やはり解説に、英語で同時通訳できるクラスの人を置いた方がいいかも。(WOWOWでは、小泉さんがボクシングでやってるよね)

第4試合、ダン・ヘンダーソン○vsビクトー・ベウフォート●:1R、レベルの高い試合だが、ややダン有利。ただし、アメリカ人向けではない展開かな。2R:やや両者スタミナ切れか、しかし、やはりダン有利。3R:レスリング対柔術の異種格闘技だったが、全ての面でダンが上回った。三崎戦は、いかに調子が悪かったかが、分かる試合だ。大晦日は、ぜひ、Dカーンとフィリョの勝者とタイトルマッチをしてもらいたい。判定3-0。(なお、ドロー裁定も、この大会はあり)

第5試合、バター・ビーン○vsショーン・オヘア●、急遽、対戦相手が変わったため、オヘアの煽り映像はなし(笑):1R、組み付いた状態からのショートフックの連打でビーンKO勝ち。秒殺。マーク・ハントと、やはり、どつき合いを見たかった。あのバタービーンが、打ち負けることで、アメリカのファンにも、PRIDEの凄さが伝わったはずだからねえ...。しかし、ビーンは知名度あるねえ、アメリカでは。

ここで前半終了、休憩。やはり、20分かな?PRIDEガールのショーも、そのままのようだ。スカパー!では放送されないが。

再開、高田総統、登場!英語を必死に暗記したようなマイク(大笑)。「男の中の男達、出てこいや!」で、PRIDE戦士たちが、リングに登場。(マッハ、吉田、藤田が挨拶)。1回目としては、総統の挨拶は、まあまあかな。アメリカの人気コメンテイター(リングアナかな?)から、盛り上げ方を、もっとレッスンしてもらった方がいいけどね。

第6試合、ジョシュ・バーネット○vsパウエル・ナツラ●:1R、組み合い(差し合い)とグランドでは、ややナツラ有利か。ジョシュは、あの無差別GPのダメージが、やや残っているようだ。これはナツラが勝つかもしれない。2R、ジョシュ、アンクルホールドで逆転勝ち。いやあ、危なかった。ナツラの進化もあるが、最大の要因は、やはりジョシュのGP決勝の後遺症だろう。大晦日は、ミルコのケガもあるが、ヒョードルとのタイトルマッチは、準備期間が少なすぎるだろうなあ。

ここでシウバ登場:チャック・リデルへ対戦表明

第7試合、マウリシオ・ショーグン○vsケビン・ランデルマン●:1R、気合いが入っているランデルマン。ケビンはさいさんの足関節をよく我慢したが、ショーグンひざ十字で完勝。

第8試合(メイン)、エメリヤーエンコ・ヒョードルvsマーク・コールマン:おそらく「家族愛をテーマ」にしたこの煽りVは、今大会、最も力を入れたものだろう。これで、「USAコール」か「コールマン(マイク)コール」は起こるのか?、1R,いやあ、相変わらず、ヒョードルのボディバランスの良さは凄いわ!。「フェードル」コールが起こっています。2R、テイクダウン取ってから、逆に腕ひしぎ十字を取られて、コールマン、前回の対戦と同じように敗戦。やはり、強かったヒョードル。

最後は、コールマンの可愛い娘も登場して、家族愛テーマのコールマン劇場が行われる。いい時のプロレスのメインのような終わり方だった。

今大会、最高のPRIDEではなかったが、平均点は十分クリアしているだろう。あとは、このクオリティで、チケット販売と、最も重要なPPVが、どこまで伸びるのか、これがPRIDEの命運を握るだろう。

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2006年10月21日 (土)

アビスパvsジュビロ、コメント

ハーフタイムコメント

●川勝良一監督(福岡):
・立ち上がり良いチャンスを作れている。
・切り替えを速くしてつないでいこう。
・後半の立ち上がり15分、大事にいけ。

●アジウソン監督(磐田):
・落ち着いて正確にパスをつないでいこう。
・アグレッシブにいこう。
・サイドチェンジを上手く使っていこう

試合後

●川勝良一監督(福岡):
「今日もメンバーが先週と違う中で、新しく入った選手を含めて、チームとしてやろうとしていることが本当に浸透してきているんで、ゲームのいい時間帯、悪い時間帯にかかわらず崩れなくなってきていると思います。特に今日は後半に点が取れましたが、前半いい入り方をした後、自分たちのミスでリズム崩したので、後半はポゼッションはサッカーには関係ないと、どうやってフィニィッシュまで持って行くかだということで、上手くやれたので特に左サイドを上手く使えたと思います。
また、うちはボランチの得点がほとんどなかったんで、(中村)北斗が決めた得点だとかサイドからの攻撃を武器にして、それに中央からの選手の意識というのがすごく合ってきているんで、その辺が本当に良かった点でした。それに交代で入った選手も非常にいい仕事をしてくれました。いま、全体がいろんなことを理解して、控えの選手を含めていい状態なので、勝てていないアウェイで次は勝って、上に圧力をかけていきたいと思います」

Q:今日の2得点は、いずれもサイドからの得点でした。そのあたりは、どのように評価されていますか?
「うちはほとんどサイドからが多いんですけれど、特に古賀が戻ってきて、古賀の入れるタイミングをチームメイトが一番知っていないとだめだということで、常に入ってくる、戻ってくるということで、たとえ確立が低くてもそこに人数をかけるということでやっています。そういうところへよく(中村)北斗が走りきったなと。サイドというのはうちにとっては大きいですし、中盤同士のビルドアップということは、最初からこのチームには大きなスタイルとして入っていないので、奪ったボールを最初にどこに預けて、どこを起点にして、どこに出すかというのは、後半も徹底してやってくれたんで、これは続けたいと思っています」

Q:今日の中村北斗選手の評価について教えてください。
「前半は少しディフェンスの意識が強く、攻撃参加したときに焦りとかが見えたんですけれど、後半は、いつもの北斗のプレーというか、積極性と、身体的な強さを生かしたディフェンスも出来ていたと思います。ボランチで起用するかどうかは、また1週間考えます。ホベルトも戻ってきますし、ベストは何かということを考えながら準備します」

Q:非常に粘り強くなったというか、我慢できるチームになったという印象があるんですけれど、その要因はどこにあるとお考えですか?
「単純にいま置かれている危機感だけではできないので、当然、普段のトレーニングを、選手たちが真摯に手抜きせずに準備できているということだと思います。こちらが伝えたいことを頭で分かっても、すぐに出来ないのが普通なので、それが徐々に出来るようになってきたということです。
あとは、ベテランを中心に普段の準備で、不安がないような状態で週末を迎えられるように、1日、1日をやってくれているということ、そういうところが、いやな時間帯や、ポゼッション率が極端に下がっても、ゴール前を空けずにロックできる状態を上手く引き出せています。要は普段が出るということをミーティングでも、試合前でも話しているので、そこらへんが崩れなくなった要因だと思います」

●アジウソン監督(磐田):
「今日の試合が難しいということは、今週ずっと話していましたし、難しい試合になるのは間違いないと思って福岡にやって来ました。これもずっと1週間、練習の間に選手たちに話していたことですが、今日の試合では、相手チームは主にカウンターアタックを仕掛けてくると伝えてきましたが、上手く対応できずにそのまま負けてしまいました」

Q:上田選手とカレン選手のコンディションが非常に悪いように見えましたが?
「上田選手は左SBのポジションで相手の久藤選手のマークを見るという役割でした。カレン選手は左サイドでカウンターを引っ張って、福西選手はインサイドでプレーするような形でした。前半はポゼッションはできていたと思うんですけれど、やはりアグレッシブな部分が足りなかったと思います。後半は、2、3チャンスがありましたけれど、ここで点を取って、後はカウンターでという形を作っても良かったと思います」

Q:前半、かなり押されていたように思いましたが、その要因はどのようなところにあるのでしょうか?
「これも1週間かけて選手たちにはアドバイスしてきましたけれど、相手がうちの中盤でのミスを狙って、そこから、古賀選手、久藤選手を使ってカウンターを仕掛けてきました。我々のCKからカウンターを狙ってきたというシーンもありました。後半に入ってからは、犬塚選手に疲れが見えたこともあって、菊地選手を右SBの位置に下げました」

●城後寿選手(福岡):
「こちらの右サイドに相手のフレッシュな選手が入ってきていたんで、そこを抑えて、チャンスがあれば上がっていくという感じで言われました。ど真ん中だったんで、とりあえず左に流そうと思って蹴ったんですけれども入ってよかったです。インサイドで狙って蹴りました。思い切り蹴ってふかすよりもインサイドで確実に打とうかなと思って。練習では結構インサイドで打って入ることがあったんで、日ごろの練習の成果が出たと思うんで、これからも練習をしっかりやっていこうと思います。
自分が決めて初めて勝ったんで、いつもより倍以上うれしいです。一番うれしいゴールです。得点はそんなに意識していないんですけれど、自分の持ち味をしっかり出していければ、それが一番です。試合に出ることが一番だと思いますし、ポジションがどうこう言える立場でもありませんし、どのポジションでもやっていこうと思っています」

●柳楽智和選手(福岡):
「前半はラインを下げすぎたんで、後半は修正してこまめに上げ下げしたんで、スペースは埋められていたと思います。ある程度(ボールを)まわさせて、そこから決めたところで奪おうと言っていたんで、それが出来て良かったです。相手に走らせるところは走らせて、そこから行って、でも回りを囲んでみたいな感じてやってました。余裕はあんまりなかったですね。まあ、しっかり声をかけて、足りなかったらボランチも下げるし、太田(磐田)が結構中へ入ってくるんで、そういうのをアレックスがつくとか、ボランチがつくとか、練習の時からしっかり話していて、それがちゃんとできたんで、こういう結果になったと思います。チームで守るっていうのが出来るようになってきたと思います。自分も意識を変えて、周りを見るようになったし、声も出せるようになったと思います」

●久藤清一選手(福岡):
「悪いときはFWとディフェンスラインが間延びしているので、それをなくそうというのはすごく話して、コンパクトに常にやろうというのは心がけていました。亨(宮本)とナギ(柳楽)、光示(吉村)もしっかり声が出るんで、その辺で上げ下げをよくやってくれたと思います。みんなが我慢の時に戻れているし、意識がそういうふうになっているから頑張れていると思います」

●中村北斗選手(福岡):
「(クロスボールを)上げてくれたのが誠史(古賀)さんだったんで信じて走りました。やっているときは長い距離を走ったとは感じていなかったけれど、ああいうところが自分の特徴だと思うんで、それが結果につながって良かったなと思います。取ってから長い距離を走ればチャンスになる部分というのは前半も何度かあったと思うんで、後半も監督からそういうところを突いていこうと言われたので、意識してやっていました。
ホームではそろそろ決めたいなと思っていて、自分の中ではあんまり調子は良くなかったけれど、そういうときに点を取ることがJ2時代も多かったんで、また、そういう中で点を取ったなという感じですね。相手は鹿島のようにボールを動かしてくるチームなんで、縦に入れさせないように、上手くFWを使いながら入ってきたところを狙うように意識していました」

●太田吉彰選手(磐田):
「全然いいゲームじゃなかったです。前半は特にあんまり動けなかったんで。後半は上手く動こうかなと思ってもスペースをしっかりと埋められて、向こうはカウンターをしっかりと狙って、そのカウンター2発にやられてしまったんで。僕もそうでしたけれど、裏に飛び出す選手がいなかったから足元だけになってしまって、(ボールを)回しているだけみたいになって、相手はそれを後ろで見ているだけなんで全然疲れないし。全然いいサッカーじゃなかった。
相手はしっかりカウンターだけを狙って、それを2発決めたんで、相手の作戦通りというか、完全にうちのミスですけれども。勝っている時も、内容は正直言って良くなかったので、今日は内容も重視して絶対に勝とうと思っていたんですけれど、内容も悪くて、こういう結果になってしまった。ここ1週間しっかり修正してやっていきたい。連敗すると、せっかく勢いに乗ったところがガクッ落ちてしまうんで、しっかりと上位陣に勝っていきたいと思います」

●田中誠選手(磐田):
「今日は全体的にリズムが悪かったし、動き出しが全体的に遅かったかなと。その分、向こうが気持ちで上回って、うちが後手を踏んでしまったというのがあります。プラン的には、うちがボールを動かして、人も動いてっていうサッカー。前半はアビスパが引いていたんで中々スペースもなかったから崩しづらかったというのもあって、それはまあ仕方ないところもあるんですけれど、そこで上手く自分たちのリズムを出せなかったのを、後半まで引きずってしまったのかなと思います。ちょっともったいないところもあるんですけれど、勝負事なんでこういう日もあるし、攻撃が不調なときもあるし、守備が不調なときもあるし、けれどチームなんで悪いところを反省しながら修正して、次の試合に挑めればなと思います」

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2006年10月15日 (日)

レッズ対アビスパ、コメント

●ブッフバルト監督(浦和):
・ゲームへの入り方はよく先制点も取れたが、中盤でミスがあったり、その後の戻りが遅くて、相手にチャンスを作られてしまった。
・後半はもっと集中して、そして追加点を取りに行こう。

●川勝良一監督(福岡):
・セットプレーで1点取られたけど、後、崩れていない。チャンスは必ず来るから攻めていけ。
・落ち着いて信じてやれば勝てる。

試合後●ブッフバルト監督(浦和):
「今日の試合前の状況ですが、非常に厳しくなっていたと言うことは否めません。まず1位だという事。そして昨日ガンバが試合をやって、そして勝ち点1しか取れなかったということで期待が高まりました。もう一つ。対戦相手のアビスパなんですが、失うモノはない。勝たなければならない。そういう気持ちで来ていた。そんな中で、レッズが優勢と言うことがずっと謳われていましたので、そいう環境で試合をするのは難しい、ということは否めませんでした。ただ、多くのサポーターがいるレッズのホームで勝つということ。それはサポーターの方が後押しをしてくれたと思います。そんな形で試合の入りはゴールを目指していくというゲーム運びができたと思います。
 とにかく先取点が欲しかったんですが、セットプレーから欲しかった先取点が入りました。その後30分くらいまでは自分たちのリズムでプレーすることができたんですが、その後ミスが重なってだんだんリズムを失い、福岡のペースになっていきました。
 後半はとにかく選手たちに伝えたのは前半と同じ入り方でやっていこうと。ボールをもったらまずはゴールを目指そうと。それから前係にならずにバランスを保つと言うこと。そんな形で早い時間帯に2点目を取れたんですが、その後3点目を取ることができなかった。それが後に尾を引きました。
我々の立場で見てみればもっといい形のサッカーは展開できていたと思いますが、福岡が素晴らしかったのは2-0になった後も最後まで諦めなかったという点。それは評価できるんじゃないでしょうか。そんな中でうちのチームの不注意で1点を失うことになりました。ただ、全体的に見れば今日の勝利はレッズの勝利。それは妥当な結果だったと思います。
 今、6連勝ということですけれども今いい位置に居るとは思います。ただ、この後も難しい試合が続きます。次からも一戦一戦決勝戦が続くという気持ちでいないといけないと思います。我々自身もさらなる発展が必要だと思います。全体的にうちのチームは満足してます。これから次の川崎フロンターレ戦に向けていい準備をしていければと思います

●川勝良一監督(福岡):
「今日は、今日もそうなんですが、メンバーがそろわないというか。特に中村、ホベルトは私が来てから90分毎試合出ている。その辺の選手がいない中、一番避けたかったのは自分たちのミス。セットプレーはここ何試合か失点になっていなかったので、そこが前半まず崩れた。そのあと崩れなかったという選手が持ちこたえた集中は良かった。ただ、後半の立ち上がりにもう一度ねじを巻き直して辛抱しようというところで、浦和の選手が何人か疲れていると。うちの選手に対しても一番のメンタルの強さは、終盤までゲームを捨てない。そのへんでなんとか勝ち点をとれていたので立ち上がりのミスが痛かった。あと選手交代は、もっと頻繁にはやく動きたかったんですが、今日出ている選手も飯尾は試合の直前に注射を打っていたり、何人かの選手がケガ持ちなので、なかなか変えづらい。その中でもう少し時間があればと」

Q:レッズとの対戦において、ゲームプランはいかがでしょうか?
「今、うちの現状で相手を見てゲームをやっているということが何試合もあったので。例えば鹿島の時のモチベーションとか、その前のエスパルスとかその前のセレッソとか、ゲームによって不安定だっていうのは下位のチームも持っている選手の宿命みたいなモノなので、強いチームとか強い個、選手は相手を見ているんじゃなくて本当に一定のレベルを維持できる。だからレッズに関して特別話したということはないんですが、ただ言えてることは向こうが首位争いをしているときのコメントでいろんな感情が入ってくる。「油断しない」とか。「チャンスがある」とか、って言ってること自体、油断なので。そこに付け入る隙というのは、組織力。強い個を抑えるときの集団の心理とか、動き出しの早さ、量を徹底してやる。結局チーム力の差は個人の差なので、その個人の差をできるだけ遅攻に変えるとか、個人技のドリブルを遮断するようなしつこいディフェンスとか、ギリギリの所。その繰り返ししかない。ただ、まあバックラインが、特に闘莉王が早く上がってくれるので、2バック気味になるときの仕掛けは手数をかけず逆サイドに抜けるくらいのクロスとかを頻繁に使いたいと。ただ、ちょっと前半はそこに入っていくボランチが二人ともフラットで遅かったので、そこをつけなかったのは残念でした」

Q:バロン選手の投入がもう少し早ければという考えはいかがでしょうか?
「結果論ですね。毎回、たとえばバロンがヘディングで勝つかというと、例えば練習で見ている。練習試合で使っていると。勝てないんですよ。今日勝てた原因というのは、バロンにずっと言ってるのは、その場でジャンプせずに引いて(中盤へ下がる)低いボールをすらすということ。それ、以前にも点になっているんですよ。練習試合でもバロンに言っているのは以前の自分とは違う。違うスタイルを追求した方がいいと。だから競り合いでこぼれて周辺をというほどにはうちの選手は元気ない時間帯だったら、低いのを上げるから、ちょっと相手から逃げてスラして角度を変えてくれと。ヘディングの巧さは持っているので。ただ、それを早い時間帯に使えばどうなるのか。闘莉王が2点目を取ったから出てこなくなったから、放り込みの時でもスペースがあった。周辺が開いていた。時間がもう10分くらい早めというのももちろん考えましたが、ただ結果的にこうなりましたからまた次に同じ事をできるか。早くするか、というのはまた1週間見ないとわからないですね」

Q:城後を中盤で使いサイドに出して、代えましたがその采配は?
「城後はこの雰囲気に飲まれていた。ボランチで古賀にボールが入るとアプローチも弱かったので、ゴール前にも行けると。バックラインの3バックも割れて等間隔に開いていたので、本来だったらあそこに行ってもらいたいと。ボランチの位置からトップ下に。北斗(中村)とか、ホベ(ホベルト)とかがいる時というのは、トップ下の仕事をどちらかがやるという決まりで中盤をフラットにしている。それは前半に無かったので、前半の途中に考えたのと、普段の落ち着きというのがちょっと無かったですね。もっとできたのに。逆に久藤の方がボール際で落ち着いて配れる。どこかの時間で落ち着きがあれば今日の浦和だったら勝つチャンスは十分にあったと思う。で、サイドに持って行ったんですが、やっぱり戻り方を見たら相当息が上がっていたので、で代えました」

●田中 マルクス闘莉王選手(浦和):
「立ち上がりに先に取れれば楽に行けるというイメージがある。ただ、最後に安心したところでやられてしまった。0で抑えたかった。
 つなぐところでミスが出ていてやりづらかったと言うことはある。
(セットプレー時の)マークは厳しくなっている。いかにして先に触るのかを考えないと。先にジャンプして上で待つのは大事だと今は思っています。相手の力を利用してさらに自分の力にする。常にそれは考えています。あまり言うとばれるのでこれくらいで(笑)。あと、もう少しきれいなつなぎをしないと・・・。ネネも少しずつ連携ができてきている。
(日本代表の)オシム監督が来ていたことについては全く意識していないです。次の川崎は難しい相手だと思う。自分としては、プレッシャーがあった方がいいし、相手どうのではない」

●三都主 アレサンドロ選手(浦和):
「後ろからどんどん飛び出していこう、というのはあった。(アシストは)闘莉王を狙ったわけではない。GKとDFの間を狙って、ちょっと触ればゴールに入るボールだった。次もまた難しい試合になる。ガンバと5差になったのは大きい。川崎との直接対決ですし、ホームで勝てば有利になる。今日はミスを少なくするように考えていました」

●鈴木 啓太選手(浦和):
「次も上位との戦いなのでしっかりやります。(代表から帰ってきて)今日はふわふわした感じでした。昨日おとといと変ではなかったんですが、試合に入ると難しかった。いろいろと反省がある中でも勝てたので今日はよしとします」


●城後 寿選手(福岡):
「全然自分のプレーができず最悪。守るんじゃなくて点を取りに行くといわれた。相手の山田がFWに近い位置に入っていたので、ボランチでも裁いている時間が長く、自分の持ち味である攻撃が出せなかった。
 シュートは打たれたけど、最初からああいう形になるとは思っていましたし、遠くから打たれる分にはそんなに恐くないので、その辺は…。
 チャンスもあったし、そこで決めるか決めないかの問題。
 ズルズル下がると難しくなるので中盤をコンパクトに持って行こうという意識はあったが、失点してからは相手を前に置こうと思って少しずつ下がってしまった」

●バロン選手(福岡):
「3トップの真ん中をやるように言われて出て行きました。起点になるように言われました。ベンチから見ていて、ゲームをあまり作れていなかったですね。ミスもありましたし、ボールが回らなかった。今日も含めて、長いボールを蹴ってなんとかなるという感じではない。(自分の出場で)流れは変わったかもしれませんが、起用については監督次第。前向きにやるしかない。首位に負けたのであって、最下位のチームに負けたわけではないので。1点の差でしたし、完敗ではなかったので」

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J1第27節、浦和 2-1 アビスパ、雑感

チケットが取れなかったため(さすがに同じ駒場開催でも、大宮とは大違いですね)、BS1にてTV観戦。

1点目、アレックスのキックの精度と、トゥーリオの個人能力から取られた失点。2点目、後半開始早々の集中力に欠けたDFのミスからの展開で、ワシントンに決められて失点。両チームの力の差から考えて、2点取られた時点で試合は決まったようなもんだが、意外に点差がつく試合とはならなかった。レッズの方は、代表組の疲れとポンテを欠き、シンジの状態が良くなかったこと、さらに駒場の微妙に荒れたピッチと、選手の意識が次節の川崎戦に、すでに少し向いていたこと、これが1点差で試合を終わった最大の要因だろう。もちろん、アビスパも、ホベルト、北斗、千代反田を欠いた中でも、全体的にはディフェンス時の集中力が高かったことも善戦の原因となった。うまくやれば、勝ち点1を取れるチャンスもあったとは思うが、結果は順当なものだろう。(城後が、いろいろポジションを変わって、調子が落ちているのが気がかりだが)。次節はホームでのジュビロ戦。ホベルト、北斗、アレックスが帰ってくるが、鹿島戦での、出来が良かったので、ボランチはホベルト、北斗のコンビを希望。ジュビロは現在3連勝中で好調そうだが、なんとかFW前田を機能不全に押さえ込んで、勝ち点3を狙いたいところだ。

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2006年10月14日 (土)

J1:第27節:鹿島 vs 千葉:パウロアウトゥオリ監督(鹿島)記者会見コメント 

パウロアウトゥオリ監督(鹿島):
(会見は質疑応答から)
Q:チャンスを多く作りながらも結果的には0-4というショッキングな敗戦でした。この試合を分析すると?
「言われたとおり、チャンスを作りながら敗れた試合内容でした。ただ相手の方が少ないチャンスを効率よく展開したんじゃないかなと思います。少ないチャンスながらも、我々のミスから効率よく点を決めたというのがありましたし、守備の所でも効率よくやって、特に今日はジェフのキーパーの岡本選手を褒めてあげたいなと思います。試合に負けてしまったのは、我々が相手に試合を手放してしまったこと。自分たちの不注意からやられたという部分です。サッカーだけでなく、人生の中でも『効率よく』という部分が重要なんじゃないかと思います」

Q:今日の試合、千葉のオールコートマンマークに対してどういう作戦を練っていた?
「マンツーマンという考えが、皆さんとちょっと食い違っているところがあるんじゃないかなと思います。マンツーマンというのは、1対1で付いていて、逆サイドまでも付いていくもの。彼らがやっていることは、あくまでも人に対して、ボールに対して厳しくいくというゾーンプレスみたいな形で、マンツーマンには至らないと思っています。
守備の部分だけでやられたのではなく、効率という部分で、彼らが確か5回のチャンスで4点を取っているということは、攻撃が効率よく働いたということではないかなと考えています。
過去の事例として、2~3年前までのレアル・マドリードを見ていきますと、中盤から前の選手には素晴らしい選手がいるかもしれないけども、守備が安定しなくて結果が出なかったということがあるように、現代サッカーでは守備が安定しなければ、いくら前に高い能力の選手がいたとしても、結果は絶対に伴わないということが分かるのではないかなと思います。
就任当初から、選手たちには、守備をまず安定させなければ、攻撃がよくても意味ないよ、という話をしましたし、また日本の選手は、守備をやることに対して何か抵抗があるような感じがしています。かっこいい、かっこわるいという形でサッカーをやっているのではなくて、効率、仕事量、守備、攻撃問わず、やらなくちゃいけないことは、汚いことでも、きついことでも、やらなくちゃいけないんだということを現代サッカーでは求められる、と選手たちに伝えました」

Q:今日の試合を踏まえて、11月3日のナビスコカップ決勝戦に勝つためには何が必要か?
「大会が違いますし、戦い方が違うと思いますし、うちは何人かの選手が出れないので…。守備で要求されたタイミングのときに、集中力・注意力という部分が今日のように欠けてしまえば、また負け続けるでしょう」
(最後に一言と監督が付け加えて)
「日本サッカー界のなかで、僕の目から見た何人かの(有力な)選手のなかで、(千葉の)阿部選手が競争心・競争力ともに高いものを持っている選手じゃないかと思います。近い将来には、違う環境でやれるだけの力を持っているんじゃないかと思います。今日彼が点を取ったからではなく、何試合か見続けているなかで、守備であろうと攻撃であろうと、自分が絡む場面のところで高い集中力を持っている選手ではないかなと思っています」以上。

オシム関連のコメントに続いて、アウトゥオリ監督のコメントを(主に自分用の)資料として、ブログにUPすることにしました。オシムの場合は、複雑・哲学的な言い回しで、かなり誤読してる可能性がある(まあ、どういう意味かを推測するのも楽しいのですが..)のですが、アウトゥオリは平易な言葉で、日本サッカーにとって足りない部分を指摘してくれるので、非常に考えさせられることがあります。ちなみに、この記者会見では、サポティスタでは、「阿部の評価」についてフォーカスされてますが、自分で、ひっかかった点は「日本の選手は、守備をやることに対して何か抵抗があるような感じがしています」という点でした。この試合を見たわけではない(仕事だった)ので、特に、守備のどの部分なのかは特定できませんが、彼が一番感じている点は、「ボールを奪われた時点で、いかに早く相手の攻撃の目をつぶすかということが弱い」ということのような気がします。その部分が、日本の選手は弱い(タイミング的にも、やり方的にも)と。攻から守の切り替えの遅さ。これは、未だに、日本サッカーの欠点かもしれません。オシムが、代表にまず植え付けようとしてるのも、「切り替え」への反応を高めることでしょう。いずれにせよ、この二人の名将からは、学ぶことが多々あります。

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2006年10月13日 (金)

PRIDE GP決勝、無料ネット配信中

あっ!とおどろく放送局で、PRIDE無差別GP2006決勝戦の全試合が無料配信中。(10月26日まで)

http://odoroku.tv/sports/pridegp2006final/

GP準決勝2試合と、決勝は見るべし。特にノゲイラ対ジョシュは、総合格闘技史上に残る名勝負だと思う。

逆に時間の無駄なのは、第6試合の中村対中尾。あまりのひどさに大笑いできるのが、第5試合の総合をなめくさって出てきたシルムの大横綱という韓国人。あとは、第1試合も西島の努力の足りなさが試合にでてます(苦笑)。西島だけは、HERO’Sの秋山の爪の垢でも煎じて飲んだ方がいいかもしれない。

GPの3試合を見ると、この前のHERO’Sが「世界最強」と言ってるのが、いかに誇大広告かがよく分かると思う(大笑)

今年観戦したものの中で、この日のミルコとオーストラリア戦のカンナバーロは、震えがくるほど凄かった。トップアスリートの中でも、めったにない、「神が与えた日」だったのだろう。

ともかく必見です。

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2006年10月12日 (木)

10/12、インド戦後、いろんなコメント

オシム監督

多くの選手が疲れていた


――後半についてどう評価するか? ロングパスが多かったがピッチコンディションの問題で、ショートパスのコンビネーションがうまくいかなかった。われわれは多くのパスをミスしていた。長いパスならば、ミスは一度しかない。

――インドは0-3で負けてしまったが
インドにはよい意図があり、選手たちもまた、多くが高いレベルにある。もちろん短所もある。すべての選手がよかったとは言えないが、多くの選手はよくやったと思う。特に9番(マンジット)とキャプテンの15番(バイチュン)、2人のFWがよかった。俊敏でヘディングが強かった。彼らには、いいパスが供給されていた。

――日本のパフォーマンスについては?
多くの選手が疲れていた。彼らはリーグでも週に数試合プレーしており、特にフィジカル面では非常に難しい状態だった。
 インドは前半の終わりごろにいいチャンスがあった。あれが決まっていたら、すべては変わっていただろう。
それから昨日の会見で話したことだが、私はシステムを重視する監督ではない。今日の試合でご覧になっただろうが、われわれは何度もシステムをチェンジした。ポジションだけでなく、選手もだ。4-4-2、4-3-3、3-4-3……これは当たり前のことだ。ただ、昨日の会見で不機嫌な態度を取ったことは、謝りたい。
(以下、日本人記者との質疑応答)

――水本の負傷交代というアクシデントはあったが、チームに流動的な動きが見られたことで満足しているのか?
率直にいって、この会見でそのようなプレーができたと言えればよかったのだが。もしこの試合に満足なら、監督である資格はないと思う。もしここで私が「満足した」と言ったのなら、あとで自分はおかしいぞ、と気がつくことだろう。常に、次の試合はもっとよくする、そういう気持ちを持っていないと監督は務まらない。そうでないと、この仕事を辞めなければならない。今後、このチームがよくなっていく見込みがないということであれば、選手を入れ替える必要が出てくる。
 改善点で一番重要なのは、落ち着いて冷静でいられること。それから効果的なプレーをすること。スキルをもっと正確にすること。これらをひとまとめにしてひとつの単語にするなら「エレガント」ということになる。私の考えだが。選手の中には満足している者もいるかもしれないが、私はそうではない。私がここで満足したと言えば、そこで進歩が終わってしまう。だから今日のような試合は満足できない。シンプルなことだ。

――後半について、フィジカル以外にどんな問題があったのか?
まずフィジカル的な問題があった。最初はアグレッシブであったのが、徐々に勢いが失われていった。最終的には3点差になったが、最初は「もっとできる」と意欲的だった選手たちが、途中から気力が衰えてしまった。それは経験が原因だったのかもしれない。つまり疲れてしまった。疲れないためには、ボールを持ったときにもっと落ち着いてプレーしていれば疲れないのだが、それができなかった。急ぎすぎたり、焦ったり、簡単なことをやれば楽なのに、難しいことを選択して失敗する。それが一番の問題だったのかもしれない。みんながデコやロナウジーニョのようなパスを出そうとする。それができる選手もいるのだが、できない選手の方が多い。だからもっと単純なプレーをすべきだ。自分がビッグプレーヤーだということを意識させたい選手もいた。もちろんそういう気持ちはよく分かる。代表(キャップ)が初めて、2回目、そういう選手が多かった。だから気持ちはよく分かる。皆さんはそういう選手から話を聞いてやってほしい。私は、それではよくないと思っているが。私はそういう選手に対して別のアドバイスを与えようと思っている。

――どういうアドバイスか?
それは皆さんでなく選手に伝える。皆さんのためではなく、選手のためのアドバイスだ。別に秘密ではないが、選手に言う前に皆さんに言うべきではない。すでに選手の一部にはハーフタイムに話した。具体名は挙げないが、後半もっと落ち着いてやれば、もっと確実にゲームを進めることができた。しかし皆さんはもうお気づきになったと思うが、彼ら全員がJリーグの所属クラブでやっているゲームよりは、今日のゲームで非常に多く走っていたと思う。もちろん代表戦ということで、特別な意味があることは選手も理解していただろう。しかし今日の試合は終わった。つまり過去のことになった。今日の試合は決して無駄にはならなかったが、今後はガーナのような強い相手ともっと腕試しができるようになればいいと思う。そこで初めて日本の実力が試されるわけだ。もちろんインドと試合をしたくなかったわけではない。そんな失礼はことを申し上げるつもりはない。しかし日本は今日の試合に満足してはいけない。もっと強い相手と(試合を)やって、勝たなければならないと私は考えている。

――昨日話されていたポリバレントという意味では、前半にストッパーがオーバーラップしたり、三都主が右からアシストしたり、できていたと考えるか?
 DFがオーバーラップしてセンタリングすることは、ポリバレントの範囲には入らない。それはいいDFであれば、誰でもやることだ。ポリバレントという意味で、今日一番のプレーヤーは鈴木だった。つまり中盤の底でやって、アクシデントに対応して1枚下がってリベロになった。それから山岸が、最初は左サイドでプレーして、その後は右サイドになった。両サイドができるというのはポリバレントである。それができる選手がそろっていると、メンバーを交代せずにチームの中でポジションを変えて、全く違う戦い方ができる。そういう可能性を実現させることがポリバレントな選手だ。
チーム全員がポリバレントである必要はない。今日は負傷者が出たので交代カードを1枚切ったが、あれがなければ別のコンビネーションの可能性があった。田中隼磨を使おうと思っていた。そして駒野をストッパーに入れる。そういうアイデアを持っていた。それも選手のポリバレントの特性を生かすテストだった。しかしストッパーの1人が負傷したことで、緊急措置として長谷部を入れて、鈴木をディフェンスラインに下げた。

――遠藤が使えなくなったことでゲームプランは変わったのか?
例えば紙の上でメンバー表を書いて、遠藤(の不在)は中村憲剛で代用が利くというふうに一瞬見えるだろう。エレガントなプレーヤーだから。それですべてがうまくいくと試合前には想像ができた。つまり遠藤と中村憲剛、両方ともボール扱いがうまくてアイデアのある選手だ。遠くまで見渡せて、パスが正確に出せる。一方では、そういう選手を2人並べて同時に使うことのリスクというものがある。つまり、そういう選手の多くは攻撃能力には優れているが、守備能力が足りない場合が多い。そこで相手が攻める時間帯が長くなると、守備でエネルギーを使い果たしてしまい、本来の攻撃能力を発揮できなくなることがある。そういう選手も中にはいるわけだ。
 皆さんの中には欧州組を呼んだらどうかと考えている方もいらっしゃるだろうが、遠藤、憲剛、それから中村俊輔、そういった攻撃的なMFを全部並べて使うわけにはいかない、ということも今の説明でご理解いただけると思う。攻撃的な選手ばかりをそろえれば格好いいかもしれない。だが、そのようなチームでは勝てないのだ。

――鈴木を後ろに下げたのは成功だったと思うか? 例えばDFの選手を入れることは考えなかったのか?
それではサッカーとして面白くないだろう。宝くじでも買った方が、当たる確率は高いかもしれない。つまり中盤の組み立て方、ゲームの運び方というものを崩したくなかった。だから鈴木を残そうと考えたのだ。前半の鈴木の調子がどうだったかについては、皆さんいろいろな見方をされるだろうが、彼は違った役割を後半に見事に果たした。そういうことだ。

JFA 小野剛技術委員長
「監督も最初に言っていたけれど、今日の試合は簡単ではなかった。インドは新しい監督になったし、我々はアウェーだった。インドはホームだし、アグレッシブに来る。楽に勝てると思ったら大間違いだと。実際に楽な試合ではなかった。集中しづらい面があった。やろうとしていたゲームはあったが、ピッチ状態が悪くてかなり難しかった。そんな中、丁寧かつ大胆に行こうという意識はあった。片側に寄せて相手を食いつかせて逆サイドを使うといった攻めに思い切ってトライした。かなり効果的なところも見せたと思う。ただちょっとボールが跳ねてやりづらい面もあった。ラストパスやフィニッシュの精度も高めていくべきだった。でもやろうとしたことにトライしたことはよかったと思う。

後半は意外とサイドを崩していた。でも前半の方がサイドのピッチ状態がよかった。後半のピッチ状態は全体が悪くなって、ボールを処理するのに1タッチ分多くなり、うまくいかなかった。終了間際に犬がピッチに入ってきたり、照明が消えて試合が中断したり…もあってやりづらかったと思う。でも日本人の方が100人以上も応援に来てくれたことがありがたかった。
今後、アジアカップ予選をどうするか。シードを含めて考えていく必要はある。AFCに対して発言していくようにしたい。ガーナ戦で頑張った水本の途中退場という残念な出来事はあったが、今日ピッチに立った播戸、中村といった選手たちがいいところを出してくれた。特に憲剛(中村)は、このチームで自分のよさを出せるという感じを持てたのではないか」

■播戸竜二(ガンバ大阪)
「ほかのチャンスを決められなかったことが悔しい」
いつもと変わりなく、得点が求められていた。いかにゴール前で仕事ができるかをずっと考えていた。ゴールを決められたことはうれしいけれど、その前に外してしまった場面があるし、ほかのチャンスを決められなかったことが悔しい。(2点目は)額にうまく当てることができた。ゴールは見えていなかったけれど、感覚で行った。(1点目は)ニアに巻が入ってくれて、その裏を狙っていた。巻にしっかり当たらなくて自分のところに来たという感じ。相手はラインディフェンスで両サイドが空いていた。サイドチェンジからチャンスを作ることができた。FWにはまずニアに1枚飛び込めという指示が出ていた。
(ポジションは右寄りだったか?)そうですね。(オシム監督から)左サイドバックが上がってきたらケアしろという指示はあった。ポジションは最初は決まっているけど、試合が始まったら無いようなもの。僕が真ん中に行ったときは巻が右に入ってくれた。巻は周りを生かすことができる、非常にいい選手だと思う。

中村憲剛(川崎フロンターレ)
「当たり前のことをやっていく」
(オシム監督から)シュートをどんどん狙えと言われていたが、前半はなかなか打ち切れなかった。後半に打って、それが入ってよかった。今日はミスも多かったし、周りの選手と合わない場面もあった。(タイミングが)合ったときもあったが、まだまだ。初めて先発で出たこともあるが、ポジション取りやパスの選択など、まだまだやることが多い。スルーパスや、サイドチェンジなど当たり前のことをやっていくことで、チーム力は上がる。これからもしっかりと練習をして、少しずつ伸ばしていきたい。まずは帰ってクラブの試合。そこで頑張っていれば、また代表に呼ばれると思う。
初スタメンは正直緊張した。硬かった感じはある。(先発は)試合前にグラウンド状態をチェックしているときに聞かされた。ヤット(遠藤)さんがいなかったので、チャンスが来るかなと思っていたから、驚きはあったけれど気持ちの準備はできていた。(得点したミドルシュートは)集中して枠に打とうとした。真芯で当たると伸びるボールだったし。前半の終わりにミドルを打った時にミスったので、落ち着いて蹴ることができた。前半は(鈴木)啓太と声を掛け合ってやっていて、後半は前との距離が遠くなったのでサポートを意識した。インドは前から激しく来ていたので苦労したが、開始15分でチャンスもあったし、それを決められたら違う展開になっていたかもしれない。こういう試合に勝てたことは大きい。前半うまくいったのは啓太が気を使ってくれたから。初めて一緒にやったけれど、よく合わせてくれた。(最後は足がつったようだが)前兆はなかった。前線に飛び出したときに、いきなりという感じ。やっぱり緊張していたのかな。ピッチの下が硬かったこともある。ナビスコカップの準決勝でもつったが、あれは延長戦。90分間でつったことは今までないと思う。
 
川口能活(ジュビロ磐田) 「声を出し合って修正しないといけない」2点をリードしてから、ボールが収まらなくなった。慌てたり、なぜか流れが悪くなった。誰がマークに付かなかったとかではなく、リズムを失うような前兆があった。リードしている時間帯の戦い方をもう少し考えたい。このグラウンドだし、難しいけれど、しっかりゲームを運べるようにしないといけなかった。今日のピッチはアップの時、コンクリートの上でやっているんじゃないかと思うくらい硬かった。選手間の距離をもう少しコンパクトにしないと、孤立して相手に狙われやすい。2点を取った後、インドが結構前に出てきた。それによって不用意なファウルを与えてしまった。どんな時も冷静に対処することが大事。声を出し合ってその場で修正しないといけない。まだちょっとおとなしいところがある。もう少しみんなで意見をぶつけ合っていくことも必要。
 
阿部勇樹(ジェフ千葉)「サイドチェンジをうまく使えた」
サイドチェンジをうまく使えた場面があった。ボールを片側に寄せると、逆サイドが空くことは分かっていたので、そこを狙えたらと考えてやっていた。後半は相手が前から来たので、そういうときにどうやってつなぐかが課題。今日はサイドで相手を引き付けてから逆に展開という攻撃だったが、今後は違う相手とやることになるし、また違ったやり方もある。メリハリを付けられればいいと思う。(前半の終わりに相手のCKから危ない場面があったが)人が少ない(水本が負傷でピッチの外にいた)ことは分かっていたけれど、危なかった。あれが入っていたら相手の勢いも違っていたと思う。それを次に生かさないといけない。
 
長谷部誠(浦和レッズ)「引き気味になってしまった」
長い時間チャンスがあった。センタリングのチャンスもあったし、どフリーになった場面もあったけど、自分は小さいミスもあった。もっと精度を上げないといけない。(オシム監督から交代出場前の)ハーフタイムには、相手のボランチに付いて高い位置でプレーしろと言われた。でも引き気味になってしまった。(中村)憲剛さんと2人とも高い位置に行くように言われたが、引いてしまった。もっと落ち着いてボールを取りにいきたかった。今日のピッチはドリブルするようなピッチじゃなかった。



(インド人記者と英語で質疑応答)

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2006年10月10日 (火)

日本代表 10/10トレーニング練習後のオシム監督コメント 

オシム監督(日本代表):
(まずはインド人記者との英語のやりとり)
「私は日本人に対してと同じように話すことを約束します」

Q:明日のストラテージ(戦略)は?
「サッカーはゲームだ。ストラテージはタクティクス(戦術)という意味ですね。ストラテージという言葉は戦争の時に使うものだ。我々にはいくつかのタクティクスがある。もちろんインドにもだ。インドにも日本にもそれぞれ長所と短所がある。我々は自分たちの長所を探すことに努力しているし、より選手をファイトさせるように試みている。それがストラテージだ。こうしたものはピッチコンディションやチーム状態などいろんなことによって変化する」

Q:芝の状態に満足しているか?
「ノット・ソー・ハッピーだ。我々はこの状況を受け入れなければならないし、選ぶことはできない。これは日本だけの問題じゃない。ピッチコンディションで試合内容に多少の変化はある。いいコンディションでやりたいのは当然だ。我々はサッカーをしているのだから。イングランドやヨーロッパの芝の状態がどんなものか知っているのか? 一級のコンディションに保たれている。このことはインドの選手にとっても同じ。芝の状態は重要だ。私は改善を望みたい。試合を戦ううえで重要な点だ。でも一晩で我々は何も変えられない」

Q:明日のフォーメーションは4-4-2か、3-5-2か?
「まずは相手の様子を見て、試合の立ち上がりに判断する。我々にはいくつものオプションがある。4-4-2も3ー5-2もできるし、4ー5-1も5-4-1もある。全て可能だ。そういうものじゃないか?」

(続いて日本語で)
Q:ガーナ戦を踏まえて、どのような修正を行うのか?
「ガーナ戦からそんなに時間がないので、修正は十分とはいえない。次もガーナ戦だったら修正することはできるが、別のチームなので単純ではない。修正ではなく戦い方を変化させることだ。23人のメンバーが同じでも進め方は違う。違う選手を使うかもしれない。ガーナ戦もいいところがあったので、それを生かしたいと思う」

Q:アジアカップの予選は突破したが、サウジアラビアとの順位争いがまだ残っている。インド戦では沢山点を取るつもりなのか?
「インドの関係者に『点を取られるつもりなのか』と聞いたのですか? サッカーの試合は学校の試験とは違う。結果が決まるのは自分たちの力だけではない。沢山点を取れるともし私が言えば、インドの選手が物凄いやる気を起こすかもしれない。今度の試合も簡単じゃないし、何が起こっても不思議ではない。あらゆる状況に対応したいと思う」

Q:今回は守ってくる相手だが、それを崩すポイントは?
「インドは監督が代わったので、違うチームになっている。4-4-2でくるだろうが、攻撃的にくるか、守備的にくるか分からない。基本は常に相手の変化に対応することだが、それは受け身という意味ではない。インドのチームなら楽勝と考えるのは間違いだ」

Q:オフ・ザ・ボールの動きを強調していたが、それはガーナ戦の反省か?
「いや、関係はない。いい試合をするためには走らないといけない。ガーナ戦は走る量はあったが、効果的ではなかった。負けて終わると全部ダメと否定されることが多いが、ガーナはドイツワールドカップでベスト16入りしたチーム。彼ら相手に60分までいい試合をしていて、足りない部分があって負けたのだ。一晩で劇的な変化はないが、まずは走らないと負けてしまう。それを強調したかったのだ」

Q:アウェーで戦うのに、試合会場で練習していないが、心配はないか?
「今日の午前中に選手たちが確認に行っている。試合前のアップの時間もある。20分くらいしかないが、その間にいろんなことを気づかないような選手は使わない。今日は本当は向こう(試合会場)でやる気だったが、雨が降ったらここでやるという条件だったし、ずっと決まらないのはよろしくないので、最初からこちらを選んだ。トレーニングをしないことでピッチ状態を保てるのなら、それはそれでいい」

Q:相手がどうかによって戦い方を決めるとオシム監督はよく言われるが、ポリバレントな選手というのは状況状況への対応力という意味なのか?
「ポリバレントの中には多くの意味が入っている。必要に応じたポジションでのプレーもそう。でも11人全員がポリバレントであるべきと言ったつもりはない。中にはスペシャリストもいる。例えばGK。GKにもたまにはポリバレントな選手がいるが、ユニフォームの色を変えないといけない。強力なストッパーというスペシャリストがいればいいし、絶対に試合で1点以上挙げるFWがいればそれもいい。でもそういうポジションの選手でもポリバレントならよりいい。巻がDFの位置に入って競ってもいいし、ガーナ戦で見せたように佐藤寿人がゴール前で相手ボールを跳ね返してもいい。阿部や駒野がゴール前に上がってシュートをする、あるいは三都主がチャンスを作るというのもいい。そういうものが組み合わさっていいプレーができるのだ。けれども1つ1つのポジションでしっかりしたプレーをすることも大事だ。それは1人1人の能力の高さも表しているのだ」

(ここからはオシム監督が自ら追加)「みなさんも先ほどのインド人記者のように、最初は4-4-2とか3-5-2とかにこだわっていましたね。システムを先に考えるという形に。しかし私の出身国にはシステムはない。政治のシステムは崩壊している。でもファシストのシステムよりはましだが(笑)。システムというのはあった方がいい場合とない方がいい場合の両方があるのだ」

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2006年10月 9日 (月)

HERO’S決勝、雑感

TV見ながら、メモ書き程度の雑感
(11/5の場所も同じ横浜アリーナで行われるPRIDE武士道のチケット購入で、節約のため、TV観戦。まあ、ぶっちゃけていうと金払ってまで観戦する価値があるのか、非常に疑問が残ったため)

・秋山VSスミルノヴァス
秋山、打撃で圧倒、KO勝ち。確かに打撃は進化してるように思う。さすがに谷川サダハルンバが桜庭に「楽してもらおう」とあてがった相手。
しかし、デニス・カーンとやったら、このタイムで、秋山、ボコボコにされて終わるんだろうなあと思ってしまう。
井上和香は、会場にいたら写真撮るかも。やはり南明奈はいらんな。和香と明奈をトレードしないかねえ..。

・大山vsメルヴィン・マヌーフ
うーん、やはり打撃では、マヌーフが秋山より、かなり上だねえ。マヌーフは、デニス・カーンと、ぜひバチバチの打撃戦をやって欲しい。しかし、このマヌーフもパウロ・フィリョ相手だと、塩漬けにされて完封負けするんだろうなあ..。

・宇野薫vsメンジバー
1R:終始、スタンドの攻防。宇野の左ミドルが、かなり効果的だが、なかなかテイクダウンまではいけない。やや宇野有利かな。3試合目でやっと総合らしい試合。
2R:まあ、宇野の順当勝ちでしょう。極めるチャンスはあったが、結構、ディフェンスがうまかったね。

・カルバンvsヤヒーラ
いやあ、ヤヒーラ相手に、あのポジションで極めてしまうとは..。カルバンはHERO’Sの舞台では、その潜在能力は、全て発揮できないかもしれないねえ..。

・アントニオ・シウバvsゲオルギー
最初にスタンドの攻防を見た時点で、ゲオルギーの打撃が、総合格闘技レベルに達していないことが判明。まあ順当な結果。

・ドン・フライvsキム・ミンス
1R:フライはさすがに衰えたねえ..。しかし、キム・ミンスは、まだまだ打撃を向上させないと、PRIDEだとスタンドでぼろ負けだな。まあ、PRIDE GP決勝に出てきたシルムの横綱よりも、かなりましだが..。2R:負けかと思わせておいて、右フック一発かあ。あの曙戦といい、フライは、1人でプロレスでもやっているのか?

・所vs金子賢
体重差があるから、健闘するだろうとサダハルンバ谷川が安易に組んだ視聴率を取るためだけのカード。金子はデビュー戦よりは動きがスムーズだったが、まだこの舞台に上がる資格はなかった。しかし、もっと所も顔面殴れば良かったのに、性格がいいんだろうなあ..。

・宇野vsカルバン
1R:さすがにスタンドの打撃では、カルバンが優位か..。しかし、危ない場面になりながらも、決定的なパウンドは貰わないのは、さすがに宇野ということだろう。
2R:いい試合だったが、まあ、PRIDEだと間違いなく宇野の負け。今までのK-1やHERO’Sだと、間違いなく延長戦突入だが、(TBSの亀田問題も影響してるのだろうが)、判定は順当(2-0でカルバンの勝ち)な結果で良かった。この二人と、KIDと元気の4人は、PRIDEのライト級で十分、活躍できるだろう。トップに立てるかどうかは、非常に難しいが..。

・秋山vsマヌーフ
マヌーフは、どうもギを着た相手に対しての寝技対策ができていなかったようだ。秋山は、確かに進化している。とりあえずおめでとう。だが、11/5には、この秋山が、おそらく1Rで完敗してしまうだろう男が、二人登場する。デニス・カーンとパウロ・フィリョだ。
しかし、つくづく思うのは、これが決して名前通りの世界最強王者決定トーナメントではないということだ。それは、9/10のPRIDE GP決勝戦のネット配信を見てもらえば、すぐに分かるだろう。

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アビスパ対鹿島、雑感

この1週間は天気と仕事先の担当者に引っかき回されたため、やっと土曜日の試合を見ることができた。

スカパー!解説の小林氏は、ほとんどアビスパの応援状態(笑)。鹿島はアウトゥオリ監督も嘆いていたように、前半寝ていたような試合をしてしまい、そのツケを払わされた試合だったように思う。アビスパも最初に飯尾の交代相手がスピードのない藪田ではなく、田中であったならば、GKと1対1になるシーンが、1,2回は創れたかもしれない。あとボランチはホベルトと北斗(もしくは布部)のコンビがベストっぽい。(やはり佐伯は要らないねえ)。この節、ほぼ3チームに絞られた残留争いは、全チームが勝ち点を取るという節になった。このシーズン、残留ラインが30以下になりそうだったが、これから、モチベーションをなくした(優勝や降格の可能性のなくなった)中位チームから、勝ち点を取ることが多くなるだろう。あと2ヶ月、残留までの長い戦いは、最後まで続くだろう。

アビスパの次の試合は、アウェイの駒場に乗り込んで首位レッズ戦。ホベルトと北斗を欠く試合で、かなり厳しい戦いになるだろう。なんとか1点取って、勝ち点1をもぎ取りたいところだ。狙い目は、代表のインド遠征で疲れ果てている(はずの)鈴木啓太とアレックスのあたりから出るほころびを突くという以外に、点を取るイメージがない(苦笑)

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2006年10月 7日 (土)

アビスパ 2-1 鹿島

審判:松尾 一
GK水谷
DF:吉村、宮本、川島、山形辰
MF:久藤、  中村、ホベルト、古賀誠
FW:布部、飯尾
交代、63分:藪田←飯尾、68分:城後←ホベルト、82分:田中←古賀誠
控え、GK:神山、DF柳楽、FWバロン、アレシャンドレ
5分、久藤のFKから左サイドの古賀が内田相手の1対1に勝ち、ゴール前へグラウンダーで入れる。それを押し込んだ飯尾。1-0
15分、飯尾が右サイドからクロス、布部がヘッド、2-0
51分、野沢ゴール、2-1

ハーフタイムコメント

●川勝良一監督(福岡):
・バランスよくできている。相手の中盤に入れる全員のサッカーができている
・相手に前を向かせないように
・2点取っているが、ないものと思って行け

●パウロアウトゥオリ監督(鹿島):
・試合の入り方が悪すぎる。特に球際を厳しく。気持ちで負けている
・FWは相手の背後のスペースを狙って積極的に動け

試合終了後●川勝良一監督(福岡):
「この間のゲームが、私が来てから一番悪いゲームでした。勝ったことでああいう油断が出たので、1週間かけてチームの修正と、特にメンタル面での立て直しに時間を使いました。何人か出られない選手がいたんですけれども、今日のゲームは新しく出た選手たちが、相当戦ってくれたと思います。ゲーム前に話したのは、『いつも逃げているような、ライオンに追われているウサギのようなサッカーは、もうできない。今日からは全員がライオンになって相手に襲い掛かるようなゲームをやらないと、組織力とか、足りないスキルの差を補うのは不可能だ』という話をしていました。選手は良くやってくれました。前半の入り方は本当に良くて、後半は苦しかったですけれど、いまできるベストのプレーをしてくれたと思います。来週、また出られない選手が2人いますけれども、うちは今日のような気持ちで残り試合全部をやっていこうと思っています」
Q:おめでとうございます。今日4バックのメンバーが新しくなったことと、中村選手がボランチでプレーしましたけれど、そのあたりの評価をお願いします。
「(中村)北斗は、本当はもっとプレー機会の多いところで使いたいというのがありました。佐伯が今日のゲームに出られませんでしたし、本人もそういうプレーを希望していて、お互いの意見か一致したので迷わずにボランチで起用しました。できれば、攻撃でも飛び出しを何回もしてほしいと伝えました。北斗は身体能力が高いので、中盤のカバーを、極端に言えば2人分くらいやってほしいと。その通りやってくれたと思います。
バックラインについては、今日の4人でやったというのはほとんどないですけれど、過去に自分のミスとか、修正すべき点があって、その部分で失点した場面を、頭の中で何がおかしかったのかを具体的に整理して、何が悪かったのかを頭に叩き込んで、後は集中して、きつくてもラインを高くして下げないということを要求しました。そういう繰り返しでお互いに声をかけて、4人とも良くやってくれたと思います」

Q:非常に気持ちの出た試合でしたが、気持ちだけではない、何か鹿島戦用に準備してきたこともあると思います。そのあたりについて聞かせていただけますか?
「相手は4-4-2で、中盤のワイドがあまり高い位置を取らなければ、相手のサイドが前に出てくれるんで、2バックになるところの外を飯尾と布部が狙うというのが前半は当たりました。うちが奪ったボールを、さほど精度が高くなくても入れられるスペースがあったので、それと飛び出しが合っていたので非常に効果的にいけたと思います。選手も何回もロングラン、フリーランニングで出てくれました。そして、クリアする選手もクリア=パスという意識で、中盤に当てないということでした、前半は特に。相手も狙っているんで。その辺のことを上手く前半はやってくれました」

Q:後半に古賀選手を何回か呼んでいましたけれど、どんなことを指示されたのでしょうか?
「古賀とか久藤がボールを持つと、相手が2バックなので逆が空くので、入る選手にもセンターでは受けないということを指示しました。新しく入った選手がゴールに焦りがあるのか最短距離を走って窮屈になる場面もあったんですけれど、抜けてもいいから対角線上に全部ボールを入れてほしいと、古賀には何回か指示しました」

●パウロアウトゥオリ監督(鹿島):
Q:結果的に序盤の2失点が響いた形になりましたが、どのようにお考えですか
「まあ、なすべくして罰を与えられたなと。やはり、45分間、試合をやっていないということが2失点につながったと思いますし、それが最後に響いた形になったと思います」
Q:最後のシーンは何を抗議されていたのでしょうか
「選手がちょっと混乱してレフェリーを囲んでいたので、そういうことをやらないようにと注意しに行ったのですが、勘違いされて逆に私が抗議していると思われたようです。私は30年間サッカーをやってきて、レフェリーと問題を起こしたことはありません。ですから、そういうことはしませんし、もしレフェリーがミスを犯したとしても、レフェリーの判定のせいにして、45分間で自分たちがやるべきことをやらなかったことの言い訳にするのは、おかしなことだと私は選手たちに言いたいです。レフェリーのいい、悪いは別にして、まずは自分たちが何をやらなかったから、こういう結果になってしまったのかということを、お互いに反省しなければいけないと思います」
Q:後半は、ほぼ一方的に攻めましたが、後半に入るにあたっての修正点はどのようなところにあったのでしょうか
「修正すると言うよりも、試合の入り方、あるいは姿勢というところを私は言いました。また、試合は45分だけではなくて90分であって、たとえば60分集中してできても、残りの30分で集中を切らしてしまったり、あるいは、最初の60分は集中力がなくて、残りの30分を頑張ろうと思っても、それは試合ではありません。サッカーというのは90分のスポーツであって、いかにして集中力、注意力、あるいは試合の密度、自分たちの動きの密度という部分を高くすることが重要であって、それを一人、一人が意識しなければいけません。45分間やらなかったことに対する罰として2失点したのだと私は思っています」


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