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2006年9月25日 (月)

対セレッソ戦、ここからが本当のスタート 

スカパー!にて録画観戦、アビスパ 1-0 セレッソ

ピッコリ体制でJ2降格したあの2001シーズン、レギュラー選手の不祥事、残留の切り札として獲得したロペス・ワグナーのケガ、その他、さまざまなことがアビスパには起こった。全くツキというものに見放されたシーズンだったように思う。だが、今になって思えば、あのシーズンに降格しなくても、ピッコリ体制下では、チームの高齢化が進むだけで、いつかはJ2に落ちなければいけなかっただろう。サッカーの神様は、あの時、アビスパに「やり直せ!」と言っていたのだと思う。

今シーズン、アビスパは、ツキという意味ではまだ見放されてはいないように思う。8/30大宮戦では、相手が前節の大敗の影響であまりいい状態ではなかった。アウェイの大分戦では、心臓部のWボランチのブラジル人が不在だった。9/16の横浜戦では、エースの久保が、前半の早い時間で退場してくれた。そして裏天王山と言えるセレッソ戦では、相手DFの主力が3人もいなかったし、最も警戒すべき名波と西澤、森島の連携はピッチ上では1分間も実現しなかった。あの2001シーズン、サッカーの神はアビスパに「やり直せ!」と言い続けていた。だが今シーズン、神は、まだアビスパを見捨ててはいない。それどころか、フロントの相変わらずの失策、監督の無能ぶりにも関わらず、まだチャンスを与え続けてくれているかのようだ。

もちろん、この勝利は運だけで引き寄せたものではない。中倉氏の記事によると、選手だけでの緊急ミーティングを行い、監督に意向を伝え、組織的な守備を取り戻した。そしてそのことが最大の勝因だったと思う。全ての選手は限界まで走り、ひたむきにチームのためにプレーしていた。それでも試合は最後まで、どう転ぶか分からない展開だった。だが結果が出たことで、選手は失っていた自信を取り戻したはずだ。そのことは、これからの残留をかけた戦いにとって最も大きいことだと思う。「方向性は間違っていない。この戦い方を続けるんだ」という確信を持ち、それをやり続けること、それ以外に今のアビスパが残留する方法はないだろう。

もちろん、いい点ばかりではない。解説の川本治氏も指摘していたが、パニックになった場合に、チームを落ち着かせる選手はこの試合でもいなかった。(立場上はカピタンのホベルトがやるべきなのだろうが、おそらくホベルトは、プレーで示すタイプの選手なのだろう。将来的には千代反田がその役割をやるのだろうが、残念ながら、現状ではまだJ1での経験が不足して、そこまでの影響を与えきれないだろう)。川勝の選んだスタメンは、やや守備的ながらバランスはなんとか取れていると思う。だが痛んでいる選手の交代が、それぞれ5分から10分ほどは遅かったように感じる。試合後、布部が涙ぐみながらもインタビューで答えたように「これを最低限にして」やり続けるしかない。

あと10節+2試合、アビスパにとって長い長い戦いが残っている。選手にとってもサポにとっても、それは我慢する時間が長く、かなり骨の折れる仕事になるだろう。だがJ2に落ちたくなければ、それをやり続ける他に方法はない。「死んでも生き残れ!」いつかのPRIDE GPのテーマだが、今のアビスパにとって、これ以上ふさわしい言葉はないだろう。

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