« 8/9国立で「川淵やめろ!」コールを | トップページ | 川淵会長にレッドカードを »

2006年8月 2日 (水)

亀田興毅世界タイトル戦

WBA世界ライトフライ級王座決定戦、2006年8月2日、横浜アリーナ
亀田興毅(世界ライトフライ級2位)VSファン・ランダエタ(世界ライトフライ級1位、ベネズエラ)

判定は、今の判定システムとは違うようですが、あくまで個人的な印象です。

1R: ガードを固めながら強烈なパンチを繰り出す亀田。それに対しランダエタは上体をうまく使いながら的確にジャブを当てていく。 ラウンド終盤、亀田はランダエタの右フックをあごにもらい、ダウン。8-10
2R:亀田はダウンの回復を図りながらも攻めの姿勢は見せる。ランダエタは、一気に仕留めるほども追っていかないが、ガードの上からでもこつこつ当ててくるジャブがやっかいだ。個人的には10-10
3R:亀田はボディから顔への連打で突破口を見いだそうとするが、1発はいる度に
ランダエタは、その都度、パンチを返す。パワーでは圧倒的に亀田だが、この辺のテクニックと経験ではランダエタのうまさがひかる。10-10
4R:序盤にフックをもらったことから亀田の動きが少し落ちる。そこを連打で打ち込みポイントを稼ぐランダエタ。9-10
5R: 右ボディで糸口を見いだそうとする亀田。だがランダエタも、的確にパンチを返し、亀田のラウンドになることを許さない。このラウンドは互角。10-10
6R:このラウンドは亀田のパンチの回転が良くなってきた。右の細かいパンチが的確に捉える。2分ごろまでは完璧に亀田ペース。しかし、ランダエタも終盤反撃を見せる。この辺が老かいさだろう。しかし、このラウンドは亀田10-9。
7R:亀田の左ボディがランダエタの動きを止める。一気にパンチをたたき込もうとする亀田。しかし、ランダエタも終盤は回復し打ち返す。10-9
8R:接近戦から中間距離へと戦い方を変えたランダエタ。手数は多いが、亀田のパンチ力が勝る。何度かランダエタを追いつめかけるが、うまくいなされる。だがこのラウンドも亀田10-9
9R:亀田のボディ攻撃がランダエタに確実にダメージを与えていく。だが決定的なパンチはもらわないランダエタ。終盤は打ち返し手数で上回る。この辺はキャリアの差だろう。しかし、このRも亀田10-9
10R:亀田の追い込む力も、このラウンドは若干落ちてきた。中間距離での打ち合いは手数でランダエタ、破壊力で亀田。互角の展開。10-10
11R:2分までは両者互角。だが打ち合いの中でランダエタの右ストレートが亀田の顔面をとらえてからは、完璧なランダエタペース。必死にクリンチで逃れようとする亀田。どうにか3分持ったが、このラウンドは9-10。(ジャッジによっては8-10でもおかしくはない)
12R: 亀田は攻め疲れでパンチ力と追う力がなくなっていく。一方、ランダエタはベテランの見事なペース配分を見せ、手数で亀田を圧倒。亀田も時折、鋭いパンチを放つが、単発だ。9-10
12R合計115-116。僅差ながらランダエタの勝ち。
生中継を見た限りでは「3-0で亀田負け」と思ったが、詳細に見返すと、結構、ぎりぎりだったことを発見する。それでも亀田の僅差の負けだが、ボクシングの世界でも、「挑戦者の場合、アウェイではKOしない限りタイトルは移動しない」ということもあるので、十分にひっくり返るスコアだったようだ。日本では2-1の判定だが、ベネズエラでこの試合なら3-0でランダエタだったはずだ。戦前には個人的には「亀田5RでKO負け」と思っていたので、亀田の強さが意外だった。だが、世間で持ち上げるほど圧倒的な力を彼が持ってる訳ではないことが証明された試合だった。逆に言うと、これまでいかに噛ませ犬を当てていたのかが分かるのだが..。亀田にとってはボクシングの奥深さを思い知った試合になっただろう。一番、ほっとしてるのはレコ大を30日にずらしたTBSディレクターに違いない。亀田親父も、豪快そうに見えて、一階級落としたことが、ぎりぎりだが、うまく行ったのだろう。何回かの防衛戦は、おそらく勝てる相手としか組まないはずだが、指名試合で最強の挑戦者と組まれた時、今の亀田では攻略されるだろう。いかに天狗にならずに、技術を上げていくのか、亀田の挑戦は、まだまだ始まったばかりだ。

|

« 8/9国立で「川淵やめろ!」コールを | トップページ | 川淵会長にレッドカードを »

格闘技(主にPRIDE)2007」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172163/14935171

この記事へのトラックバック一覧です: 亀田興毅世界タイトル戦:

« 8/9国立で「川淵やめろ!」コールを | トップページ | 川淵会長にレッドカードを »