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2006年6月14日 (水)

6/14,フランクフルトにてドイツ人たちとPVを見る

今日はスペイン対ウクライナのあるライプツィヒか、ドイツ戦があるドルトムントのどっちかに行こうと思っていた。しかし、体は夜行ICEでの移動でかなり疲れ果てていたようだ。帰宅後、2時間の仮眠のつもりが起きたら14:30だった(苦笑)。8年前はこのスケジュールでも平気で移動できていたのに..。体力が落ちていることを痛感する。
ということで、TV観戦&PV観戦に切り替える。フランクフルトのPV会場までアパートから歩きで15分ほど。前回のイングランド対パラグアイの時は試合開始前に行って、大画面で見れなかったため、今回は万全を期して、サウジ対チュニジアの前半が終わってからPV会場へ向かう。かなり早めに行ったにもかかわらず、なんとPV会場は満員でクローズされていた。とりあえず入場待ちの行列に並ぶ。
試合開始30分前、「PV会場のメインアリーナは満員で入れません」か「入れる可能性は少ないです」かどっちか分からないが、警官と警備の方からアナウンスされる。(ドイツ語は分からないので、あとはあくまで類推です)それでかなりの人が行列から抜けた。しかし、半分ほどは残って警官たちに「どうにか入れないのか」としきりに言っている。
開始20分前、拡声器を持った警官が行列待ちの群衆に呼びかける。

警官:「メインアリーナに入りたいか?」
群衆:大声で「イエス!」
警官:「ドイチェラントを応援したいのか?」
群衆:大声で「イエス!」
それを何回か繰り返した後、

警官:「じゃあ、門を開けてやろう」
群衆:大声で「ダンケ!(ドイツ語でありがとう)」

例えはかなり古いが、アメリカ横断ウルトラクイズの「ニューヨークへ行きたいか?」のやり取りを思い出してしまった。ともかく試合開始10分前、入念なボディチェックの後、メインアリーナに入場。PV用の座席はいっぱいだが、スペース的にはかなり余裕があった。おそらくセキュリティ上の問題で、あまり人を入れたくないのだろう。もしくは、イングランド対パラグアイの時に人を入れすぎて何か問題が起こったのかもしれない。

試合が始まった。ドイツ人達は足を踏みならしたり、「ドイチェラント」の合唱をしなががら、必死で応援する。ただ、試合の展開もちゃんと見ているため、予想よりは盛り上がらない。なにぶん、ドイツ代表の試合がぐだぐだなのだ。展開をちゃんと見ていれば、そんなに盛り上がれるような試合ではない。
それが変わってきたのは試合終了まで残り20分を切ってからだろうか。オドンコールの投入から、ドイツの必死な攻撃が始まる。得点の予感が高まると、ようやくPV会場もかなりの熱を帯びてきた。それは残り時間が少なくなるにつれ激しくなっていく。そして終了間際の劇的なゴール!抱き合って喜ぶ群衆たち。「ドイチェラント!、ドイチェラント!」の大合唱がはじまる。試合終了後、ファンフェス会場は、大音量の音楽がかかりはじめ、勝利の踊りが始まっていた。
フランクフルト市内には、ドイツ国旗を掲げた車が何台も繰り出している。街中でも「ドイチェラント!」の勝ちどきが、所々でわき起こっている。ドイツ代表は、国民の応援に応え、義務である勝利を提供できた。国民は勝利によってカタルシスを得ることができた。
その光景は、この試合に関しては、よそ者でしかない自分にとっても、「気持ちのいい」光景だ。
国民は、金銭面も含め、さまざまな形で代表を応援する。その見返りとして、代表はW杯の試合に勝利し、カタルシスを国民に提供する義務があると思う。
8年前の3連敗の後、代表はその義務に応えることができなかった。その矛先として選ばれたのは、エースに指名されながら0点に終わった「城」だった。だが、あの時も最大の戦犯は、監督経験のない岡田武史をW杯本番でもそのまま使った長沼会長だった。
今回、もし日本代表がカタルシスを提供できなかった場合、水をかけられるべきなのは、選手でもなく、監督のジーコでもない。8年前の教訓も忘れ、監督経験もなく協会と広告代理店の要望に従順な、つまり自分たちにとって扱いやすいという理由だけで、独断でジーコを選び、4年間任せ続けた川淵キャプテンだろう。
もう一度言う、もし3連敗した場合、最も水をかけられるべき人間は川淵キャプテンだ。その順番を間違えてはいけない。

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