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2006年5月 5日 (金)

PRIDE無差別GP2006、1回戦

5月5日、大阪ドーム(都内スポーツバーにて観戦)

第1試合(ワンマッチ)、ギルバート・アイブル●-○ローマン・ゼンツォフ(1R、4分55秒、KO)、短評:連敗中のアイブルは、体自体は切れが良かったように思う。しかし、相手にテイクダウンされそうになった状態とグランド状態の対処法は、リングスに引き抜かれた当初から見ても、さほど進化していない。アイブルとDSEの契約があと何試合残っているか分からないが、このままだとそのまま契約は終了してしまうだろう。

第2試合(GP1回戦)、アリスター・オーフレイム●-○ファブリシオ・ヴェウドム(2R、3分43秒、腕固め)、短評:終始、スタンドでは打撃でもテイクダウンでもアリスター優勢の状態だった。ファブリシオはガードポジションからの一発の極めにかけるしかない状態。しかし、2Rに入り、アリスターの勢いが止まった時、ファブリシオはクロスガードから、アリスターの左腕を絞り上げて逆転勝利。アリスターは体重を増やしてからのスタミナと柔術系の技術不足、ヴェウドムはスタンド状態に更なる課題が見つかった試合だった。ヴェウドムはムンジアル(柔術世界選手権)2回優勝の技術を見せつけたが、ヒョードル相手では、ガードから極めることはできないだろう。

第3試合(GP1回戦)、高阪剛●-○マーク・ハント(2R、4分15秒、KO)、短評:世界のTKは、1R前半のハントのバックを取った時が、最大にして最後のチャンスだった。ハントに逃げられた後は、魂の打ち合いを演じるも、K-1GPチャンプ相手ではさすがに分が悪すぎた。ハントは、進化しているが、やはり今の状態ではヒョードルには勝てないだろう。しかし、ハントの試合は、いずれも白熱した試合になり、おもしろいよな。

第4試合(GP1回戦)、ジョシュ・バーネット○-●エメリヤーエンコ・アレキサンダー(2R、1分57秒、V1アームロック)、短評:1Rはスタンドの打撃戦の終始した。ジョシュはパンチをふるってアレキの懐に入ろうとするが、アレキは長いリーチのパンチと強烈な突き放しで、組みつくことを許さなかった。しかし、2Rに入るとアレキのスタミナが切れて、ジョシュが組み付いてからサイドポジションを取ることに成功。その後は、アレキの心が折れたのか、ほぼ無抵抗で腕を極めることに成功する。GPに残った相手で、ヒョードルが最も嫌な相手は、このジョシュだろう。もちろんスタンドの打撃では間違いなくヒョードルが上だと思うが、その他は、さほど差がない上に、体格ではジョシュが一回り大きいだけに、長引けば、ヒョードルにとって厳しい試合になることは間違いない

第5試合(GP1回戦)、藤田和之○-●ジェームス・トンプソン(1R、8分25秒、KO)、短評:3年前より、藤田がどれだけ進化しているか見るのにトンプソンはいい相手だったように思う。結論としては、藤田はそれほど進化していなかったように思う。3年前は、あの足へのタックルでテイクダウン取れたが、今のPRIDEでは、打撃を入れてからのタックルか、もしくは相手の打撃を空振りさせた瞬間に入るしかないように思う。あのタックルの仕方では、今のミルコ相手では、何回か切られた後に頭にパンチかキックを狙い撃ちされて終了だろう。藤田はマルコ・ファス道場に通っているみたいだが、ファス道場ではPヒーゾも結果を出してないように、今の総合の技術進化についていけてないのかもしれない。レスリング系としては、ランディー・クートゥアやダン・ヘンダーソンのいるクエストの方に、道場を変えた方が、良さそうな気がする。

第6試合(GP1回戦)、ミルコ・クロコップ○-●美濃輪育久(1R、1分10秒、KO)、短評:力が違いすぎました。ミスマッチ。

第7試合(GP1回戦)、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ○-●ズール(1R、2分17秒、腕ひしぎ十字固め)、短評:これも力が違いすぎましたね。しかし、ノゲイラのあの腕を取って、一旦、下に引っ張ってから、さらに足を抱えてやるテイクダウンの仕方は、間違いなく、ヒョードル相手にテイクダウン取るための秘密兵器の一つだろう。前回のGPではスピニングチョークとヒョードルにパウンドを食らわないための新ガードポジションを疲労したノゲイラだが、今回は、さらに、いろんな秘密兵器を隠しているような気がする。

第8試合(GP1回戦)、吉田秀彦○-●西島洋介(1R、2分33秒、三角絞め)、短評:西島はボクシングをやる気だったようだが、ここは総合のリングだった。グランドの他に、西島にはキックへの防御技術も上げて行かなければいけない。歳を考えると、西島には、やることが多すぎるような気もする。とにかく、この試合も力の差がありすぎる試合だった。

今回のGP1回戦は2004年のヘビー級1回戦には及ばないが、かなりおもしろい興行だった。しかし、特に前半5試合は、素晴らしい試合が多かったが、後半3試合は、ミスマッチが多かったと思う。まあ、本当ならズールの所にシウバ、西島か美濃輪の変わりにショーグン、ハリトーノフのいずれかが出てたはずなので、凄い興行になった可能性も大いにあったのだが..。

いずれにせよ、残った8人で、かなりおもしろい試合が組まれることは間違いない。予想としてはヒョードル対ジョシュ、ノゲイラ対ファブリシオ、ミルコ対吉田、ハント対藤田。この組み合わせが、結構、試合全体が盛り上がる可能性が高いような気がする。(日本人二人は、ストライカー以外だと、おそらくノーチャンスだろう)。しかし、ヒョードルの怪我が7月までに治る見込みが少ないらしいので、カード自体が決まるのが遅い場合、期待していたよりも、かなりグダグダになる可能性もありそうだ。(そういうDSEのゴタゴタも含めてGPは楽しみなのだが..)

しかし、この頃、予定通りだとドイツなんだよなあ..。地上波は録画できるのだが、スカパー!は録画できないから、なんとか全部の試合をフルタイムで見たいのだが、知り合いにスカパー!加入者がいないだけに、頭が非常に痛いところなのだ..。

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