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2006年4月 2日 (日)

五味が負けた日

PRIDE武士道-その拾-、2006年4月2日、有明コロシアム

第1試合、池本誠知●-○イーブス・エドワーズ(判定0-3)、短評:池本、自分のストロングポイントである打撃でイーブスに上回られ何もできず

第2試合、石田光洋○-●ポール・ロドリゲス(1R、2分29秒、フロントチョーク)、短評:修斗ウェルター級王者・川尻達也の盟友・石田が初参戦。石田の完勝だった。マイクはいやに丁寧だった。

第3試合、アライ ケンジ●-○ジェンス・パルヴァー(1R、3分59秒、KO)、短評:今成正和が急病のため、アライケンジが緊急出場。激しい打ち合いの末、パルヴァーの勝利。アライは結構打たれづよかったが..。

第4試合、デニス・カーン○-●マーク・ウィアー(1R、4分55秒、KO)、短評:韓国系というが、そうはとても見えないカーン、初めて完勝。

第5試合、ルイス・アゼレード●-○ヨアキム・ハンセン(1R、7分9秒、KO)、短評:王者・五味への挑戦者決定戦のような意図で組まれたカード。個人的にはこの日のベストバウト。ボクシングでは互角、キックを入れると、ややアゼレード有利な展開で激しい打撃戦が続いた。アゼレードが体勢を崩した所にハンセンの強烈な左ひざが入って、ハンセンの鮮烈なKO勝ち。これで3度目となるアゼレードよりも一度五味に勝ってるハンセンの方が五味の防衛戦が組みやすく、DES的にも良かったはずだったのだが..。

第6試合、ムリーロ・ニンジャ●-○パウロ・フィリョ(判定0-3)、短評:共にミドル級からウエルター級に階級を落として臨んだ初試合、ダンヘンへの次期挑戦者候補に残るためにも、両者とも負けられない戦い。この試合も結構期待してた試合だった。しかし、膠着した展開になり判定で終わった。フィリョはテイクダウンを取って、サイドポジションから終始、打撃を加えたが、KOも間接も極めることはできなかった。

第7試合、郷野聡寛○-●キム・デウォン(1R、4分0秒、腕ひしぎ逆十字固め)、短評:1R前半、韓国の柔道家に、まさかの打撃で追い込まれた郷野。だが、キムのスタミナ切れと共に、逆襲。コツコツ打撃で追い込み、十分弱らせてから、腕ひしぎ逆十字で、完勝。

第8試合:近藤有己●-○フィル・バローニ(1R,0分25秒、KO)、短評:ミドルから適正体重のウエルター級に体重を落として臨んだパンクラスのエース近藤だったが、バローニに完敗。近藤をウエルターでの日本人エースにするつもりだったDSEとしても痛い敗戦だった。

第9試合、美濃輪育久○-●ジャイアント・シルバ(1R,2分23秒、TKO)、短評:美濃輪が「噛ませ犬」シルバを順当にKO。ウエルター級でまともな相手と組むと力的に厳しい美濃輪だが、ストライカータイプでグランドに弱点がある相手では、これからも輝くことはできるだろう。

第10試合:ダン・ヘンダーソン○-●三崎和雄(判定3-0)、短評:1Rはグランドで何とかコントロールした三崎だが、効果的な攻撃はできなかった。2Rはスタンドでの打ち合いになった。三崎もかなりの抵抗を見せたが、ヘンダーソンの打撃が上回る。個人的には「ジャッジ小林、ダン!」が聞きたかったのだが(笑)。

第11試合、五味隆典●-○マーカス・アウレリオ(1R、4分34秒、肩固め)、短評:数日前に風邪を引き、しかもモチベーションの上がらない五味が、五味をかなり研究してきたアウレリオに完敗した試合だった。

五味エースで武士道を展開していきたいDSEと、2年間全力で走り続け燃え尽きた状態になってしばらく休みたい五味。両者のずれが生んだ必然的な敗戦だった。ただし、この試合で「テイクダウン取られた状態での間接技への対処」という、五味最大の弱点が暴露されてしまったので、五味には試練が訪れるような気がする。桜庭がシウバに負けて以来、強さを取り戻せなくなったが、五味も、そうなる可能性も少なからずあるような気がする。DSE榊原社長は、今年は五味の防衛戦とトーナメントを軸に武士道を展開する予定だったろうから(あくまで想像)、無差別GPも含め、さらに悩める日々が続くのだろうな..。

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